バイナリーオプションでおすすめの無料インジケーターとは?最強の組み合わせや注意点も解説!
バイナリーオプションで勝率を上げるには、インジケーターが非常に重要です。
バイナリーオプションとは、通貨ペアの為替レートが指定したレートを上回るか下回るかを二者択一で選択する投資方法です。
FXの仕組みとは全く異なるため、バイナリーオプションに特化したインジケーターを使用したり組み合わせる必要があります。
本記事では、「どのインジケーターを使えばいいかわからない」「最強の組み合わせを知りたい」という方に向けて、解説していきます。
特に、「バイナリーオプションで必要な無料のインジケーター」「バイナリインジケーターの組み合わせ」を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
また、バイナリーオプションで、無料のインジケーターを使って勝率を高めたい方向けの情報なども公開しています。
目次
バイナリーオプションに必要な無料インジケーターとは?
分析の指標となるインジケーターを活用することでチャート分析の精度が高くなります。
バイナリーオプションにおけるインジケーターは2種類に分けられます。
- トレンド系インジケーター
- オシレーター系インジケーター
それぞれ詳しく解説していきます。
トレンド系インジケーター
トレンド系インジケーターとは、主にトレンド相場において押し戻りを把握するために使用されます。
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド
- ADX
今回、紹介するインジケーターは、「一目均衡表」「ボリンジャーバンド」「ADX」です。
では、どういったトレンド系のインジケーターなのか詳しく見ていきましょう。
一目均衡表
一目均衡表とは、都新聞の商況部長として活躍した『細田悟一』が1936年に一目山人というペンネームで発表したテクニカル指標のことです。
「一目で分かる」が由来で、日本だけでなく海外でも人気で高く支持されています。
基準線 | 過去26本の高値/安値の平均値 |
転換線 | 直近のローソク足9本の高値/安値の平均値 |
先行スパン1 | 転換線と基準線の平均値をローソク足26本先行させて表示 |
先行スパン2 | ローソク足過去52本の高値/安値の平均値を26本先行させて表示 |
遅行スパン | 現在のローソク足の終値を26本分遡って表示 |
時間軸に着目し、ローソク足と、5本のラインを使用して分析します。
先行スパンで挟まれた領域を「雲」と呼び、ローソク足がこの雲より上にあれば買いが強いです。
また、ローソク足がこの雲より下にあれば、売りが強い相場と判断できます。
一目均衡表は、他のインジケーターに比べて線の種類が多いなど苦手な方も多いかもしれません。
ですが、相場の状況を一目で判断できますし、理解できれば非常にわかりやすく根拠のある取引ができるようになるためおすすめです。
使い方など詳しくは、下記の記事でも解説しているので参考にしてください。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、アメリカの投資家ジョン・ボリンジャーが考案したテクニカル分析手法の一つです。
移動平均線と標準偏差で構成されており、移動平均を表す線とその上下に値動きの幅を示す線を加えた指標となります。
標準偏差とはデーター平均値のばらつきを示しており、どのくらいの確率でその範囲内に値動きが収まるのかをラインで表します。
この上下のラインの間に値動きが収まる確率は、以下の通りです。
- ±1σでは68.26%
- ±2σでは95.44%
- ±3σでは99.74%
ボリンジャーバンドの標準偏差は、±σ1から±σ3で構成されています。
つまり、9割という非常に高い確率で2σの中に収まることがわかります。
ボリンジャーバンドは初心者の方でも使いやすく応用が効くインジケーターです。
ボリンジャーバンドの詳しい内容や使い方は、下記の記事でも解説していますので、是非マスターしてみてください。
ADX
ADX(Average Directional Movement Index)とは、1978年にJ.W.ワイルダー氏が考案した相場のトレンドの強さを判断する指標です。
ADXは、同じくJ.W.ワイルダー氏が考案した、値動きの方向性を示すテクニカル指標DMI(Directional Movement Index)と併せて使用することでトレンドの方向性を見極められます。
- +DIラインは上昇トレンドの強さを表す
- -DIラインは下降トレンドの強さ表す
通常、ADXの数値が25を超えてくる辺りからトレンドの発生が予測されます。
例えば、「ADXが25以上で+IDが-DIの上に位置していれば上昇トレンド」「ADXが25以上あり、-IDが+DIの上に位置していれば下降トレンド」と判断できます。
ADX・DMIは他の指標と組み合わせることでさらに勝率を上げることが可能です。
こちらのページではDMIについて詳しく解説していますので併せてご覧ください。
FXのDMIとは?見方や計算方法、おすすめの組み合わせを分かりやすく紹介!
