グランビルの法則とは?最強の8つのエントリータイミングや必勝ポイント3選!
グランビルの法則は、移動平均線を使った手法で、ダウ理論と同様にFXの代表的な法則のひとつです。
グランビル掘るの法則を理解することで、質の高いFXトレードを実現することできます。
しかし、グランビルの概要やエントリーポイント、勝つためのポイントなど、本質を知らなければ、トレードで思うような結果は出ません。
今回は、「グランビルの法則」を分かりやすく解説した後、実際のトレードで勝つための重要なポイントを3つご紹介させていただきます!
ぜひトレードの参考にしていただければと思います。
動画で見たい方は↓
参考記事 |
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目次
グランビルの法則とは?
グランビルの法則(Granville’s Rules)とは、移動平均線と価格の関係から売買のタイミングを判断するための8つのルールです。
1960年代に米国の著名な投資アナリスト「ジョセフ・グランビル(Joseph E. Granville)」によって提唱され、現在でも移動平均線を使ったトレード手法の基本として広く知られています。
ダウ理論やエリオット波動と並ぶ非常に有名な理論です。
エントリータイミングを分析することで、安定した利益・勝率の向上が可能です。
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最強の8つのエントリータイミング
グランビルの法則には、買いと売り合計8つのエントリーポイントが定義されています。
4つの買いタイミング
①横ばい~上向きになりつつあるの移動平均線を価格が下から上抜いた時
このタイミングでは下降トレンドから上昇トレンドに転換するタイミングを狙うことができます。
②上向きの移動平均線を価格が一度下抜けるも、再度上抜いた時
相場はジグザグと上下しながら上昇していきますので、その一度下がったタイミングを狙う「押し目買い」のタイミングとなります。
③上向きの移動平均線まで価格が下降するも、下抜けずに再度上昇し始めた時
②と同じく、移動平均線を下抜けずに再上昇した場合も、「押し目買い」を狙えるタイミングです。
④下向きの移動平均線から価格が大きく下に乖離した時
一時的に移動平均線から大きく乖離したものはリバウンドが起こる傾向があり、ここでは逆張りの買いを狙うことができます。
売りタイミングも同じように4つのエントリーポイントがあります。
4つの売りタイミング
①横ばい~下向きになりつつある移動平均線を価格が上から下抜いた時
②下向きの移動平均線を価格が一度上抜けるも、再度下抜いた時
③下向きの移動平均線まで価格が上昇するも、上抜けずに再度下降し始めた時
④上向きの移動平均線から価格が大きく上に乖離した時
以上が移動平均線の向きと価格の位置関係から見る8種のエントリータイミングです。
しかし、実際の相場ではこの図のようにきれいなチャートではなく、一つのトレンドですべてのタイミングが出現することや、この順番通りに出現するということはなかなかありません。
そのため、続いては実際にグランビルの法則を使って勝つためのポイントを3つご紹介させていただきます!
グランビルの法則で勝つための重要な3つのポイント
グランビルの法則で勝つためには押さえておきたい3つのポイントがあります。
- 乖離からの逆張りはエントリーしない
- 移動平均線の設定は50SMAがおすすめ
- ロールリバーサルを活用する
1つずつ詳しく解説していきます。
ポイント①乖離からの逆張りはエントリーしない
勝つためのポイント1つ目は、乖離を狙う逆張りパターンはエントリーしないことです。
買いと売りどちらも、④の移動平均線からの乖離を狙う逆張りエントリーは他のエントリーポイントに比べて難易度が高いです。
買いと売り①~③のパターンは、移動平均線を軸として使うことで、具体的なタイミングを計れます。
再現性のあるトレードをすることができますが、「移動平均線から大きく乖離した時」という法則は、一見簡単そうに思えます。
しかし、実際の相場では「乖離しすぎ」の判断の軸となるものが少ないです。
オシレーター系の指標で過熱感を判断するという方法もあります。
しかし、「状況に応じて臨機応変に」使用してこそ機能する部分も多いので、エントリーパターンとしては難易度が高いと言えます。
また、①~③のエントリーパターンはトレンドに合わせた順張りのトレードなのに対し、乖離を狙う④だけはトレンドに逆らった逆張りのエントリーになります。
これも他のパターンとは少し毛色が違うエントリータイミングということが分かると思います。
ポイント②移動平均線の設定は50SMAがおすすめ
勝つための方法2つ目は、おすすめの移動平均線の期間設定は50SMAという点です。
考案者のジョゼフ・E・グランビル氏は期間200を推奨していますが、基本的にどんな期間でもこのグランビルの法則は使うことができます。
しかし、期間が短すぎるとローソクとほぼ一緒に動いてしまい、逆に期間が長すぎてもトレードチャンスが滅多にこないです。。
そこで異国の戦士チームでは、50SMAを使用することをおすすめします。
