【FX通貨】ユーロドルの値動きと特徴!最高のEURUSD専用のEAあり!

EURUSD

 今回はFX市場において世界最大の取引量である通貨ペア『ユーロドル』について、その値動きと特徴を解説します。

 

ユーロドルはFXの全取引に対して24%ものシェアを占めています。世界中のトレーダーの4人に1人がユーロドルを使ってトレードしていることになります。

 

アメリカのドル、そしてヨーロッパのユーロ。この2つは世界を代表する通貨で、それが組み合わさった通貨ペアなので、やはり取引量は多くなるのです。

 

 

ユーロドルはFX初心者にとって、その値動きや特徴から見ても最も始めやすい通貨ペアです。安定感のあるドル円、一撃で利益を得られるポンド円とともにおすすめの通貨ペアです。

 

それではユーロドルの値動きや特徴を見ていきましょう。

 

ユーロドルは世界で最も安定的な値動きが期待できる通貨ペア

 

ユーロドルはロンドン市場・ニューヨーク市場を中心に、世界中で最も取引されているメジャーな通貨ペアです。

 

ただし日本国内だけに目を向けて見ると、日本人トレーダーがユーロドルを使っている比率は10%弱しかありません。ドル円、ユーロ円、ポンド円といった円絡みの通貨(クロス円と言います)には馴染みがあるものの、ユーロドルは円が直接は絡んでいない通貨のため、若干比率は低めです。

 

しかし日本のFX初心者にはユーロドルをおすすめします。その最大の理由は、全通貨の中でも最も安定的な値動きが期待できる通貨ペアだからです。

 

 

FX市場における流動性が最も高いので、基本的には素直な値動きになりやすいという特徴があります。また、値動きは大きすぎず小さすぎずという特徴もあるので、FX初心者であっても落ち着いてトレードしやすい通貨ペアです。

 

さらに、流動性が高いがゆえに各FX業者ともにユーロドルのスプレッドは狭めに設定されています。超メジャー通貨なので、FX業者としてもたとえスプレッドが狭くても取引量でカバーできるということです。

 

それなりの値動きも期待でき、なおかつスプレッドも狭めのユーロドルはFX初心者にとってもトレードしやすい通貨ペアと言えます。

 

ユーロドル特有の値動きの特徴も多くあります。今回はユーロドルの値動きの特徴を7つお伝えします。ユーロドルでのトレードの際に是非参考にして下さい。

 

ユーロドルの値動きと特徴①16時までは値動きが非常に小さい

 

ユーロドルの値動きの特徴としてまず挙げられるのが、ロンドン市場が始まる16時までは値動き(ボラティリティ)が非常に小さいという特徴です。

 

ドル円の場合も16時までは値動きが小さいという特徴はありますが、ドル円なら955分の仲値(金融機関におけるその日の為替交換レート決定の前後では少し活発な値動きがあります。しかしユーロドルは、仲値の時間帯でもあまり大きな値動きがありません。

 

これはユーロドルの値動きは、あくまでユーロとドルの影響を受けるためです。分かりやすく言えば、ヨーロッパやアメリカで参加者の少ない時間帯には、あまり大きな値動きをしないということです。

 

たとえ仲値付近でドル円が円安ドル高になったとしても、それはあくまでドル円限定での値動きであって、ユーロへの直接的な影響は小さいのです。

 

 

ユーロドルは16時まではレンジの値動きをすることが多いのは、ユーロドルを使ってトレードする参加者自体が少ないためです。

 

この特徴を活かして、では16時まではレンジ相場狙いのトレードがおすすめかというと、そうとも言えません。ドル円以上にレンジ相場色が強く、値動きがあまりに小さいので利益を出しにくい時間帯です。

 

ユーロドルは値動きの出る16時までは取引では使わないということも一手です。

 

ユーロドルの値動きと特徴②16時からトレンドが発生しやすい

 

しかし16時を過ぎた辺りから、ユーロドルは急に活発な値動きになってくるという特徴があります。ロンドン市場が始まり、ヨーロッパのトレーダーたちが一気に参加してくるからです。

 

FX業界の俗語として『4時おじさん』というものがあります。SNSなどでは夕方4時前になると『そろそろ4時おじさんが来るので、どういう値動きになるか分からない。ユーロドルはいったん利益確定しておこう』などの情報交換もされます。

 

