トレーディングビュー(TradingView)がおすすめな理由や使える機能等を解説!

tradingview

トレーディングビューとは?機能は?

トレードをしていく上で、快適なプラットフォーム(トレードする環境)を準備することは非常に重要です。どのようなチャートツールを利用してトレードの手助けをしてもらうかによって、トレード結果も大きく変わってきます。

 

今まではFXでプラットフォームと言えばMT4(メタ・トレーダー4)が有名でした。世界中の多くのトレーダー愛用してきたFXチャートツールです。

 

しかし近年、目覚ましい勢いで世界中のトレーダーが使い始めているチャートツールがあります。それが『トレーディングビュー(Trading View)』です。MT4をはるかにしのぐ機能性、デザイン性、仕様になっており、今後も腰を据えてFXトレードしていきたいトレーダーには是非おすすめしたFXチャートツールです。

 

トレーディングヴュー

 

トレーディングビューは今後数年以内に間違いなく、MT4を凌ぐほどの知名度を誇るチャートツールとして成長しているはずです。そう断言できるほど、様々な有利性・利便性を兼ね備えています。

 

今回はトレーディングビューとはどのようなチャートツールなのかを解説します。そして無料登録方法も合わせてお伝えします。この記事を読み終えたころには、トレーディングビューを使ってFXトレードをしてみたくなっているはずです。そのぐらい魅力たっぷりのFXチャートツールなのです。

 

トレーディングビューとは?

 

トレーディングビュー2011年に設立された、アメリカのシカゴに本社を置くトレーディングビュー株式会社が運営するチャートツールです。設立からまだ10年ということで、まさに新興勢力と言った所ですが、その高度なサービスに世界中のトレーダーが虜になっています。

 

 

設立当初はたった3人でスタートしたトレーディングビュー株式会社ですが、そこから10年で凄まじい成長を遂げて現在に至ります。今では世界中で約3千万人のトレーダーが愛用しているチャートツール会社にまで急成長しています。日本でも約60万人が使っています。

 

ちなみにMT4の運営会社はロシアのメタクォーツ社です。2005年に発売されたMT4で一躍FXチャートツール界に躍り出ました。しかしここにきてアメリカがトレーディングビューを引っ提げて反撃を始めたのです。

 

なぜトレーディングビューがおすすめなのか?

 ここ10数年、FXトレードのチャートツールと言えばMT4もしくはそこから進化したMT5が主流でしたが、最近ではトレーディングビューに乗り換えるトレーダーが続出しています。

 

それはなぜか。結論から言ってしまえば、トレーディングビューはそれだけ機能性が高く、使い勝手が良いからです。もっと言えば、トレードで勝ちやすい環境を与えてくれているからです。

 

 

トレーディングビューを見てからMT4チャートを見ると、MT4の機能がいかに少なかったのかを感じることができます。MT4は基本的にはFXブローカーがMT4のプラットフォームを提供しているので無料で利用できます。

 

しかしトレーディングビューは無料でも利用できますが、機能をフルに使いたい人のために有料プランもあります。有料でも世界中で利用されているのは、トレーディングビューを使ってトレードすれば、トレードに有益な情報を把握した上でかなり有利にトレードをできるからです。

 

トレーディングビューを初めて使う人は、まずは無料登録をして無料版だけでトレードの補助的な役割として試してみることをおすすめします。私もそうでしたが、あまりに利便性が高いので、使っているうちに有料版のほうへシフトしたくなります。そしてトレーディングビューをメインとして使うようになるはずです。

 

 

ではトレーディングビューにはどのような機能性があるのかを詳しく見ていきます。

 

トレーディングビュー機能①FX以外にもあらゆる金融商品チャートを使える。

トレーディングビューFXチャートとして非常に有能ですが、実はFX以外のあらゆる金融商品のチャートツールとしても使えます。株・先物・仮想通貨・債券・CFDなど、どのような金融ジャンルでもチャートが見られて、なおかつ充実した情報を共有することができるのです。

 

FXは単体でももちろんトレードできますが、関連のある金融商品の情報を把握しておくだけでも、かなり有利な状態でトレードすることができます。

 

例えば株式市場が挙げられます。日経平均株価と円絡みの為替レートとは密接な関係にあります。円安=日経平均株価が上がる、円高=日経平均株価が下がると言っても過言ではないほどの連動性があります。これは少しFXや株式をかじったトレーダーであれば皆知っていることです。

