スイングトレードの代表的な最強手法5選!勝てるコツや役立つインジケーターを大公開!

スイングトレードは数日間から数週間かけて、ポジションを長く持つトレードスタイルです。
頻繁にトレードを行わないため精神的な負担が少なく、取引コストも短期トレードよりもかかりません。
ゆったりトレードできるため普段忙しい方だけではなく、FX初心者にもおすすめです。
しかし、スイングトレードは手法やコツを知らないと、安定的なトレードを実現するのは難しいです。
本記事では、スイングトレードの代表的な手法や勝てるコツ、注意点まで分かりやすく解説します。
「スイングトレードの勝てるコツや手法について知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
スイングトレードに役立つインジケーターなども公開しております。

 目次

スイングトレードの代表的な最強手法5選!

スイングトレードで取引する場合は、代表的な手法を知ることが必要不可欠です。
スイングトレードの代表的な手法を活用することで、安定的な取引が可能となります。

  • 移動平均線クロス(ゴールデンクロス/デッドクロス)
  • サポート&レジスタンスブレイクアウト
  • 押し目買い・戻り売り(トレンドフォロー)
  • MACDクロス
  • ボリンジャーバンドの±2σ反転狙い

スイングトレードの代表的な手法は全部で5つです。
それでは、スイングトレードの代表的な手法の詳細をひとつずつ見ていきましょう。

移動平均線クロス(ゴールデンクロス/デッドクロス)

スイングトレードの代表的な手法1つ目は、移動平均線クロスを狙う手法です。
移動平均線クロスの手法例は下記の通りです。

移動平均線の手法例
・5日移動平均線(短期)と20日移動平均線(長期)を使う
・株価が5MAと20MAの両方を上回り、5MAが20MAを上抜けた場合、買いエントリー
・利益確定ラインは直近高値、損切りラインは20MA下抜け

短期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜けした時(ゴールデンクロス)を買いシグナルです。
また、下抜けた時(デッドクロス)を売りシグナルとします。

スイングトレードはゴールデンクロス・デッドクロスを狙うことで、トレンド転換を判断できます。

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サポート&レジスタンスブレイクアウト

スイングトレードの代表的な手法2つ目は、サポート&レジスタンスブレイクアウトです。
サポート&レジスタンスブレイクアウトの手法例は下記の通りです。

サポート&レジスタンスブレイクアウトの手法例
・価格が3,000円で何度も跳ね返されていた銘柄が、強い出来高を伴って3,100円に上昇
・レジスタンスブレイクとして買いエントリー、ストップは3,000円割れ
・レジスタンスブレイクとして買いエントリー、ストップは3,000円割れ
・利確は過去の高値水準(たとえば3,400円)などを基準に

価格が長期間止められていた抵抗帯(レジスタンス)や支持帯(サポート)を明確に突破した時を狙います。

スイングトレードは明確に突破した時を狙うことで、トレンドの始まりからエントリーできるため大きな利益を狙うことが可能です。

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押し目買い・戻り売り(トレンドフォロー)

スイングトレードの代表的な手法3つ目は、押し目買い・戻り売り(トレンドフォロー)です。
押し目買い・戻り売りの手法例は下記の通りです。

トレンドフォローの手法例
・株価が中長期で上昇しており、一時的に50日移動平均線まで下げたところで買う
・エントリー後、上昇再開を確認し、目標値まで保有
・損切りは押し目と見たラインを下回ったとき

上昇トレンドでは押し目(調整)で買い、下降トレンドでは戻り(反発)で売る手法となります。
トレンドフォローを意識したエントリーを行うことで、大きなトレンド方向にポジションを保有しやすいです。

スイングトレードは押し目買い・戻り売りを意識することで、大きなトレンドを把握できるためエントリーに役立ちます。

FXの押し目買い・戻り売りとは?タイミングの見極めるコツやインジケーターについて

MACDクロス

スイングトレードの代表的な手法4つ目は、MACDクロスです。
MACDクロスの手法例は下記の通りです。

MACDクロスの手法例
・日足チャートでMACDがシグナルラインを上抜け、かつ0ラインより下に位置している
・「まだ初動」と判断して買いエントリー
・ストップはMACDが再度シグナルを下抜けたとき

