【FX】ゴールデンクロス/デッドクロスを徹底解説!オススメ設定値&勝率を上げるポイント
FXトレーダーのみなさんお世話になっております。異国の戦士チームのひらっちです!
今回は、トレードの世界において、買いシグナル・売りシグナルの代表である「ゴールデンクロス」「デッドクロス」を徹底解説します。
勝ちやすいクロス、負けやすいクロス、これらを見極めるコツ、そして、オススメの設定値も紹介します。
また、ゴールデンクロス/デッドクロスでよく使われるインジケーター「MACD」をより使いやすくしたカスタムインジケーターも無料で配布しています。
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目次
ゴールデンクロス(GC)/デッドクロス(DC)とは
ゴールデンクロス/デッドクロスとは、テクニカル指標である移動平均線を使用した売買シグナルのことです。
トレンド系、オシレーター系問わず様々なインジケーターで使われているシグナルの状態です。
今回は、一番王道であり、それ故世界中で一番意識されているため、想定方向へ有効性の高い「SMA」いわゆる「単純移動平均線」を使ったクロスを解説させていただきます。
ゴールデンクロス(GC)=短期移動平均線が中長期移動平均線を下から上に交差することで、買いのエントリータイミング
デッドクロス(DC)=短期移動平均線が中長期移動平均線を上から下に交差することで、売りのエントリータイミング
とそれぞれ判断できます。
ゴールデンクロス・デッドクロスは意味ない?
ゴールデンクロス/デッドクロスは、テクニカル分析を学ぶ際に一番最初に学ぶと言っても過言ではない基本ではあります。
それだけ世界中で意識されているシグナルであるが故、値動きに意味を成すシグナルです。
しかし、まだ知識や経験が浅いうちに、ただ闇雲にクロスをしたからと言ってエントリーしても、だましが発生する可能性も高いです。
初心者の頃に学んで実践してみたものの、中々勝てずに、様々なインジケーターや手法を求め、複雑なトレードになって迷いの時期に入ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
そのため、初心者の方など一部、「ゴールデンクロス・デッドクロスは意味ないのではないか」と、移動平均線のクロスというものが軽視されていくことも少なくありません。
しかし、上級者になるほど、様々なものを経験した後に「移動平均線のみでトレード」という様に、シンプルな王道手法に戻ってきて、安定して稼いでいる方も多くいらっしゃいます。
全ては「使い方次第」です。ぜひ、この記事で、勝ちやすいクロスを学んでいただければと思います。
実際のチャートでの分析方法
では、実際の相場で例を見てみましょう。
こちらは、1時間足20本線と60本線の組み合わせです。
クロスの直後から順調に上昇していることがお分かりいただけると思います。
次に、1時間足5本線と20本線の組み合わせです。
期間を短くすることで、このように小さな波の上下を捉えることができます。
次に、1時間足50本線200本線の組み合わせです。
期間を長くすることで、このように大きな波の上下を捉えることができます。
ダマシに注意する(具体例付き)
上記のチャート画像では成功パターンをご紹介しましたが、もちろん他のインジケーター同様、ダマしが発生することがあります。
例えばこちらのチャートでは、クロスが出たにも関わらず、上昇せずに下落となってしまっています。
このようなダマしを避けるためにも、おすすめの設定値と勝率を上げるためのポイント2選をご紹介いたします。
4.おすすめの設定値
まずは、おすすめの移動平均線の設定値をご紹介いたします。
異国の戦士式では、一番扱いやすく、安定した成績を作りやすい設定値として、中期的な線同士の20SMAと60SMAをおすすめします。
なぜなら、短期過ぎる移動平均線同士のクロスは、小さな波に反応することで頻繁にクロスが生じるため、
クロス後の上昇余地、下降余地が少ない場合が多く、裁量トレードで扱いにくい点があります。
また長期過ぎる移動平均線同士のクロスは、シグナル発生回数が少なく、保有時間も長くなるため、指標時間を跨がなければならない事も増え、安定した成績が作りにくい点があります。
20SMAはボリンジャーバンドのセンターラインとして世界共通で使用される固定的な設定値であり、機関や大口も注目している線になります。
また、移動平均線の基本として、一つの移動平均線に対して3倍の設定値の線と組み合わせると値動きの波長に非常に相性が良いとされているため、20SMAの3倍の60SMAを活用します。
よって20SMA、60SMA、がおすすめの設定値となります。
GC/DCで勝つための重要なポイント2選!