 

 

理由はいくつかありますが、第1に、日本の大企業の多くは海外に進出しており、ドルを中心とした外貨で利益を得ていますが、日本企業なので決算は円建てで行います。つまり、円安になればなるほど1ドルあたりの日本円が多く得られますので、日本円に換金した時の利益額が大きくなります。つまり業績アップにつながり、その企業の株が上昇するというわけです。

 

2に、日経平均株価を構成している225銘柄の多くは輸出企業です。輸出企業は円安になればなるほど有利になります。例えば外国から1万ドル支払ってもらう商品を輸出したとします。手に入るのは1万ドルです。これを日本円に換金する際、交換レートは1ドル110円なら110万円ですが、1ドル120円なら120万円の日本円が手に入ります。円安になればなるほど日経平均株価は上昇しやすい傾向にあります。

 

これらのことから、日経平均株価がどのような動きになっているかは、FXトレードをしながら把握しておくことが重要です。トレーディングビューには株のプロトレーダーも多くおり、高い的中率を誇る予測も出してくれています。日経平均株価が上昇傾向ならば、FXでのクロス円の通貨ペアなら買い(円安)を狙っていく目安となります。

 

また、仮想通貨のチャートを見ることができるのもFXトレーダーにとっては大きなメリットです。もともとFXと仮想通貨は相性が良く、FXをやりながら仮想通貨もやっているトレーダーも多いです。

 

 

例えばビットコインドルが下降していれば、ドル高が進んでいる証であり、ビットコインをも上回るほどドルの力が強まっていると考えられます。FXでドル関連の通貨ペアを分析する時の1つの目安として使えます。

 

このように、FX以外の金融商品の情報も、把握できているのと把握できていないのとでは大きな差が生まれます。株や仮想通貨を直接的には取引で使っていなかったとしても、FXトレードの参考情報として役立ちます。金融商品の全ジャンルの情報を一元管理できるトレーディングビューは、非常にありがたい存在なのです。

 

トレーディングビュー機能②プロのFXトレーダーと情報共有できる。

 

トレーディングビューは情報の宝庫です。中でも、プロのFXトレーダーたちの『アイデア(予測)』を情報共有できる点は特筆ものです。トレーディングビューには『アイデア』という項目があり、毎日多くのプロトレーダーたちが、今後の為替相場の動きについて分析をして配信してくれています。

 

 

もちろん毎回すべてが完全に的中するわけではないですが、かなりの高確率で予測方向へとレートが動いていきます。それもそのはずで、プロのFXトレーダーが、機能性の充実したトレーディングビューで徹底的に分析検証しているからです。そう大外れはしないのです。

 

多くのプロトレーダーたちのアイデア(予測)を出していて、例えばその大半が円安方向に動くと予測していれば、かなりの高確率で円安方向へ進みます。プロの多くが円安方向へ動くと考えていれば、自然と相場は円安方向へ動きやすくなります。

 

FX初心者が勝ち組になるための最も手っ取り早い方法は、勝っている人に相乗りすることです。プロトレーダーの予測と同じ方向へ仕掛けることで、勝率は飛躍的にアップします。当然それでも負けることはありますが、その確率やリスクを極限まで抑えることができます。

 

 

アイデアは、その後実際にどういう結果になったか再生して検証することもできます。検証してみると、大半のケースでは的中もしくは的中に近い結果になっており、トレードの目安にできます。少なくとも目線を買いに置くか売りに置くか、利益確定や損切りをどのラインに設定すべきか、その迷いはなくなるはずです。

 

トレーディングビュー機能③通貨の強弱が一目瞭然。

 

トレーディングビューでは、通貨別の強弱を知ることができます。現在、どの通貨が強くてどの通貨が弱いのかが一目瞭然になるのです。

 

下図はトレーディングビューが提供してくれている、通貨別ヒートマップです。

 

 

見方としては、縦ラインを基準通貨として見ます。緑色になってプラスの%になっていれば、その通貨に対して強いということです。逆に赤色になってマイナスの%になっていれば、その通貨に対して弱いということです。

 

例えばこの表で言えば、JPY(日本円)は、ユーロ・ドルを初め、全て通貨に対してプラス表示になっており、円が最も強いことが分かります。クロス円通貨でトレードする場合には、目線は下(売り・円高方向)で確定させることができます。これを見てからトレードすれば、少なくとも買いで大勝負するなんてことはあり得ません。どう見ても売りエントリーが有利な状況です。