50SMAは、短期~中期のトレンドをバランス良く示してくれる欧米ではポピュラーな期間ですので、多くのトレーダーが注目しています。
特に、200SMAよりも期間が短いので、トレードチャンスも多く生まれます。
トレード回数が少なすぎてストレスになるということも少なくなりおすすめです。
ポイント③ロールリバーサルを活用する
勝つための3つ目の方法は、サポレジラインが転換するロールリバーサルを活用することです。
これはダマしを避けるために重要です。
買いと売りのそれぞれの①と②は、価格が移動平均線を抜くことがエントリータイミングです。
しかし、抜いた瞬間にエントリーするのはおすすめしません。
抜けた瞬間のエントリーは、一瞬抜けただけのダマしになったり、高値掴みで不利になることが少なくありません。
そのため、線を抜けてレジスタンスからサポートになったことを確認してからエントリーしましょう。
また、③のエントリーポイントは元々サポートラインとして機能していることを前提としてのエントリーポイントです。
こちらもただ線に近づいてきたからというだけでエントリーをすると、大きく貫かれて損切り、というケースが起こる可能性があります。
下髭などでサポートとして機能していることが分かるプライスアクションが確認できてからエントリーするようにすると、相場での立ち回りが好転すると思います。
また、ロールリバーサルというと、このように大きな波としての押し目を待つイメージがあるかもしれません。
小さな範囲で見るロールリバーサルも優位性がありますので、ぜひ活用してみてください!
グランビルの法則は使えない場合がある?気をつけるべき注意点
グランビルの法則は、非常に使い勝手の良い法則です。
しかし、グランビルの法則を使う際には、いくつか注意しなければいけないポイントなどもあります。
なぜなら、グランビルの法則の認識を間違えると、大損するケースもあるからです。
例えば、移動平均線との乖離を狙った取引タイミングの場合は、グランビルの法則を使っても予測できません。
予測できないのに、乖離している瞬間を逆張りで狙った結果、大損するケースがあるので気をつけましょう。
特に、FX初心者の場合は、乖離を狙った売買は避けてください。
グランビルの法則を正しい認識で使わないと、大損することがあります。
グランビルの法則と併せて使えるインジケーター
RSI
RSIはオシレーター系のインジケーターで、買われすぎ・売られすぎの状態を判断テクニカル指標です。
一般的にはエントリー・利確時の過熱感をチェックするのに使用されることが多いです。
乖離を狙う逆張りパターンはエントリーしないことをおすすめしましたが、今後トレードに慣れてきて、オシレーター系のインジケーターも使って状況に応じた臨機応変なトレードに挑戦したい、といった場合にはおすすめのインジケーターです。
【異国のAI.RSI】
【異国のAI.RSI】は、FXの代表的な指標「RSI」をAIにより相場を追随できるよう強化しました。
【異国のAI.RSI】の特徴 |
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・勝率が高いパラメータをAIが自動設定 ・高勝率の売買サインをリアルタイム表示 |
勝率が高いパラメータをAIが自動設定し、高勝率の売買サインをリアルタイム表示することが可能です。
これらの特徴を活かすことで高精度なサインを表示できるため、ダマシに回避できます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に±1σ、±2σといったバンドを表示し、価格の変動幅(ボラティリティ)を視覚化するテクニカル指標です。
例えば、価格が±2σを勢いよくブレイクし、バンドが広がっていれば、トレンド継続の可能性が高いと判断できます。
グランビルの法則のサインの動きが、一時的な反発なのか、本格的なトレンドの継続なのかを見極めるのにおすすめのインジケーターです。
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【異国のボリンジャーバンド】は、「見やすさ」と「使いやすさ」を極めた、MT4/MT5対応の究極ボリンジャーバンドです。
超有料級の無料インジケーターで、誰でも無料でダウンロードいただけます!
色分けで相場状況が一目でわかり、ブレイク時にはサインも表示。
また、サブチャート表示や多彩な通知機能も搭載し、従来のボリバンの悩みをすべて解決してくれます。
直感で“勝てる波”を掴める、まさに“完成形”のボリンジャーバンドです。
ツールの詳細は、以下のページをご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以上がグランビルの法則の解説と、実際のトレードで勝つための重要ポイントとなります。
グランビルの法則は移動平均線を使った手法の全ての基礎ですので、しっかり覚えておきましょう!
そしてご紹介したコツを意識すれば、下手にいろいろなインジケーターを表示して複雑なトレードをするよりも、頭もすっきりして、トレンドに合わせたシンプルで根拠のあるエントリーができます。
ぜひ参考にしていただければと思います!
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