オシレーター系インジケーター
オシレーター系インジケーターとは、主にレンジ相場において買われすぎ・売られすぎを判断するのに使用されます。
- RSI
- ストキャスティクス
- MACD
オシレーター系のインジケーターは、「RSI」「ストキャスティクス」「MACD」などがおすすめです。
それでは、オシレーター系のインジケーターも詳しく見ていきましょう。
RSI
RSI(Relative Strength Index)とは、「相対力指数」と呼ばれ、買われすぎ/売られすぎを0〜100%で表したクニカル指標です。
一定期間における終値をベースにした上昇と下落の勢いを計測しており、レンジ相場(ボックス相場)の時により有効となります。
- 20〜30%を下回ったら売られすぎ
- 70〜80%を上回ったら買われすぎ
上記の画像のように1本のラインで構成されており、「買われすぎ」や「売られすぎ」を判断できます。
RSIは、バイナリーオプションにおいて標準装備しているトレーダーが多い指標です。
非常にシンプルで使いやすいため、初心者にもおすすめとなります。
こちらの記事でもさらに詳しく解説しているので是非参考にしてください。
RSIとは?ドル円/ポンド円/ユーロ米ドルで分かりやすく相場解説!
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは、「推計統計学」とも呼ばれ、一定期間の高値と安値を活用し、「買われすぎ」や「売られすぎ」などの過熱感を示すテクニカル指標です。
RSIと同様に、日本だけでなく世界中で人気な指標として知られています。
種類は、以下の2つです。
・%Kと%Dの2本のラインを使用(ファストストキャスティクス) ・SLOW%KとSLOW%Dの2本のラインを使用(スローストキャスティクス) |
ファストストキャスティクスは、反応が早いため短期売買トレーダーに好まれる傾向があります。
しかし、ダマしが多いので難易度が高めではありますがスローストキャスティクスが一般的です。
買いサイン |
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・20~30%以下でラインが推移しているときは売られすぎとして買いのエントリー(デッドクロス) ・売られすぎの状態でメインラインがシグナルラインを上抜けたらさらに強い買いサイン(ゴールデンクロス) |
売りサイン |
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・70~80%以上でラインが推移しているときは買われすぎとして売りのエントリー ・買われすぎの状態でメインラインがシグナルラインを下抜けたらさらに強い売りのサイン)デッドクロス) |
ストキャスティクスはポピュラーな指標ですが、しっかり理解しておかないと連敗する可能性も高いです。
以下の記事でも使い方など基本を解説しているので是非ご覧ください。
ストキャスティクスとは?オリジナル手法や算出方法も大公開!
MACD
MACD(Moving Average Convergence Divergence)とは、「移動平均収束拡散」などとも呼ばれ、2本の移動平均線を使用して買いと売りのタイミングを読むテクニカル指標です。「マックディー」と読みます。
メインの移動平均線「MACD」と、MACD自体の動きを移動平均線にした「シグナル」と呼ばれるラインの推移で判断します。
また、MACDの値からシグナルの値を引いて棒グラフにしたものが、ヒストグラムです。
MACDのエントリーポイント |
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・MACDがシグナルを上回ったら「買いサイン(ゴールデンクロス)」 ・MACDがシグナルを下回ったら「売りサイン(デッドクロス)」 |
MACDがシグナルを上回ったら買いサインで、MACDがシグナルを下回ったら売りサインです。
ゴールデンクロス・デッドクロスの発生時がエントリーポイントだと覚えておきましょう。
MACDは、比較的精度の高いテクニカル分析指標として人気です。初心者でも簡単にシグナルの発見が可能なので是非、マスターしてみてください。
MACDとは?ゴールデンクロス・デッドクロスを活用した必勝法やポイントを分かりやすく解説!