4時おじさんとは夕方4時からのヨーロッパの大口トレーダーを指しています。一撃でトレンドを発生させるようなトレーダーもいますが、逆にダマシの値動きを意図的に起こして、トレンドが発生したと勘違いして飛び付いたFX初心者を手玉にとるケースもあります。

 

ロンドン市場は24時過ぎまで続きますので、16時すぐに判断せず、ダマシの値動きで負けないためにもじっくりと相場状況してから、17時ごろからユーロドルのトレードすることをおすすめします。

 

17時~20時は最も安定的なトレンドの値動きをしてくれる時間帯だという特徴があります。FX初心者も積極的にトレードして頂きたい時間帯です。

 

ユーロドルの値動きと特徴③2021時にいったんトレンドが止まりやすい

 

ユーロドルの値動きは、ロンドン市場が始まってから発生したトレンドも20時過ぎにはいったん止まることが多いです。これは、そこまでに得た利益をいったん利益確定させておこうとするトレーダー心理からくるものです。

 

21時半(冬時間22時半)からはアメリカのニューヨーク市場が始まります。ニューヨーク市場とロンドン市場の重なる21時半~24時ごろは1日の中で最も値動きが活発になるという特徴があります。ヨーロッパの通貨であるユーロとアメリカの通貨であるドルの組み合わせであるユーロドルならなおさらです。

 

どのような新たな値動きになるか分からない21時半になる前に、ひとまず利益確定しておこうという動きです。これがユーロドルの20時台の特徴です。

 

 

この特徴を押さえておけば、2021時半は無理にトレンドフォローでエントリーすることなく、いったん早めの利益確定をして勝ちを確定しておくという安全策がとれます。

 

もしくはこの特徴を逆手にとって、2021時半だけは1720時の値動きと逆の方向へ逆張りエントリーすることも1つのトレード方法と言えます。あくまでユーロドルでの1時間限定の逆張りトレードですが、勝ちやすい手法です。

 

ユーロドルの値動きと特徴④インジケーター通りに素直な値動きをしやすい

 

他通貨ペアに比べるとユーロドルはインジケーターが機能しやすいという特徴があります。これはロンドン市場の16時~24時半まで限定であるとお考え下さい。朝の時間帯や16時までの日中は、ユーロドルは方向感のない相場になっていることが多いので、インジケーターが機能しにくい状況です。

 

しかし16時以降にひとたびトレンドが発生すれば、基本的にはそのトレンド方向へずっと進んでいきやすいという特徴があります。

 

ユーロドルは16時以降になれば、世界のFX市場で最も取引されている通貨ペアになります。参加者が多ければ、それだけ多くの人がインジケーターを使っていることになります。特に16時以降からはトレンドが出やすいという特徴はヨーロッパ勢なら誰もが知っているので、自ずとトレンド向けインジケーターが多く使われることになります。

 

インジケーターが機能しやすいかどうかは、そのインジケーターを使っている人が多いかどうかで決まります。16時以降は、トレンド相場に強いインジケーターが世界中で多く使われているので機能しやすくなります。

 

 

ユーロドルでは16時以降なら、移動平均線や一目均衡表などが非常に機能しやすくなります。ユーロドルでトレードするならば、レンジ相場を狙うよりも夕方以降に発生するトレンド相場をしっかり狙って利益を獲っていくことをおすすめします。

 

他通貨と比べても値動きが素直で、特に大きな時間足チャートであればインジケーター通りの値動きをしてくれることが多いので、FX初心者でもトレンドに強いインジケーターを使えば勝率が高くなります。

 

ただし、後述しますがユーロドルは二大巨頭とも言えるドルとユーロの組み合わせ通貨です。ドルもしくはユーロに関して為替変動するような大きなニュースがあった時には注意が必要です。

 

要人発言や経済指標の影響をファンダメンタルズと言いますが、ユーロドルは他通貨に比べてファンダメンタルズによる値動きの影響を受ける率が高くなります。それだけ主要通貨であるということの裏返しとも言えます。

 

ユーロドルの値動きと特徴⑤ここ10年下降トレンドが続いている

 

ユーロドルの大きな値動きの特徴としては、ここ10年以上、下降トレンドであるということです。ユーロ安ドル高の状態です。

 

もちろん年単位や月単位で見れば、時には上昇していることもありますが、基本的には目線は下となります。つまり、まずは売りエントリーで入ることを基本スタンスにしておくと勝率が高くなります。

