【FX】RCIはFX初心者向けの最強インジケーター!勝つためのRCIの使い方を解説!

FX初心者向けの最強インジケーターRCIを紹介します。

 

RCIは比較的最近メジャーになってきたインジケーターで、FXトレーダーの間で非常に人気があります。

 

今回の記事ではRCIの人気の秘密に迫ります。この記事を読み終えたころには、ぜひRCIでトレードをやってみたくなっているはずです。

 

インジケーターRCIとは

 

RCIRank Correlation Indexの略です。RCIは価格と時間にそれぞれ順位を付けて、この2つの要素にどれだけの相関関係があるかをグラフ化したインジケーターです。

 

RCIを使ってトレードする際にはこのような難しい意味合いは理解していなくて大丈夫です。RCIの特徴・使い方・メリット・デメリットをしっかり把握しておけば十分です。

 

通常はRCIを3本使って使用していきますので、ラインの意味合いと、数値、そしてその使い方を説明していきます。

【FX】RCIはFX初心者向けの最強インジケーター! 

一般的なRCIの見方

 

RCIには2つの特徴があります。

 

まず1つ目が、短期・中期・長期で表される3本のラインです。初期設定では短期(9)、中期(26)、長期(52)というパラメーターが設定されています。RCIはこの初期設定のまま使用します。

 

見方としては、短期・中期・長期の3本のラインが同一方向へ向かっているときにトレンドが発生していると判断します。逆に言えば、3本のラインが同期していない時は、トレンドが発生していない状態(レンジ相場、もしくはトレンド相場の調整段階)と見ることができます。

 

下図のRCIは、赤色が短期、緑色が中期、黄色が長期のラインを示しています。3本のRCIラインがすべて上向きになった時、買い有利と判断することができます。

2つ目は、短期・中期・長期それぞれに付与される数値です。これは-100100まであります。0はレンジ状態、0100であれば買い優勢、-1000であれば売り優勢と見ます。一般的にはRCI数値が80以上になれば買われ過ぎなので、そろそろ売りへ反転する頃合いと考えられ、-80以下になれば売られ過ぎなのでそろそろ買いへ反転する頃合いであると考えられています。

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しかしこれはあくまで一般論です。

 

勝つためのRCIの使い方

 

RCIのごく一般的な見方についてここまで書いてきました。どのような本・ネット情報を見ても、同様のことが書かれているはずです。

 

しかしRCIの強みを活かして勝つためには、この見方だけでは不十分なのです。何が欠落しているのか。それは『今の相場がトレンドなのかレンジなのかを明確に判断』できていない点です。

 

RCIの短期足(5分足や15分足)を使えば局所的にはインジケーターとして効く場合もありますが、相場全体として、買い方向なのか売り方向なのか、大局的にどちらの方向へ向かっているのかを把握した上でRCI短期足を使わなければ、宝の持ち腐れとなるのです。

 

RCIは、これ1つだけでFXトレードしても勝てる、極めて優秀なインジケーターです。通常は他のインジケーターと組み合わせてダマシを防いだりするものですが、ことRCIに関しては、このインジケーター1本でも勝負ができるほど優秀です。

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しかし、いくら優秀なインジケーターだからと言って、RCIの短期足だけではダマシも多く勝つことは難しいのです。複数の時間足を使って、まず相場の大局観をつかむことが重要なのです。これがRCIを使って勝つために必要な考え方です。

 

RCIの真の魅力はトレンド・レンジ判定ができること

 

本やネット情報を見ると、RCIはトレンド相場に向いているであるとか、いやいやRCIは買われ過ぎ・売られ過ぎを判断するためのレンジ逆張りエントリーに向いているであるとか、様々な見解が飛び交っています。では一体どちらが正解なのか。

 

結論から言います。RCIは、トレンド相場・レンジ相場どちらにも対応しています。RCIはトレンド相場でもレンジ相場でも威力を発揮します。RCIはトレンド・レンジのどちらにも向いている、これが答えです。

 

順張りトレンドフォロー型のトレーダーはRCIをトレンド発生の判断基準として使っていますし、レンジ逆張り型のトレーダーはRCIを買われ過ぎ・売られ過ぎの判断基準としてRSIやストキャスティクスのような感覚で使っている、それだけのことです。

 

1つのインジケーターで、トレンド・レンジいずれにも対応できるというのは、数あるインジケーターの中でもRCIぐらいのものです。これこそが、RCIの人気の秘訣なのです。

 

ではここから重要なことをお伝えします。

 

RCIの本当の魅力(威力)は何か。それは『RCIの大きな時間足を使えば、現在の相場がトレンド相場なのかレンジ相場なのかをある程度判定できる』ことなのです。実はこれがRCI最大のメリットです。RCIはこの使い方さえすれば、トータルでは勝てます。逆に言えば、この使い方をしなければ、トータルで勝つことは難しくなります。

 

RCIを使って勝っているトレーダーは、RCIを局所的に使っているのではなく、まず大きな時間足でRCIを使って、相場の方向感を把握しています。トレンド状態(買いor売り優勢)なのかレンジ状態(レンジはレンジでもやや買い有利のレンジなのか等も含め)なのかをつかみ、その後、短期足RCIでエントリーのタイミングを計っているのです。