MACDラインがシグナルラインを下から上に抜けた時を買い、上から下に抜けた時を売りましょう。

スイングトレードは、MACDのクロスを活用することでトレンドの反転を把握できます。

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ボリンジャーバンドの±2σ反転狙い

スイングトレードの代表的な手法5つ目は、ボリンジャーバンドの±2σ反転狙う手法です。
ボリンジャーバンドの±2σ反転狙いの手法例は下記の通りです。

ボリンジャーバンドの±2σ反転狙いの手法例
・日足チャートでMACDがシグナルラインを上抜け、かつ0ラインより下に位置している
・「まだ初動」と判断して買いエントリー
・ストップはMACDが再度シグナルを下抜けたとき

MACDラインがシグナルラインを下から上に抜けた時を買い、上から下に抜けた時を売りとしましょう。

スイングトレードは、MACDのラインを意識することで、トレンド方向性を把握できます。

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以上が、スイングトレードの代表的な手法です。
今回紹介した手法を活用することで、トレンドの方向性だけではなくトレンドの転換期を狙うことも可能です。
ただし、すべてのトレード手法があなたに合っているとは限りません。
さまざまなトレード手法を試して、あなたにあった手法を確立させることが、安定した取引を行うための第一歩です。

スイングトレードは、FXや株に限らず下記のようなトレード手法を採用している傾向があります。もちろん、スイングトレードの成功者や億り人も、意識しているトレード手法といえるでしょう。

そもそもスイングトレードとは?

スイングトレードとは、株式・FX・仮想通貨などの金融商品において、数日~数週間程度の価格の波を狙って売買する手法です。
デイトレードのように1日で完結させるわけではなく、また長期投資のように数ヶ月〜年単位で保有するわけでもありません。
スイングトレードの具体的な特徴や内容は下記の通りです。

特徴内容
売買頻度中程度(週に1〜5回程度)
保有期間数日〜数週間
利益源トレンド、サポート・レジスタンス、テクニカルパターンなど
使用する分析主にテクニカル分析、補助的にファンダメンタルズ
リスクデイトレより高いが、長期投資よりは低め(適切に管理すれば)

スイングトレードは週に1〜5回程度で取引を行い、数日から数週間までポジションを保有します。
取引方法はトレンド、サポート・レジスタンス、テクニカルパターンなどさまざまです。
テクニカルだけではなく、ファンダメンタルズ分析なども考慮します。
日中仕事が忙しくて、なかなかチャートに張り付いて見られない方向けのトレードスタイルといえるでしょう。

スイングトレードは中期から長期で取引を行うトレードスタイルで、普段忙しい中にとっておすすめできるトレード手法です。

スイングトレードの特徴や内容を理解することで、あなたにあっているトレードスタイルかどうか分かります。

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スイングトレードのメリット

スイングトレードの手法で取引する際には、いくつかのメリットが存在します。

  • 時間的な自由度が高い
  • トレンドの波に乗りやすい
  • 取引コストを抑えられる
  • ストレスが比較的少ない
  • 再現性のある戦略を作りやすい

スイングトレードのメリットは全部で5つです。
それでは、メリットの詳細をひとつずつ見ていきましょう。

時間的な自由度が高い

スイングトレードは、時間的な自由度が高いです。
ポジションの保有時間が数日から数週間で、比較的時間に余裕をもって取引できるからです。

例えば、スキャルピングトレードのように短期の場合は、数秒から数分の感覚で取引を行います。
数秒から数分で取引を行うと、常にチャートを見る必要があるため時間的な余裕がないです。

一方で、スイングトレードは先ほどお話したとおり、ポジションを数日から数週間で持つ傾向があります。
ポジションを長く持つ傾向があるため、頻繁にトレードする必要がなくチャートを常に見る必要もありません。
チャートを常に見る必要がなければ、時間的に余裕がでます。