どれも使いやすく便利なインジケーターばかりですね。
バイナリーオプションの無料インジケーターの最強の組み合わせ4選
バイナリーオプションにおいても、インジケーターは組み合わせることで勝率を上げることが可能です。
- ボリンジャーバンド+ストキャスティクス
- ボリンジャーバンド+MACD
- 一目均衡表+平均足
- 移動平均線+RSI
こちらでは、最強の組み合わせとして「移動平均線+RSI」「ボリンジャーバンド+ストキャスティクス」「ボリンジャーバンド+MACD」「一目均衡表+平均足」「移動平均線+RSI」の4つを紹介します。
移動平均線+RSI
インジケーターの最強の組み合わせの1つ目は、移動平均線+RSIです。
この組み合わせは、順張りにも逆張りにも使えます。
移動平均線とは、一定期間の価格の平均値をラインで表したものです。最もメジャーなインジケーターと言っても過言ではありません。
ちなみに、移動平均線は単純移動平均線(SMA)、指数平滑移動平均線(EMA)、加重移動平均線(WMA)の3種類があります。
- 単純移動平均線(SMA)
- 加重移動平均線(WMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
使い方は、移動平均線とRSIの両方でサインがでたらエントリーします。
例えば、移動平均線でゴールデンクロスが現れたときに、RSIが30以下だと「売られすぎ」のため、HIGHエントリーできます。
反対に、デッドクロスの時はRSIが70以上で、LOWエントリーとなります。
レンジ相場が苦手な移動平均線とトレンド相場が苦手なRSIを組み合わせることで、より勝率を高められるのです。
ボリンジャーバンド+ストキャスティクス
2つ目の最強組み合わせは、ボリンジャーバンド+ストキャスティクスです。
こちらも、相場のトレンドを示すトレンド系と相場の過熱感が分かるオシレーター系のインジケーターを組み合わせることで、不足部分を補えます。
エントリー手順 |
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1.ボリンジャーバンドとストキャスティクスを表示する 2.レンジ相場を確認する 3.ローソク足がボリンジャーバンドのライン(±2〜3σ)に触れているのを確認する 4.ストキャスティクスのゴールデンクロス/デッドクロスを確認する 5.逆張りでエントリーする |
トレンドではダマシが多くなるので、レンジ相場+逆張りを狙います。
HIGHエントリーはローソク足がボリンジャーバンドの−3σに、LOWエントリーは+3に触れていることを確認しましょう。
最後に、20以下または80以上を示していて2本のラインがクロス(ゴールデンクロス/デッドクロス)を確認したらエントリーします。
エントリーポイントは少なくなりますが、上記の条件を満たすことで勝率が上がるため、しっかり確認しましょう。
ボリンジャーバンド+MACD
3つ目に紹介する最強の組み合わせは、ボリンジャーバンド+MACDです。
ボリンジャーバンドは、トレンドの方向が分かるラインと値動きの幅が分かるσラインにより、1つあれば取引が完結するともいえます。
そこに、オシレーター系のMACDを組み合わせることでより、精度を高めることが可能です。
エントリー手順 |
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1.ボリンジャーバンドとMACDを設定する 2.MACDのゴールデンクロス/デッドクロスを確認する 3.ローソク足がボリンジャーバンドの±2σに触れていることを確認する 4.トレンドの方向に順張りでエントリーする |
まずは、MACDのゴールデンクロス/デッドクロスを確認しましょう。
ヒストグラムがシグナル線をしたから上に抜ければゴールデンクロス、下に抜ければデッドクロスです。
さらに、トレンドを確認するためボリンジャーバンドのスクイーズ(絞られているところ)とエクスパンション(広がるところ)を確認してエントリーとなります。
ボリンジャーバンド+MACDの組み合わせは、両方の根拠を持ってエントリーすることが重要です。
それぞれをしっかり確認しエントリーポイントを見つけてください。