 

まとめます。RCIは、まずは長期足で相場の方向感を把握した後、短期足でエントリーのタイミングを計る、という使い方をして下さい。これさえ守れれば絶対に大崩れはしません。利益確定:損切り=11という条件下においても、平均すれば1064敗から73敗をキープできます。

 

RCI1時間足こそが生命線

 

ではRCIを使ってどのようにトレンド・レンジ相場の判定を行うのか。答えは1時間足RCIです。RCIでは、1時間足こそ生命線だと考えて下さい。

 

1時間足という時間足は、世界中のトレーダーたちに最も使われている時間足です。例えばスキャルピングなら1分足・5分足をエントリータイミング用として使いながら環境認識として1時間足を用いることが多いです。また、デイトレードやスイングトレードでも、1時間足は必ずと言っていいほど利用されています。

 

多くの人に使われているということはそれだけ機能しやすい、という裏返しでもあります。1時間足RCIは、相場の方向感を把握する上で非常に有り難い存在なのです。

 

では下図のように1時間足にRCIを表示させてみます。赤色が短期(9)、緑色が中期(26)・黄色が長期(52)です。ちなみに、パラメーターは初期設定のこのままにしておいて下さい。よくパラメーターを触って、勝ちやすい設定を探す人がいますが、これは時間の無駄となります。

、勝ちやすい設定を探す人がいますが、これは時間の無駄となります。

 

先ほどの1時間足の話でもそうですが、最も多くの人に使われている設定こそ、インジケーターとして機能しやすくなります。その観点においても、パラメーターは初期設定のままにしておいて下さい。

 

では、この1時間足RCI3本のラインを使って、どのように環境認識するのか。答えは『中期・長期の方向が一致しているかどうかを見る』です。

 

短期の赤色は見ずに、緑色の中期と黄色の長期、この2本のラインに注目します。この2本のラインが同一方向に向かっていればトレンド判定、2本のラインが違う方向に向かっていればレンジ判定とするのです。

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上図は、より分かりやすくするために短期(赤色)を消して、中期と長期だけを表示させた1時間足RCです。どこが上昇トレンドでどこがレンジか、一目瞭然です。ちなみに下に張り付いている時の向きは下、上に張り付いている時の向きは上と見ます。

 

たったこれだけのことです。1時間足RCIの中期と長期のラインの向きだけをチェックすればいいのです。これならFX初心者であっても簡単にできるはずです。

 

ちなみにRCIの数値は、1時間足の環境認識においては使いません。あくまで中期・長期のラインの向きだけに注目して下さい。

 

1時間足RCIの中期ラインは信頼度が高い

 

ここまで、RCI1時間足を使っての環境認識手法について解説してきました。補足すれば、RCI1時間足中期(緑色)には絶対的信頼を置くことができます。もちろん100%なんてことはあり得せんが、7割がた、1時間足RCIの指し示す方向へと相場は動いていきます。

 

先ほどのトレンド・レンジ判定において、『1時間足RCIの中期と長期の向きが逆の場合はレンジ判定』とお伝えしましたが、レンジはレンジでも、RCI中期の向きを優先して考えてください。

 

例えば下図のように、1時間足RCIの中期と長期の向きが逆であったとします。中期は下向き、長期は上向きです。判定としてはレンジ相場、ということになります。しかし、レンジ相場であっても、RCI中期の方向すなわち売り方向だけでエントリーするようにして下さい。

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あえて表現すれば『レンジやや売り有利』ということです。レンジ相場であっても、やや有利な方向にだけエントリーを仕掛けることで勝率を格段にアップさせることができます。場合によっては、トレンドの初動を捉えることもでき、思わぬ大きな利益を得られるケースもあります。

 

慣れてくれば、1時間足RCIの中期1本だけでもトレードが可能なレベルです。そのぐらい1時間足RCIは精度も高く、相場の方向性を見定めるには最適の指標なのです。ぜひ、1時間足RCI中期に注目して環境認識して下さい。

 

RCIを使った具体的トレード手法

 

① 1時間足RCIの中期と長期の向きで環境認識する

 

ではRCIを使った具体的なトレード手法を解説します。使うインジケーターはRCIのみです。用いる時間足は、環境認識用の1時間足と、エントリータイミングを計る5分足だけです。

 

まず1時間足RCIを表示させます。先述のように、RCI中期と長期の向きだけに注目します。2本とも上向きなら上昇トレンド、2本とも下向きなら下降トレンド、2本の向きが逆(交差)していればレンジ相場(しかし中期の方向へやや有利なレンジ相場)と判定します。

 

例を2つあげます。例①はトレンド判定、例②はレンジ判定(やや買い有利)です。

【FX】RCIはFX初心者向けの最強インジケーター!

