【FX】乖離率インジケーターを使ったトレードテクニックを紹介!
今回の記事では乖離率インジケーターを使ったトレードテクニックを画像付きでわかりやすく紹介していきますので、是非最後まで御覧ください!
動画でも解説していますので是非!
目次
乖離率インジケーター単体だと難しい?
まずはじめに乖離率を示したインジケーターですが、乖離率インジケーターをWebで探しても中々使えるインジケーターがありません。
以下のサブチャートに表示されているのが標準の乖離率インジケーターなのですが、どうでしょうか?
線がノイズの様に上下しているだけで、使い方が難しので乖離率インジケーター単体で使用するのは難しく、通常は他のインジケーターを組み合わせたて使用することが多いです。
そこで、今回の記事では乖離率インジケーターを見やすく改善した【異国の乖離バンド】を使ってトレードテクニックを紹介していきますので、まずはじめに無料ダウンロードをしてから記事を読み進めて頂ければと思います!
【異国の乖離バンド】乖離率にバンドを組み込み、乖離率が広がった時に売買サインが出現してくれるので非常に分かりやすいインジケーターです!
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それでは、【異国の乖離バンド】を使った様々なテクニックを紹介していきますが、最初にトレンド相場なのかレンジ相場によって使うテクニックが異なりますので、トレンド相場とレンジ相場に分けたトレードテクニックをご紹介します。
トレンド相場でのトレードテクニック
乖離率はトレンド相場が出ている時には、乖離率が広がっても以下のように騙しのサインが多く出現する傾向があり苦手とする場面でもあります。
しかし、乖離率が苦手なトレンド相場が発生していても、乖離率が全く使えないという事ではなく、実は上手くサインを見極めるテクニックがありますので紹介していきます。
トレンド方向のみのサインに絞る
トレンド相場で苦手な理由は、トレンド方向と逆のサインが多く出現してしまう事が原因です。
例として上昇トレンドが発生すると、価格の乖離率の数値が上がるので売りのサインが出やすくなり、トレンド方向と逆張りのサインが多発する傾向があります。
これを防ぐために、トレンド方向にそった乖離率のサインのみに絞るというテクニックを使います。
やり方として、はじめに移動平均線を3本使用してトレンド方向を見定めます。
3本の移動平均線の期間は短期・中期・長期とバランスが取れていれば大丈夫です!(短期を50、中期を100、長期を200などに設定)
そしてこの3本の移動平均線が上から短期・中期・長期と揃っていた時(買いパーフェクトオーダー)に上昇トレンド
長期・中期・短期と揃っていた時に下降トレンド(売りパーフェクトオーダー)と判断します。
※パーフェクトオーダーについて以下の記事で詳しく紹介していますので御覧ください。
以下の相場では青色の背景になっている箇所が買いのパーフェクトオーダーが発生している場所で(移動平均線が短期>中期>長期となっている)上昇トレンドと判断します。
上昇トレンドが発生している場所では、トレンド方向に沿った買いの乖離率のサインのみに絞って、売りの乖離率のサインは無視します。
下落トレンドでの考え方も一緒です。
以下の相場では赤色の背景になっている箇所が売りのパーフェクトオーダーが発生している場所で(移動平均線が長期>中期>短期となっている)下降トレンドと判断します。
下降トレンドが発生している場所では、トレンド方向に沿った売りの乖離率のサインのみに絞って、買いの乖離率のサインは無視します。
トレンドに沿ったサインが出にくい場合は?
乖離率のサインは、トレンド方向と逆のサインが多く出現する傾向があるので、時にはトレンド方向に沿ったサインが出現しない時があります。
以下の場面では買いのパーフェクトオーダーが発生しており、上昇トレンド中なのですが買いのサインが一つも表示されていません。
そういった時は、【異国の乖離バンド】の「バンド偏差」を小さくすると、サイン自体が多く出現するようになりますのでこれを活用します。
初期設定では「バンド偏差」が「2.5」に設定されていますが、これを「2.0」や「1.5」変更に低くするとトレンド方向に沿ったサインも出現しやすくなりますので、サインが少ない場合には参考にしてみて下さい!
更にトレンドラインを追加して精度を高める
パーフェクトオーダーによってトレンドを判断出来た時に、さらにトレンドラインを引き、そのトレンドライン付近で乖離率のサインが出現した時を狙うというテクニックを使うとさらに精度が高まります!
- 上昇トレンドが発生(買いのパーフェクトオーダーが発生)…安値を目安にトレンドラインを引く
- 下降トレンドが発生(売りのパーフェクトオーダーが発生)…高値を目安にトレンドラインを引く
言葉だと分かりにくい部分がありますので、チャート画像と共に説明していきます。
以下のチャートで青色の背景になっている箇所が買いのパーフェクトオーダーが発生している上昇トレンドですが、このトレンドの安値を目安にしてトレンドラインを引いていると、トレンドライン付近で発生している買いの乖離サインと、トレンドラインから離れている箇所で発生しているサインが分かります。
買いのパーフェクトオーダー中に発生している買いの乖離サインの中でも、チェックマークが付いているトレンドライン付近で発生した買いの乖離サインはかなり優位性が高い事が分かります。
売りのパーフェクトオーダーが発生中の売りの乖離サインも同じです。高値を目安にしたトレンドラインを引いて、そのトレンドライン付近で発生したサインだけに絞ると、かなり優位性の高いトレードが出来る様になるかと思います。
トレンド相場発生時に「乖離サイン+パーフェクトオーダー+トレンドライン」の3つの根拠を組み合わせて使うテクニックを紹介しました!
次にレンジ相場でのトレードテクニックをご紹介します!
レンジ相場でのトレードテクニック
レンジ相場では乖離率を使ったトレードしやすい傾向にあります。価格が上下に行ったり来たりするレンジ相場の性質と乖離率の相性が良く、良いサインが出やすいですが、乖離率を使ったレンジ相場でのテクニックをご紹介します。
高値安値のラインを引く
まず、ある一定の価格帯で価格が上下しているレンジ相場を見つけます。
そして、価格が上下しているエリアで跳ね返されている高値(レジスタンスライン)と安値(サポートライン)にラインを引きます。
実際の相場ではピッタリと跳ね返される高値安値が引けるのは珍しいので、大まかに判断してラインを引いていきます。
安値ライン付近で買いのサインが出現している時、また高値ライン付近で売りのサインが出現している時のサインを選びます。
バッテン印が付いているところは、レンジ相場の中で真ん中付近でサインが付いているので、このサインは見逃します。
なるべく反発する高値安値ライン付近まで価格が来ている時の乖離サインを選ぶ様にすると、レンジ相場から抜け出して、急にトレンド相場を変わった時にもお得に損切りが出来る上に、高値安値の反発する力を利用するというテクニックが使えます!
この様にレンジ相場で反発される重要な高値・安値ラインを参考に乖離サインを絞るのがテクニックです!
レンジ相場でなくても重要な水平線ラインの引き方については非常に重要になってくるので、よろしければ以下の記事もお読み下さい!
現在は海外(主にヨーロッパ)を中心に生活をしています。このブログでは、FX初心者から上級者まで役に立つ情報を発信できればと思います。 主にオリジナルインジケーターの作成やEAの作成、手法の開発を行っております。
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