スイングトレードは他のトレードスタイルに比べて、ポジションを長く保有するため時間の自由度が高いです。

トレンドの波に乗りやすい

スイングトレードは、トレンドの波に乗りやすい傾向があります。
トレンドは、短期よりも長期の方が優先されることが多いからです。

スイングトレードは中期から長期で取引するスタイルです。
そのため、スキャルピングやデイトレードなどの短期トレードに比べると、トレンドの波に乗りやすい傾向があります。
例えば、スキャルピングが上昇トレンドでも、長期目線で下降トレンドがあれば下降する可能性が高いです。

スイングトレードは長期目線でトレンドを追うことが多いため、トレンドの波に乗りやすい傾向があります。

取引コストを抑えられる

スイングトレードは、取引コストを抑えられる傾向があります。
他のトレードスタイルに比べて売買回数が少ないからです。

例えば、手数料やスプレッドの影響は取引回数が多ければ多いほど受ける傾向があります。
スイングトレードは売買回数がデイトレードより少ないため、手数料やスプレッドの影響が少ないです。
手数料やスプレッドの影響が少ないと、取引コストを抑えるため取引を有利に進められます。

スイングトレードは取引数が少ないため、手数料やスプレッドの影響を受けずに取引コストを抑えられます。

ストレスが比較的少ない

スイングトレードは、ストレスが比較的少ないといわれています。
チャートを常に見る必要がないからです。

スキャルピングトレードのように、短期トレードの場合は1日に何度も取引します。
取引回数が多ければ多いほど、常にチャートを見なければいけません。

一方で、スイングトレードはスキャルピングと比べると、1日の取引回数は非常に少ないです。
時には、1日から数日間ほどエントリーしないこともあります。
そのため、取引に関するストレスが比較的少ないと覚えておきましょう。

スイングトレードは取引回数が少ないため、他のトレードスタイルよりもストレスが少ない傾向があります。

初心者にとっての優位性

スイングトレードは、初心者にとっての優位性の高いトレード手法です。
チャートの基本形やトレンド判断など、テクニカル分析の基礎練習に最適な傾向があります。

相場は短期に比べて、長期の方がトレンドの傾向が優先される傾向があります。
そのため、チャートの基本形やトレンド判断など、テクニカル分析の基礎練習がしやすいです。

また、失敗しても比較的リスクが小さく、経験を積みやすい土壌が整っている傾向があります。
さらに、ポジション保有が長いため、1回の取引で大きな利益を狙うのもメリットのひとつです。

スイングトレードは初心者でも大きな利益を獲得できる可能性があるため、有利にトレードを行える可能性があります。

以上が、スイングトレードのメリットです。
スイングトレードは他のトレードスタイルに比べて取引回数が少ないため、時間に余裕が生まれます。
時間に余裕が生まれれば、エントリー・決済に対するストレスも減るでしょう。
さらに、トレンドの波も読みやすいため、FX初心者でも大きな利益を上げることが可能です。

スイングトレードは時間に余裕をもてるので、焦らずじっくりトレードしたい方に向いています。

スイングトレードのデメリット

一方で、「スイングトレードはやめとけ」とネット上で言われているのも事実です。

  • 窓開けのリスクが大きい
  • 相場が横ばいの時は不利
  • 資金拘束が長くなることがある
  • 含み損へのストレス
  • ロスカットが曖昧になりがち

スイングトレードのデメリットも全部で5つです。

窓開けのリスクが大きい

スイングトレードは、窓開けのリスクが大きいです。
スイングトレードの場合は、窓開けでポジションを保有している傾向があります。

スイングトレードは、他のトレードスタイルに比べてポジションを保有する時間が長いです。
時には相場が大きく動いている時でも、ポジションを保有しているかもしれません。
そのため、保有期間中に予期せぬニュースや経済イベントが起こると、寄付きで価格が大きく飛ぶことがあります。
例えば、夜間に悪材料(決算ミス、地政学リスク)が出て、翌朝の寄付きで大幅な下落することもあるでしょう。

スイングトレードは長くポジションを保有するため、決算ミス、地政学リスクが出た時の窓開けのリスクが大きくなります。

相場が横ばいの時は不利

スイングトレードは、相場が横ばいの時は不利です。
レンジ相場のように頻繁に方向性が変わると、利益を取りづらい傾向があります。

スイングトレードは、トレンド方向性に沿った順張りエントリーが主です。
一方で、レンジ相場のように小さな相場の動きを敏感にとらえるのは難しく、利益が出にくい傾向があります。
例えば、数日レンジ相場が続いた場合は、ほとんど利益が出ません。
ほとんど利益がでないと、資金効率が悪いため他のトレードスタイルよりも不利な傾向があると覚えておきましょう。