ポイント①久しぶりのクロスほど信頼度が高い
1つ目のポイントは、
『前回のクロスから時間が経過しているほど信頼度が高い』
『前回のクロスから時間が経過していないほど信頼度が低い』
ということです。
長い期間クロスが発生していない場合のクロス程、総参加者の注目が集まり、大トレンド転換となる確率が高くなります。
さっきクロスしたけどまたすぐクロスした!という様な状況は、値動きの方向性がごちゃついている証拠です。
見極め方としては、20SMAが60SMAの上下を何度も行ったり来たりしている状況は、レンジ相場でトレンドが発生していない可能性が高いと言えます。
そのような場合はチャート自体も何度も同じような価格帯を行ったり来たりしている可能性が高いです。
このような場合は、一度どちらかに大きくブレイクしてトレンドが発生するのを待ち、そのトレンドが終わるタイミングのクロス、を狙ってトレードするのがおすすめです。
ポイント②クロスした時の価格の位置に気を付ける
2つ目が一番重要なポイントとなります。それは、
『クロスした時に価格が移動平均線に近いほど良い』
『クロスした時に価格が移動平均線から遠いほど悪い』
ということです。
クロスした時点で既に価格が上昇してしまっている状態は、価格が移動平均線に引き寄せられる力が働くことで、エントリーしても逆行してしまう可能性が高いです。
※詳しくは『グランビルの法則とは?最強の8種のエントリータイミングや必勝ポイント3選!』で解説しています。
反対にクロスした時に価格がまだ上昇していない場合は、60SMAが強いサポートラインとなって上昇トレンドに乗せていってくれるイメージで強い上昇トレンドの初動を捉えることができるケースも多いです。
これは非常に重要なポイントで、GC/DCでトレードする精度がかなり上がります。
具体的に「移動平均乖離率でどれくらい離れていれば」と数値で定義する必要はありません。
値動きの流れ、その時のボラティリティによっても、変わってしまうので、画面を見て、クロスと価格が近い位置にある、または既に大きく値上がってしまった位置にある、と裁量感覚で判断するだけで十分フィルターになります。
むしろ、その時の相場に合った臨機応変なトレードがより可能になります。
GC/DCによるエントリー後の決済ポイント
2つの重要なコツを意識してエントリーができたら、後は決済ポイントです。
ゴールデンクロスでエントリーした場合は、利確損切問わず、価格が60SMAをローソク足実体で確定したタイミングがおすすめです。
クロスした時に価格が近いタイミングでエントリーするので、大きな損切りは発生しないはずです。
逆に利益側にに進んだ場合は、60SMAに乗って大きなトレンドが発生した場合は、非常に大きな利益を狙うことができます。
慣れてきたら、クロスする際のローソク足のプライスアクションなども判断材料にすると、さらに精度があがります。
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また、以下のページでは、MACDを使ったゴールデンクロス・デッドクロスの活用方法について解説しています。
是非、ご参考ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか!以上がゴールデンクロス/デッドクロスの徹底解説と、オススメ設定値&勝てる2つのコツとなります。
インジケーターや手法探しには正解、聖杯はありません。
しかし頭ではそれを分かっていながらも、ついついより勝率の高いポイントを厳選するために、インジケーターを増やしてドツボにはまってしまう、というのはあるあるだと思います。
そんな時は一度、相場で得た経験はそのままに、初心に戻り、シンプルな手法で検証してみると、新しい世界が見えてくるかもしれません。
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