 

 

ユーロドルの値動きが下降トレンドというのは、ここ10年ユーロ圏においてあまりプラスになるニュースがなかったことが影響しています。ギリシャ危機、イギリスのEU離脱、イタリア政治不安など、ユーロにとってはネガティブなニュースが続きました。

 

その影響を受けてドルを買いユーロを売るという状況が続いています。

 

ユーロドルはよほどユーロにとってプラス材料が出ない限りは、基本売りエントリーだけに絞り込んだ方が効率的に勝てます。FXの場合は買いだけでなく売りもできるという特徴があります。FXのこの特徴を活かすのであれば、ユーロドルのように売り1本で狙いを絞ることもおすすめします。

 

下のチャートはここ10年のユーロドルの値動きです。明らかに下がっており、売りエントリーが有利な状況です。極めて特徴的な値動きです。そしてユーロドルは1度トレンドが発生するとなかなかトレンドが終わらないという値動きの特徴もあります。

 

ユーロ圏内によほど前向きなニュースが出ない限りは、ユーロドルで無理して買いエントリーする必要はないのです。

 

大きな値動きに対して流れに沿ったトレードをすることは、FXで勝ち組になるために非常に重要なことです。

 

ユーロドルの値動きと特徴⑥ファンダメンタルズ(特にECB)の影響を受けやすい

 

このように、ユーロドルの値動きはファンダメンタルズの影響を受けやすいという特徴があります。

 

ただし、日々トレードしていく中で、毎日ファンダメンタルズの影響を受けているわけではありません。ファンダメンタルズは、要人発言や経済指標の発表などあらかじめ日時が決まっています。

 

ほとんどの日はファンダメンタルズよりテクニカル(インジケーター)重視で問題ありません。

 

値動きに影響の出そうな、ポイントとなるファンダメンタルズだけ押さえておけば十分です。要人発言や経済指標発表の少し前に利益確定なり損切りなりをして、いったんトレードを終了しておくことをおすすめします。

 

最も値動きに影響の出るのがECB理事会です。ECBとは欧州中央銀行の最高意思決定機関です。現在は初の女性総裁としてクリスティーヌ・ラガルド氏が総裁を務めています。

 

ECBでは月に2回会合が行われています。そこで決定されたことを記者会見で発表する際には要注意です。値動きが乱高下しやすくなりますので、直前にポジションを決済しておくことが望ましいです。

 

ECBの決定事項の発表だけでなく、ラガルド総裁の記者会見の発言1つでも値動きが大きく変わりますので、ECB理事会当日はユーロドルではあまり積極的にトレードしないことも1つの防御策と言えます。

 

ユーロドルの値動きと特徴⑦火曜日が狙い目

 

ユーロドルには特徴的な値動きがあります。それは月曜日の値動きです。

 

ユーロドルは『月曜日につけた高値がその週の最高値になりやすい』『月曜日につけた安値がその週の最安値になりやすい』という特徴があります。

 

これはユーロドルだけに顕著に見られる特徴で、この特徴を利用したユーロドルでのトレードを是非おすすめします。

 

下のチャートはユーロドルの日足チャート(2021年8月~10月)です。月曜日に赤い線をつけて、月曜日の高値もしくは安値に黄色の丸を付けています。ほとんどのケースで、月曜日に最高値もしくは最安値を付けているのが分かります。

 

 

ユーロドルは月曜日につけた高値は、その週は超えない可能性が高いということです。それであれば、火曜日の朝に、その高値より少し下の位置から売りエントリーを仕掛ければいいわけです。かなりの高確率で勝てます。

 

また、月曜日につけた安値より下にはその週内には下がりにくいという値動きの特徴を利用して、月曜の安値付近から限定的な買いエントリーを仕掛けるのも一手です。

 

ただし、ユーロドルの値動きと特徴⑤でもお伝えしましたように、ユーロドルの基本戦略は売りエントリーです。買いエントリーはよほど条件が揃った時だけに限定しておいた方が勝率は高くなります。

 

このユーロドルの特徴は月曜日に最も見られる特徴ですが、その次は金曜日です。つまり、火曜・水曜・木曜は様子見の傾向が強く、月曜や金曜ほどは高値・安値を突破しづらいということです。

 

このユーロドルの特徴が見えているだけでも、かなり有利なトレードをすることができます。

 

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