スイングトレードは、レンジ相場ではほとんど利益が出ないため、他のトレードスタイルよりも資金効率が悪い傾向があります。

資金拘束が長くなることがある

スイングトレードは、資金拘束が長くなることがあります。
他のトレードスタイルに比べて、ポジションを保有する時間が長いからです。

スイングトレードは、数日から数週間ポジションを保有するため、資金が他のチャンスに使えないことがあります。
資金が他のチャンスに使えないと、有利なポジションを保有できないかもしれません。
つまり、資金拘束が長くなると、他の通貨ペアや銘柄のエントリーチャンスを見逃すことがあるのでご注意ください。

スイングトレードはポジションを長く保有するので資金拘束が長く、エントリーチャンスを逃し利益につなげられないことがあります。

含み損へのストレス

スイングトレードは、含み損へのストレスが発生する傾向があります。
ポジションを保有している間、ずっとマイナスになることがあるからです。

トレード中に価格が一時的に逆行すると、含み損が数日間続く場合もあります。
例えば、期待して買った銘柄が思惑と逆に動き、損切りラインまでは到達しなくて含み損というケースです。
その場合は、ずっと含み損圏にいるため精神的に消耗し、意図としない損切りをするかもしれません。
意図としない損切りを繰り返した結果、負け続けてしまうということもあります。

スイングトレードは資金がマイナスになる時間が長くなることもあるため、そういった場合はストレスになります。

ロスカットが曖昧になりがち

スイングトレードは、ロスカットが曖昧になりがちです。
他のトレードスタイルよりも、利確や損切りを先に伸ばしがちな傾向があります。

スイングトレードの場合は、デイトレードのような瞬時の判断が必要ありません。
そのため、ついつい調子が良い時にポジションを長く保有してしまいがちです。
資金がマイナスになっている場合も、「もう少ししたらプラスになるかもしれない」と思いがちです。
その結果、想定していた損切りラインを超えたが、「戻るかもしれない」と放置して大損になるケースがあります。

つまり、スイングトレードは想定よりも長くポジションを持つ傾向があるため、ロスカットが曖昧になると覚えておきましょう。

以上が、スイングトレードのデメリットです。
スイングトレードはポジションを長く持つため、窓開けのリスクが大きいです。
トレンド相場は得意ですが、レンジ相場になると資金効率が悪くなる傾向があります。
ロスカットが曖昧になりがちで、場合によっては含み損へのストレスが発生すると覚えておきましょう。

スイングトレードは、ポジションを長く保有することが多いので、マイナスが続くと精神的に不安になりやすい傾向があります。

スイングトレードで勝つためのコツ5選

実は、スイングトレードだけでも、上手くやれば勝てるコツがあります。

  • 勝てるパターンだけを狙う
  • 損切りラインは事前に決めておく
  • エントリーの根拠を最低2つ持つ
  • エントリーしない勇気を持つ
  • 週単位・月単位で振り返りを行う

スイングトレードだけで勝つコツは全部で5つです。
それでは、勝つコツをひとつずつ見ていきましょう。

勝てるパターンだけを狙う

スイングトレードで勝つコツ1つ目は、勝てるパターンだけを狙うことです。
勝てるパターンだけに絞ることで、無駄な損失を減らせます。

スイングトレードでは、「全部のチャンスを取りに行く」というスタンスは必要ありません。
自分が得意とする勝率の高いパターンだけに絞ることが非常に重要です。
例えば、「移動平均線が3本収束 → ゴールデンクロスで出来高増」のような自分の勝ちパターンだけを狙ってください。