 

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トレンド判定の場合のエントリー手法

 

では例①トレンド判定の場合のエントリー手法を解説します。1時間足RCIを使ってトレンド相場であると判定されれば、あとは5分足RCIを使ってエントリーのタイミングを計ります。

 

エントリーのタイミングを計るのは5分足RCIの短期(赤色)だけを見ます。5分足RCIの短期が上向きになった瞬間にエントリーをします。これは確定した足で判断します。

 

下図は、見やすくするために5分足RCIの短期ラインだけを表示したものです。短期ラインが上向きになった所で買いエントリーだけでひたすら攻めます。

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トレンド判定の場合の決済手法(1)

 

トレンド判定の場合の利益確定・損切り手法を2つお伝えします。1つ目は、pips数で決定する方法です。ドル円・ユーロドルなら20pips、ユーロ円なら30pips、ポンド円なら40pipsの地点に利益確定・損切りラインを設定します。

 

これならFX初心者でも何の迷いもなく機械的に判断することができ、おすすめの決済手法です。

 

1時間足RCIにてトレンド相場と判定されている状況下においては、ドル円で言えば20pipsという値幅は簡単に動く値幅であり、着実に勝つための手堅い利益確定手法となります。『もっと引っ張っておけばさらに利益を獲れていたのに』は無しです。割り切って、勝てる時に手堅く勝ちに行くことが重要です。

 

トレンド判定の場合の決済手法(2)

 

トレンド判定時のもう1つの決済手法は、5分足RCI短期の『数値』が0を越えるまではポジションを保有し続けるという手法です。利益が削られてしまうリスクもある反面、大きく利益を伸ばすこともできる手法です。

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どのような相場でも、必ず利益確定は入ってきますので、上がり続けるということはありません。瞬間的に下がることはあります。しかし、RCI短期が0以上である限りは、買い有利は変わっていないため、買いポジションを保有し続けるのです。

 

強いトレンドが出た時に大きな利益を出すことのできる決済手法です。5分足RCIの短期ラインの細かな上下運動を気にしなくて済みます(数値0を下回る・上回る、という点だけ注目しておけばよい)ので、FX初心者にとってもやりやすい手法となります。

 

レンジ判定の場合のエントリー手法

 

では例②レンジ判定の場合のエントリー手法も見ていきます。

 

1時間足RCIでレンジ判定されれば、あとは5分足RCIの短期ラインでエントリーします。この場合の注意点は、レンジ判定の場合でも『買い・売りのどちらがやや有利か』を重視し、やや有利な方向にだけエントリーします。

 

『やや有利な方向』は、1時間足の中期ラインの向きで判断します。レンジ相場であっても、1時間足RCIの中期ライン(緑色)の指し示す方向にだけ、エントリーするようにして下さい。ここがミソです。

 

今回の例②で言えば、1時間足RCI中期は上向きなので、買いエントリーだけを考えます。そして、5分足RCI短期ラインが、-0.8に触れた所から買いエントリーを仕掛けます。RSIやストキャスティクスと同じような使い方ということです。

 

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レンジ判定の場合の決済手法

 

レンジ判定の場合の決済手法は、5分足短期が0.8(売りの場合は-0.8)に達した地点で利益確定をします。例②で言えば、5分足RCIが下限-0.8付近からエントリーをし、上限0.8に達した地点で利益確定します。レンジの下限から上限を獲りに行くイメージです。

 

早めに利益確定して逃げ切りたい人は、0.8ではなく0.7で利益確定するのも一手です。利益幅はやや減りますが、手堅く勝ちを確定させることができます。

 

損切りはpips数で設定してしまうのが無難です。トレンド判定時で紹介したように、ドル円・ユーロドルなら20pips、ユーロ円なら30pips、ポンド円なら40pipsです。逆に言えば、これを突破してしまうぐらい逆行してしまえば、それはもはやレンジ相場ではなくなっており、ロジック自体が終了してしまっていることを意味しています。

 

そういう場合は潔く損切りを実行し、また次のチャンスに備えます。資金さえ守れれば、チャンスはいくらでもあります。11回の取引結果に一喜一憂するのではなく、週・月単位のトータルで勝つことが重要なのです。そのためには、34割の負けを受け入れ、想定しておいて下さい。あらかじめ4割負けることを想定しておけば、負けた時も感情的にならずに済み、冷静に次のトレードに挑むことができます。

 

インジケーターRCI まとめ

 

RCIは、このインジケーター1つでトレンド・レンジの判定ができ、エントリーまで出来てしまう優れものです。しかし最も重要なことは、1時間足RCIの中期・長期ラインを使って相場の方向感を把握することです。

 

基本的には、トレンド判定であってもレンジ判定であっても、『1時間足RCI中期の方向へ仕掛けること』が大前提となります。ここさえ押さえておけば大崩れはしませんし、トータルで勝つことができます。

 

1時間足RCI中期・長期で大局を把握した後、5分足RCI短期でエントリーする。これこそがRCIの必勝パターンです。もちろん全てを当てることはできませんが、勝率6070%を誇り、トータルで勝てる手法です。

 

トレンド・レンジ判定で悩んでいるFX初心者には打ってつけのインジケーターRCIを活用して、ぜひ利益を積み重ねて下さい!

 

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