アセンディングトライアングルとは?心理や損切りについて解説

アセンディングトライアングル

チャートには覚えておきたい形状はたくさんありますが、その中でも上昇トレンドの起点になるアセンディングトライアングルは必須の形状です。

上昇トレンドの生まれる可能性が高いポイントを把握しやすいものの、だましの可能性も多く、だましの回避をすることも重要になってきます。

今回の記事ではアセンディングトライアングルの心理状況やエントリーポイント、注意すべきポイントを紹介いたします。

FXの相場ではペナントと同じ様にアセンディングトライアングルが出現するチャートパターンも多いので、この機会に覚えておいて下さい!

また、ディセンディングトライアングルについては以下の記事で紹介していますのでご確認ください。

アセンディングトライアングルとは?

アセンディングトライアングルはチャート上でどの様な形なのかチャートパターンを見てみましょう。

このように買い手の力により徐々に安値が切り上がっていますが、抵抗ラインに近ずくと売り手の力によって、価格が跳ね返されてしまいます。

この状態がアセンディングトライアングルで買い手の力によって、安値が切り上げることに成功しているので買い手の力は強さを増していますが、売り手の抵抗力もあるので買い手は売り手の抵抗力がなくなるまで、どんどん攻めている状態となります

アセンディングトラインアングル形成時の心理

アセンディングトラインアングル形成時は安値を徐々に切り上げているので、買い手が有利な状況ではあるものの売り手の抵抗力がまだ残っている状態です。

そのため、アセンディングトラインアングル形成中に気づいた時には多くの賢い投資家は買い手が売り手の抵抗ラインを明確にブレイクするまで様子を見たいという心理が働くでしょう。

アセンディングトライアングルとエントリーポイントの関係

一般的に、アセンディングトライアングルのチャートパターンが発生したら、抵抗ラインを明確にブレイクした場面で買いのエントリーするのが教科書通りです。

しかし、抵抗ラインを少しブレイクしてもダマシとなってしまうことが多いという難点があります。そのため、ブレイク時に直ぐにエントリーをしてしまうと、まだ売り手の抵抗力が強くまた価格が跳ね返される事があります。

そしてもちろん、この跳ね返されるのを狙った売りのエントリーポイントは厳禁です。

安値を切り上げており、買いの勢力がある時に売りの逆張りをしてはいけません。

アセンディングルトライアングル発生時にはブレイク時にエントリーするより、

私は値幅が狭まってきた切り上げライン(以下の赤丸)の安値でしっかりと損切り設定をして買いエントリーするのがよいでしょう。

損切りポイント

その時の状況によって、損切りのポイントは変わってくるとは思います。

私は損切りのポイントは、前回の安値の少し下(スプレッドなどを考慮して)に設定しています。

もし、それ以上価格が下がってしまった場合にはアセンディングルトライアングルの形ではなくなってしまうので、損切りになってしまっても納得が出来ます。

 

 

まとめ

以上がアセンディングルトライアングルのパターンについての心理状況やエントリーポイント、損切りポイントについての解説になります。

また以下の記事でアセンディングルトライアングルのパターンの仲間であるペナントについての内容が書かれているので、よければご覧下さい。

アセンディングルトライアングルはペナントに比べて、上昇する前の兆しなので、買いエントリーだけに集中する事が出来ますが油断は禁物です。

しっかりと損切りの設定をして、アセンディングルトライアングルに臨んで下さい

また、過去のチャートなどで検証を行い、しっかりと練習して下さい。

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