スイングトレードは、手法は少なくてもOKで精度と再現性を重視することが大切です。

損切りラインは事前に決めておく

スイングトレードで勝つコツ2つ目は、損切りラインは事前に決めておくことです。
スイングトレードは、決済のタイミングが曖昧になりやすい傾向があります。

スイングトレードは他のトレードスタイルに比べて、ポジションを長く保有するため持ちすぎてしまう傾向があります。
ポジションを保有しすぎると、どうしても含み損になり不利な取引になりがちです。
そういったリスクをとらないためにも、あらかじめ損切りラインを事前に決めておきましょう。
事前に損切りラインを決めておくことで、損をする可能性が低くなります。
筆者のおすすめは、総資産の2%の損切りを設定することをおすすめします。

スイングトレードは、あらかじめ総資産の2%の損切りに設定することをおすすめします。

エントリーの根拠を最低2つ持つ

スイングトレードだけで勝つコツ3つ目は、エントリーの根拠を最低2つ持ちましょう。
エントリーの根拠を持つことで、無駄なエントリーを減らせるからです。

MACDのゴールデンクロスだけでは、騙しにあうかもしれません。
複数のシグナルが同時に出ているときだけエントリーすることで、成功確率が上がります。
移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表などと組み合わせることで、複数の根拠を持ってエントリーを行えます。

スイングトレードでエントリーする際は、インジケーターを組み合わせて複数の根拠をもとにエントリーしていきましょう。

エントリーしない勇気を持つ

スイングトレードで勝つコツ4つ目は、エントリーしない勇気を持つことです。
スイングトレードは他のトレードスタイルに比べてエントリー回数が少ないため、無駄なエントリーをしがちです。

「チャンスが来るまで何もしない」ことも、スイングトレードで勝ち残る上で非常に重要です。
無理にトレードすると勝率が下がるだけでなく、メンタルも不安定になります。
メンタルが不安定になると、ついつい無駄なエントリーをすることが多く、損をしてしまうのでご注意ください。

スイングトレードでエントリーしない勇気を持つことで、無駄のない質の高い取引が可能となります。

週単位・月単位で振り返りを行う

スイングトレードで勝つコツ5つ目は、週単位・月単位で振り返りを行うことです。
日々のトレードを分析することで、勝ちパターンや負けパターンが見えてきます。

「勝ったか負けたか」だけでなく、“なぜ勝てたか / なぜ負けたか”を記録することで、再現性が生まれます。
高い再現性を生むことで、質の高いトレードを実現させることが可能です。
具体的な週単位・月単位で振り返る内容は下記の通りです。

振り返りに関する詳細一例
・エントリーの理由(MACD+移動平均)
・利確/損切りの結果
・感情の動き(不安だった/自信があった)
・今後に活かす改善点

具体的には、エントリーした理由や結果、感情的な動きなどを記録しましょう。
分析はなるべくその日に行い、全体的な振替を週もしくは月単位で行うことをおすすめします。

スイングトレードは、週単位・月単位で振り返りを行うことで、質の高い取引を再現することが可能です。

以上が、スイングトレードで勝つコツです。
スイングトレードは勝てるパターンだけを狙い、エントリーの根拠を最低2つ持つことが重要です。
エントリーした際には、損切りラインを事前に決めておきましょう。
週単位・月単位で振り返りを行い、勝ちパターンや負けパターンを理解することで、質の高い取引を再現できます。

スイングトレードで使えるインジケーター

スイングトレードで複数の根拠を見つけるためには、インジケーターを使った方が便利です。
インジケーターを使うことで、複数の根拠を見つけやすくなります。

  • 移動平均線
  • MACD
  • RSI
  • ボリンジャーバンド

スイングトレードでおすすめのインジケーターは4つです。
それでは、インジケーターごとの詳細を見ていきましょう。

移動平均線

移動平均線とは、過去の価格の平均を線でつなげたもので、5日、20日、50日など複数の期間がよく使われます。
トレンドの方向や強さが一目で分かり、サポート/レジスタンスの目安にもなるのでおすすめです。

移動平均線の具体的な使い方
・短期線(10・20日)と長期(100・200日)のゴールデンクロスで買い
・短期線(10・20日)と長期(100・200日)のデッドクロスで買い
・株価が20日線をサポートに反発したら押し目買い
・下降トレンドで移動平均線が上値抵抗線になる場合は戻り売り

