【FX】トレンドラインと水平線の引き方を極める!MACDインジケーターを加えた手法!
トレンドラインと水平線だけを使いこなせる様になるだけで、想像以上の力を得ることが出来ます。
FX経験者の方にとって「トレンドライン」「水平線」「インジケーター」の3つの単語は、基礎知識であり耳にタコができる位聞いたことがあると思いますが、意外にもこの2つの基礎的な知識とインジケーターを使いこなし、効率の良いトレードが出来る方は少ないかもしれません。
「知っている」と「使いこなせる」は全くレベルの違う話です。
水平線とトレンドラインをどの様にして使いこなすか、そしてさらにインジケーターを加えてどの様にして荒れ狂う相場と向き合っていくのかのヒントになればと思います。
それでは早速、水平線やトレンドラインをどうやって引いていくのか、そしてさらにどの様にしてインジケーターを組み合わせて効率の良いトレードをするのか解説をしていきます。
FXを初めて間もない初心者の方から、上級者の方までお読みになる価値のある記事ですので、最後までお付き合いください。
水平線の引き方
まず、チャート画面を開いた後にすることは、節目となり得る重要なラインを見つけて、そこに水平線を引くことです。
今回の考察に資料するUSDJPYの1時間足のチャートを用意したので、一度どこに水平線を引くか少し考えてみてください。
水平線は週足や日足などの大きい足から引いていくのがベストですが、今回は1時間足で水平線を引くことに致します。
水平線を引くときは、水平に見て価格が何度も跳ね返されていたり意識されていそうな箇所を探します。
いかかでしょうか?水平線は上手く引けたでしょうか?
異国の戦士は以下のような4本の水平線を引きました。
なぜこの様な水平線を引いたのか….
その理由は、黄色の丸い部分で囲った辺りで価格の反発です。
水平線を引く時には、ラインに厳密になり過ぎてしまうことに注意して下さい。
上記の黄色の丸を見てみると分かる通り、ラインに少しだけ届かなかったりラインを少し超えてしまっている箇所もありますが、多少の誤差は気にせずラインを引いて下さい。
多少の誤差を気にしないことがポイントです!
水平線が引けたら次のステップに進みます。次のステップはトレンドラインを引くことです。
トレンドラインの引き方
水平線が引けたら次にトレンドラインを引いていきます。
次にチャートを斜めに見ていきます。
先ほどのチャートを見てみると、下降トレンドが発生していることが分かります。
トレンドラインの引き方は様々な意見があると思いますが、異国の戦士は上昇トレンドの場合と下降トレンドの場合によって引き方を変えます。
- 上昇トレンドの場合…安値が切り上がっている箇所に注目してトレンドラインを引く
- 下降トレンドの場合…高値が切り下がっている箇所に注目してトレンドラインを引く
では、水平線ラインを引いたチャートにトレンドラインを引いてみましょう。
異国の戦士は以下なトレンドラインを引きました。
上記の黄色の丸の辺りの様に、下降トレンド中に高値を切り下げた箇所を目安にしてトレンドラインを引きました。
これで相場を分析する準備が整いました。
引いた水平線とトレンドラインを組み合わせて分析してみましょう。
水平線とトレンドラインを使って相場を判断する
ここからが本番です。水平線とトレンドラインを引いた現在のチャートで分析を始めましょう。
実はたった水平線とトレンドラインだけで、かなり鋭い分析やシナリオを描くことが出来ます。
現在の状況は、黄色い丸の辺りでトレンドラインをブレイクしました。
その後、価格は上昇して水平線に当たっている状況です。
この状況から、あなたはどう相場を分析しシナリオを描きますか?
現在のこの状況は、水平線付近にあり水平線をブレイクするか、しないのか非常に重要なポイントになる場面です。
トレンドラインもブレイクをして上昇への勢いもありそうに見えますが、この時点ではまだどの様に相場が動くのかは分かりません。
この状況で、買いや売りのエントリーをすることはギャンブル的な発想です。
この様な時には、はっきりとシナリオを描けるまでエントリーは見送るのが良いと思います。
では、その後相場がどの様に動いたのか、もっと近づけて見てみましょう。
水平線に当たったあと、その水平線をブレイクする力はなく下がり始めました。
今の状況は水平線に挟まれている状態です。まだ、この時点でもエントリーはしません。
さらにその後を見てみましょう。
その後も価格は下降して、トレンドラインのロールリバーサルのエリアと水平線が重なるエリアに入りました。
*ロールリバーサルについては以下の記事を参考にしてください。
トレンドラインのロールリバーサルの力と水平線の力が同時に働く場所で、ローソク足も見てみると、下ヒゲの長いピンバーも出現しています。
*ヒゲついては以下の記事を参考にしてください。
以上の様に反発をする複数の要素が重なっており、ここで反発をするシナリオを描くことが出来ます。
ここでのエントリーをするのは悪くありませんので、エントリーをします。
以下の赤丸の足付近でエントリーをしたとして、その後相場がどう動いたのか見てみましょう。
その後、やはりトレンドラインのロールリバーサルエリアと水平線の力によって反発しました。
決済の目安になるラインはエントリー後の先にある水平線です。
画像では最初の水平線を決済目標ライン1、次の水平線ラインを決済目標ライン2としています。
決済目標ライン1をブレイクしたあと、決済目標ライン2まで届かずに下落を始めましたが、決済目標ライン2の水平線の力が強くブレイク出来なかったことが分かります。
この様な時は、エントリーしたポジションを2分割にして決済するといいと思います。
例えば決済目標ライン1でポジションの半分を決済、その後は決済目標ライン2で決済することを目標にし注意深く観察します。
決済目標ライン2に達する前で、高値が抑えられ上昇にするのが難しそうだったら決済をしてしまうのが良いでしょう。
さて、その後の相場を見る前に、新たなトレンドラインを引くのも忘れないでください。
もう一度現在の相場を見てください。
ここで新しいトレンドラインが引けますが、どこでしょうか?