一目均衡表+平均足
最強の組み合わせの4つ目は、一目均衡表+平均足です。
平均足とは、トレンドの流れを視覚的にわかりやすいようローソク足を改良したテクニカル指標です。
「始値・終値・高値・安値」の4つの値の平均を使用して表します。
相場の方向性が分かるトレンド系の一目均衡表と組み合わせることで、陰線と陽線が連続で出現し、ローソク足よりも明確に分かるようになります。
一目均衡表の雲の役割は、レジスタンスライン・サポートラインです。
その雲を突き抜けたポイントでエントリーを判断していきます。
その他に、HIGHだと雲の上で陽線が、LOWだと雲の下で陰線が現れ、平均足が形成され始めることも確認しましょう。
エントリー条件 |
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・ローソク足が下から上(HIGH)/上から下(LOW)に突き抜けた ・雲の上で陽線(HIGH)/下で陰線(LOW)が現れる ・平均足がつくられる |
以上の4つを確認しエントリーポイントを見つけられる組み合わせとなります。
一目均衡表+平均足は4つのエントリー条件を確認することで、トレンドの方向性を正確に判断できます。
相性の良いインジケーターを組み合わせることで、トレードの質が高まります。
バイナリーオプションのインジケーターを使う際の注意点
バイナリーオプションでインジケーターを使用する際は、注意点なども把握しておきましょう。
そうすることで、勝率を上げられるはずです。
また、さらに以下のことに注意することで確実に勝率を上げることができます。
- 1つのインジケーターだけを使用しない
- 「必ず勝てる」インジケーターに騙されない
- インジケーターだけに頼らない
1つのインジケーターに頼りきりだとダマシにあう可能性があります。
それぞれ得意不得意があるため、複数のインジケーターを使用しウィークポイントを補うようにしましょう。
特に、トレンド系とオシレーター系の組み合わせはおすすめです。
その際に、インジケーターを使いすぎてサインを見逃さないように注意してください。
また、必ず勝てるインジケーターは存在しません。
ネット上では様々なインジケーターが販売されていますが、中には高額なものや詐欺のようなものもあります。
本当に必要なインジケーターを使用するようにしましょう。
インジケーターを使用したテクニカル分析だけでなく、ファンダメンタル分析など多角的に相場を分析するのもおすすめです。
市場は常に完全な予測は不可能で、テクニカル分析だけでは当然リスクを完全に排除することはできません。
インジケーターを使ったテクニカル分析に慣れてきたら、複数の根拠を持ってより勝率を上げられるトレードを目指してください。
バイナリーオプションのインジケーターを使う際の注意点を把握することで、さらに勝率を上げることが可能です!
バイナリーオプションはリスク管理も勝率につながります。
まとめ
バイナリーオプションで使える無料のインジケーターや最強の組み合わせを解説してきました。
バイナリーオプションにあたってインジケーターは必須といえます。
特に、テクニカル分析が重要となるトレードです。
しかし、お伝えした通り、必勝のインジケーターはありません。
自分に必要な最低限のインジケーターを選び、注意点なども把握しながら使用しましょう。
バイナリーオプションの無料インジケーターを適切に組み合わせて利用することで、今よりも勝率を上げることが可能です。
異国の戦士では、バイナリーオプションに関する便利なインジケーターを販売しております。
ぜひ、この機会に弊社のバイナリーオプションのインジケーターをご覧ください。
2014年駒澤大学経営学部・経営学科卒業。その後、SEOを中心に事業を営む会社でコンテンツマーケティングを経験。コンテンツSEOを中心に各種プロジェクトに参画し、個人ではFXトレードを経験。株式会社セネリアスでは、半年間で表示回数・クリック数を倍にすることに成功。コンテンツSEOの豊富な知識や丁寧な対応、自身で経験したFXの経験をもとにユーザーファーストを心がけたライティングが強み。
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