移動平均線のおすすめの使い方は、短期線と長期線で組み合わせることです。
他の時間軸の線を組み合わせることで、長期だけではなく短期の相場の動向を把握できます。
特に、ゴールデンクロス・デッドクロスが発生した場合は、積極的にエントリー・決済を行いましょう。

移動平均線は短期線と長期線の2つの線を引き、ゴールデンクロス・デッドクロスの発生時に積極的に狙ってください。

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MACD

MACDは、2本の移動平均(MACDラインとシグナルライン)の交差からトレンド転換を示す指標です。
トレンドの変わり目を捉えやすく、ダマシにあう可能性を低くするため、スイングトレード向きといえます。

MACDの具体的な使い方
・MACDがシグナルを下から上に抜けると買いサイン
・ゼロラインを上抜けたらトレンド本格化の兆しとして利益を伸ばす
・デッドクロスで利確または撤退判断

MACDがシグナルを下から上に抜けると買いサインと考えてください。
ゼロラインを上抜けたらトレンド本格化の兆しとして利益を伸ばしていきましょう。
デッドクロスが発生した場合は、利確もしくは損切をするため、エントリーから決済まで明確です。

MACDはMACDがシグナルを上下に抜けるかどうか確認し、ゴールデンクロス・デッドクロスの発生時に決済を行いましょう。

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RSI

RSIは、相場の“買われすぎ・売られすぎ”を0〜100の数値で表すオシレーター系指標です。
相場の“過熱感”を数値化でき、トレンドと組み合わせて使いやすい傾向があります。

RSIの具体的な使い方
RSIが30以下で反転の兆し → 逆張りで買い
上昇トレンド中、RSIが50を下回らず推移 → 強気継続の判断材料に
RSIが70を超えたら利確警戒または一部売却

順張りの場合は、数値の50を目安に下降トレンドか上昇トレンドか判断し、買われすぎ・売られすぎを目安で決済してください。
逆張りで取引するなら、買われすぎ70・売られすぎ30の数値を目安に狙ってみましょう。
ただし、スイングトレードは基本的にトレンドに沿った順張りがメインなので、筆者としては順張りのエントリー・決済がおすすめです。

RSIは基本的に50の線でトレンドを確認し、買われすぎ・売られすぎの目安に達したら決済を行いましょう。
逆張りは順張りよりも大きな利益で期待できますが、ダマシに回避するためにスキル・経験が必要となるので合わせて覚えてください。

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ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、価格の“ばらつき(標準偏差)”に基づいて、平均価格の上下にバンドを表示できるインジケーターです。
相場の“行き過ぎ”を可視化でき、トレンド初動・逆張りどちらにも対応できます。

ボリンジャーバンドの具体的な使い方
・バンドの収束 → 拡大(エクスパンション)でブレイク狙い
・−2σ割れからバンド内に戻る動き → 反発狙いの逆張り
・バンド上限に張り付いて上昇 → 順張り継続シグナル

ボリンジャーバンドを設定する場合は、±2σと移動平均線の3つの線がおすすめです。
ボリンジャーバンドの開発者である、『ジョン・ボリンジャー』も上記の設定を推奨しています。
ボリンジャーバンドで順張りを狙う場合は、バンドの収束 → 拡大(エクスパンション)でブレイク狙いが良いでしょう。
±2σの到達時は反転率が非常に高いため、逆張りを狙うのもひとつの手段です。

ボリンジャーバンドは、バンドの動きや目安にバンドに達したかどうかで、順張り・逆張りどちらのエントリーも可能です。

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以上が、スイングトレードで役に立つインジケーターです。
スイングトレードの場合は順張りが基本なため、トレンド系のインジケーターを活用することが多い傾向があります。
さらに、トレンド系とオシレーター系のインジケーターを組み合わせることで、質の高いトレードを実現させることが可能です。
今回紹介したインジケーターの場合は、移動平均線とRSI、MACDや、ボリンジャーバンドとRSI、MACDの組み合わせが良いでしょう。
ただし、インジケーターを組み合わせすぎると、どのインジケーターで動いているのか分からないため、2つまでに抑えてください。