少し考えてみてください。
引けましたでしょうか?
異国の戦士は以下の様に新たなトレンドラインを引きました。
黄色い丸に注目すると安値が切り上がっていますので、それらをつなげてトレンドラインを引きました。
そうすると、今後の相場はまたトレンドラインまで戻ってくるのかな…などと今後のシナリオを描くヒントになります。
ではその後の相場を見てみましょう。
トレンドラインに惹きつけられるかの様に価格は下がってきました。
そして、トレンドラインをブレイクしていますが、その後水平線にあたり下落に拍車がかかっています。
ここではトレンドラインの十分にブレイクしていないので、トレンドラインに支えられていると考えます。
さらに、この箇所はトレンドラインの力と水平線の力がかかっていますので、さらに反発をする可能性が高いです。
この黄色の丸の辺りでエントリーしてみましょう。
そして、その後どうなったかというと….以下のチャートをご覧ください。
エントリー後の決済目標ライン1と決済目標ライン2にタッチしています。もちろん、ここで引いた水平線は一番最初に引いた水平線から位置を変えていません。
さて、ちなみにその先の相場ですが、ダブルトップをつけた後にネックラインをブレイクして、また水平線で反発をしています。
ここまで綺麗に水平線が効くとトレードもやりやすくなります。
かなり長くなってしまいましたが、ここで水平線とトレンドラインを使った考察は終えて、さらにこの後インジケーターを加えた手法を公開いたします。
水平線+トレンドライン+インジケーター
水平線やトレンドラインだけで十分な分析やシナリオを描けることがお分かりになったかと思います。
そして、さらにここにインジケーターを加えれば、より優れたトレードができる様になります。
インジケーターは異国の戦士が開発した異国のMACDを使います。
異国のMACDは標準のMACDを見やすく、そしてMACDの可能性を最大限に引き出したインジケーターになります。
*MACDについては以下の記事をご覧ください。
異国のMACD
水平線やトレンドラインの情報にMACDベクトルボリンジャーバンドの情報を加えると、さらに正確にエントリーが出来ます。
先ほどのチャートの中で、以下の黄緑色のボックスの中でのエントリーを使って考察していきます。
この部分ではトレンドのラインを中途半端にブレイクしていて、トレンドラインの力が働いているのかいないのか少し分かりづらい部分でもありました。
この箇所で正確にエントリーをするために、この場所をさらに細かい5分足で、異国のMACDと一緒に見ていきましょう。
トレンドラインがブレイクしてきた辺りから、所々に見ていきましょう。
上記のチャート画像の様にトレンドラインをブレイクしてきました。この辺りでは、まだトレンドをブレイクしたのか、それともトレンドラインの力によって反発するのか、まだ分かりません。
様々な使い方がありますが、この記事で異国の戦士は異国のMACDのダイバージェンス、MACDラインとシグナルラインのクロスを使うことにし、そこに注目して解説していきます。
さらに後の相場を見てみましょう。
その後、その下にあった水平線まで下落をしました。
一見トレンドラインのブレイクをしたように見えますが、異国のMACDを見てください!!
ダイバージェンスが発生しています!!
*ダイバージェンスについては以下の記事を参考にしてください。
かなり強めなレギュラーダイバージェンスが発生しており、このシグナルは貴重な情報元になります。
この辺りでは、トレンドをブレイクしていますが、異国のMACDのダイバージェンスから、このブレイクは一時的なものであり、この後反発をするのではないかとシナリオが描けました。
このシナリオを頭に入れながら、さらに相場を見ていきます。
その後、シナリオ通りに水平線にタッチした後、レギュラーダイバージェンスが発生して価格が反発しています。
この反発では、水平線と異国のMACDのダイバージェンスの力が同時に働いています。
さらにその後、オレンジ色で示した通りヘッドアンドショルダーボトムが形成され始めましたので、ネックラインに水平線を追加しています。
*ヘッドアンドショルダーについては以下の記事を参考にしてください。
この場面のヘッドアンドショルダーのネックライン、トレンドライン、異国のMACDの情報を使いエントリーポイントを探していきます。
さらに相場を見守ると、いいエントリーポイントがやってきました。
異国のMACDは前にダイバージェンスを起こし、その後異国のMACDのボリンジャーバンドはスクイーズの状態に入りトレンドを形成する力を溜めています。
そして、スクイーズの状態からエクスパンションの状態になり、チャートをみるとヘッドアンドショルダーのネックラインをブレイクし、その戻しの状態です。この箇所では、トレンドラインとヘッドアンドショルダーのネックラインが重なっており、異国のMACDを見るとボリンジャーバンドの中心線より上にある状態で、さらにMACDラインはシグナルラインよりも上にあります。
ここまで条件が揃えば、迷わずエントリーが出来ますね。ここでエントリーをしましょう。
さて、エントリー後どの様に相場は動いたでしょうか?見てみましょう。
いつもと同じ様にエントリー後には、その先にある水平線を決済目標ラインとして定めます。
結果は、水平線ラインにタッチしシナリオ通りのトレードが出来ました。
ちなみに、異国のMACDも決済目標ラインを超えたところでレギュラーダイバージェンスが起きており、決済目標ラインでの決済も自信を持って行うことが出来ます!
かなり長くなってしまいましたが、これでトレンドラインと水平線の引き方、インジケーターを加えた手法の解説を終わりにしたいと思います。
今回使用したインジケーター異国のMACDは標準のMACDを見やすく、そしてMACDの可能性を最大限に引き出したインジケーターですので、ぜひチェックしてください!
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