FXトレードでおすすめの取引時間は?市場ごとの時間帯や動きを分かりやすく解説!
FXトレードでは株と違って平日は24時間取引が可能ですが取引時間帯によって独特の動きや特徴がありますので、今回はそれぞれの取引時間帯の種類や特徴、そしてFXトレードをするのにおすすめな時間帯を紹介していきます。
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下記の記事に、日本時間の設定方法や手順、その他のインジケーターなども説明していますので、合わせてご確認ください。
目次
オセアニア時間とは?
FX相場はまず、オセアニア時間という時間帯からはじまります。オセアニア時間とは日本時間の3時から9時(冬時間は4時から9時)までの間の時間帯でニュージーランドとオーストラリアの2つの市場が開いている時間帯です。
オセアニア時間の特徴は?
この時間帯はFX市場に参加しているトレーダーの数も少なく、全体の取引量が少ないため、流動性も低下し以下の様に値動きが少ないのが特徴です。
しかし、流動性が少ない分、土日で何かあると月曜日のオセアニア時間で相場が大きくこともあります。
例えば以下の様に土日明けでオセアニア時間が始まった時に大きな窓を開けています。
また、流動性が少ないのでスプレッドが大きく開きやすい特徴もあります。
オセアニア時間のトレードおすすめ度は?
オセアニア時間では流動性が少ないが為に、値動き少なく、予想しにくい値動きになることがある上にスプレッドが拡大しやすいので、オセアニア時間でのトレードおすすめ度は★1つです。
この時間にトレードするのはおすすめではありません。
東京時間とは?
オセアニア時間の後に東京時間がやってきます。日本時間では8時〜17時までの時間帯です。東京時間では日本や中国、オーストラリア、シンガポールなどのアジア地域に住んでいる人がに参加し始める時間帯です。
東京時間の特徴は?
東京時間では「ゴトー日」と言われる毎月5と10がつく日(5日・10日・15日・20日・25日・30日)には、銀行の資金決済が多くなるため、ドルの需要が多くなる傾向があり、ドル円では価格が上昇しなすくなります。
ゴトー日は日本で育まれた特有の文化で関西では「五十払い(ごとばらい)」という言葉があるように、ゴトー日に参詣し集金を行うとスムーズに取引ができると言い伝えから、現在もこの名残を受けてゴトー日は日本企業の決算日であることが多く、海外への支払いのためにドルが多く買われる傾向にあるのです。
さらにゴトー日では東京時間の9時55分に行われる仲値の時間にかけて取引が活発に行われ、ドル円を中心にクロス円では短期的な上昇トレンドができやすいという傾向にあります。
仲値では9時55分に三菱UFJ銀行が、その日の取引に用いる「為替レート」を決めるので9時から9時55分にかけての上昇しやすいのが特徴です。
東京時間のトレードおすすめ度は?
東京時間はドル円やユーロ円などのクロス円では取引量が増えますが、クロス円以外の取引量が少ないです。
東京時間でののトレードおすすめ度は★2つです。
クロス円以外をトレードする時にはおすすめではありません。
ロンドン市場とは?
東京時間の後はロンドン時間がやってきます。日本時間の16時~翌日2時(冬時間は17時~翌日3時)をロンドン時間と言い、ヨーロッパのトレーダーが中心となって取引を行います。
ロンドン市場の特徴は?
ユーロやポンドなどの通貨が積極的に取引され、他の通貨でも全体的に値動きが活発になる傾向があります。
ロンドン市場が始まる前、日本時間の15時(冬時間は16時)には金の価格決める「ロンドンフィキシング」とよばれるイベントがあります。
これは日本で言う仲値に似たようなもので、金の取引レートを決めるイベントです。この「ロンドンフィキシング」で決められた値段が、世界中で金の取引の基準となる価格となります。
ロンドン時間では「ロンドンフィキシング」が行われる影響も受け金(XAUUSD)のチャートが急激に変わることがあるので注意が必要です。
ロンドン時間のトレードおすすめ度は?
ロンドン時間は全体的に取引量も増えて値動き動きが活発になる時間帯ですので、ロンドン時間でのトレードおすすめ度は★3になります。
ロンドン時間からトレードをはじめるトレーダーが世界中に多く、トレードにはおすすめの時間帯になります!
ニューヨーク時間とは?
ロンドン時間の後にはニューヨーク時間がやってきます。日本時間の21時~翌日6時(冬時間は22時~翌日7時)をニューヨーク時間といって、主にアメリカやカナダのトレーダーが活発に取引を行う時間帯です。
ニューヨーク特徴は?
ニューヨーク時間はロンドン時間の次に取引量が多い時間帯です。
ニューヨーク時間はアメリカやカナダだけではなく世界中のトレーダーが参加してくるのでトレンドの動きが変わりやすい時間帯でもあり、雇用統計などアメリカの重要な経済指標などもこの時間帯で発表されるので注意が必要です。
さらに、ロンドン時間とニューヨーク時間が重なっている時間帯をゴールデンタイムといい、ゴールデンタイムでは取引量が一番多くなる時間で市場が活発になります。ゴールデンタイムは日本時間の21時~翌日2時(冬時間は22時~翌日3時)です。
ニューヨーク時間のトレードおすすめ度は?
ニューヨーク時間の中でもゴールデンタイムは一日で取引量が一番多くなる時間帯なので、ニューヨーク時間でのトレードおすすめ度は★3になります。
ただしゴールデンタイムを過ぎると徐々に取引量も少なくなってしまうので、トレードするおすすめの時間帯はゴールデンタイム終了時までとなります!
まとめ
オセアニア時間は流動性が低くスプレッドも広がるのでトレードをする時間帯としては不向き。
東京時間はクロス円であればトレードはOK。
ロンドン時間からニューヨーク時間のゴールデンタイム終了時までは一番流動性が高く活発になる時間帯なのでトレードする時間帯として一番おすすめです!
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