基本は、トレンド系のインジケーターを使うことで、トレンドの方向性を正確に判断できるのでおすすめです。

スイングトレードの注意点

勝てるコツや役立つインジケーターを理解したら、注意点なども把握しておきましょう。
注意点を理解していないと、思わぬ落とし穴にはまり損をしてしまうかもしれません。

  • 損切りラインを曖昧にしない
  • 指標やニュースのタイミングを見落とさない
  • 週末・連休の持ち越しは慎重に
  • 市場の地合いに逆らわない

スイングトレードで注意しなければいけない点は4つです。
それでは、スイングトレードの注意点を詳しく見ていきましょう。

損切りラインを曖昧にしない

スイングトレードでは、損切りラインを曖昧にしないことが大前提です。
ポジションを保有する期間が長いため、曖昧にしてしまうと大きな損につながります。

例えば、「まだ戻るかも…」と期待して損切りを遅らせると、損失がどんどん膨らみます。
スイングトレードでは日をまたぐ保有が基本なので、逆行時のダメージが大きくなりがちです。
ダメージが大きくなると、さらに取り返そうと曖昧な損切りになるためご注意ください。
エントリー前に、「ここまで下がったら絶対に切る」という価格を明確に決めましょう。

スイングトレードでは損切りラインを曖昧にしないことが、リスク管理につながります。

指標やニュースのタイミングを見落とさない

スイングトレードは、指標やニュースのタイミングを見落とさないようにしましょう。
重要な指標やニュースがあった場合は、不規則な動きをする可能性が高いからです。

経済指標、決算発表、重要イベントなどがある日は価格が乱高下しやすい傾向があります。
テクニカルが機能しづらくなることがあるため、基本的には決済するのが無難です。
ポジションを持っている銘柄の決算日、配当落ち日、経済イベント日程は必ず把握することで、リスクを回避できます。
経済指標の最新情報は、大手の証券会社のサイトで確認することが可能です。
マネックス証券の公式ホームページをクリック▶

スイングトレードはポジションの保有時間が長いため、指標やニュースのタイミングを見落とさないことも大切です。

週末・連休の持ち越しは慎重に

スイングトレードは、週末・連休の持ち越しは慎重に考えていきましょう。
世界情勢や企業ニュースの影響で、大きく窓が開く可能性があります。

世界情勢や企業ニュースが週末にあると、週明けに相場が大きく荒れる傾向があります。
相場が大きく荒れると、テクニカルな部分が効かないため、リスクが高まり損をする可能性が高くなります。
そうならないためにも、週末前に大きな経済指標がある場合は、週末前に利確や一部ポジション縮小を検討しましょう。

スイングトレードは週末に経済指標が発表されたら、基本的にポジションを持つのは控えましょう。

世界情勢や企業ニュースを把握したうえで、世十分な流動性がある相場やトレンドの転換点にある銘柄なども確認すると良いでしょう。株の場合は、「スイングトレード 銘柄 ランキング」とネットで検索すると、注目の銘柄がでてきます。

スイングトレードに役立つ無料インジケーターを配布

異国の戦士では、スイングトレードに役立つインジケーターを無料配布しております。
無料インジケーターは下記のような種類を揃えています。

  • トレンド系
  • オシレーター系
  • 便利系

インジケーターはFXトレーダーの要望に沿った内容のため、通常のインジケーターよりも利便性が高いです。
さらに、複数のインジケーターで組み合わせることで、今まで実現できなかったトレードなども行えます。

無料ダウンロードすると、FXトレーダー同士のコミュニティにも参加できますので、ぜひこの機会にダウンロードしてみてください。

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まとめ

スイングトレードの代表的な手法は、移動平均線クロスやサポート&レジスタンスブレイクアウトをはじめ、多岐にわたります。
スイングトレードは自由度が高く、取引コストを抑えるため、FX初心者にとってはやりやすいトレードスタイルといえます。
一方で、レンジ相場に弱くロスカットが曖昧になりがちになるので、トレードする際には注意が必要です。

スイングトレードは勝てるコツを知っておくことで、質の高いトレードを実現させることが可能です。
さらに、インジケーターを上手く活用すれば、安定したい成績・利益率を叩き出せます。

この記事が「スイングトレードの勝てるコツを知りたい」という方にとって、参考になれば幸いです。

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