 

為替相場は通貨対通貨、その力関係によって上昇したり下降したりします。どの通貨が強いか、どの通貨が弱いのかを事前に把握しておけば、少なくとも買い・売りの目線を固定することができ、非常に有利なトレードをすることができます。

 

ここまで通貨の強弱をはっきり表示してくれるチャートツールはトレーディングビュー以外には見当たりません。これはFXトレードの際に是非使って頂きたい機能です。

 

トレーディングビュー機能④テクニカル分析から見て買い・売りのいずれが有利かも一目瞭然。

 

トレーディングビューの強みの1つが、多くのインジケーターを武器としたテクニカル分析です。その中でも、FX初心者にとっても非常に使いやすい機能があります。それがテクニカル指標です。

 

 

上の画像のように、チャートを開いた時に右下にテクニカル指標が表示されています。これは全時間帯を合わせて総合的に見て、買い・売りのどちらが有利かを指し示してくれているのです。『強い買い』『買い』『中立』『売り』『強い売り』の5段階で表示されます。

 

このテクニカル指標をさらに詳細に表示してみると、下のような画像が出てきます。

 

トレーディングヴュー

 

これは1時間足でのテクニカル指標を表示させたものです。ここでは『売り優勢』となっています。先ほどの全時間帯をトータルで見た時に買い有利、1時間足で売り有利であれば、この1時間足の指標が中立から買いへと針が動き始めた所で買いエントリーすれば、大きなトレンド方向へ向かって絶好のポイントでエントリーすることができます。

 

インジケーターを1つずつ見て細かく検証するのが苦手な人は、このテクニカル指標だけでもチェックしておくと、非常にトレードの手助けになります。

 

また、トレーディングビューのテクニカル分析はこれだけには留まりません。数多くのインジケーターにおいて、現在買いが有利なのか売りが有利なのかも一目で整理してくれている『スクリーナー』機能があります。

 

スクリーナーの画面は下の画像になります。

 

 

トレンドフォローを選択すれば、トレンド相場に強いインジケーター一覧がずらりと出てきます。とりわけ移動平均線へのこだわりが凄く、移動平均線だけでもSMA2050200といったように複数の移動平均線において、現在買いが有利か売りが有利かを表示してくれています。

 

例えばすべての移動平均線において売りが有利で、移動平均線全体としても強い売りを示しているのであれば完全に下降トレンドが発生していることになるので、目線は売りに固定してしまう、という方法もとれるわけです。

 

オシレ―ターを選択すれば、オシレ―ター系インジケーターにおいて、買いが有利か売りが有利かも表示してくれます。

 

 

この画像は一部だけです。ADXCCIATRMACD・ストキャスティクス・オーサムオシレ―ター・RSI・モメンタムなど様々なオシレ―ター系インジケーターの状態を一発で表示してくれます。

 

大いにトレードの参考にできる情報で、インジケーターを表示させて分析するのが苦手な人にぴったりの機能です。

 

ただしこのスクリーナーは無料プランであるBasicプランでは日足以上の時間足しか見られません。4時間足以下の短い時間足を見るには、Proプラン以上の有料プランに登録する必要があります。しかしこれは正直言いまして、有料級の情報データです。買い・売りのどちらが有利かを複数のインジケーターの情報を元に判断できるので、非常にありがたい機能です。

 

 

トレーディングビュー機能⑤圧倒的に豊富なインジケーターを搭載。

 

トレーディングビューの強みの1つは、圧倒的なインジケーターの種類です。元々トレーディングビューに搭載されているインジケーターだけでも約90種類のインジケーターがあります。そこに加えて、約8,000もの『コミュニティスクリプト』なるオリジナルインジケーターが搭載されています。

 

コミュニティスクリプトでは、世界中のトレーダーたちが公開してくれているオリジナルインジケーターを使えるのです。ほとんどのインジケーターは搭載されており、好きなだけ使うことができます。

 

 

8,000ものインジケーターがありますので、お目当てのインジケーターはまず入っていると見て間違いないです。『いいね』の数も表示されていますので、いいねを多くもらっているインジケーターを使ってみるのもアリです。

 

世界中から集められたインジケーターなので、使ってみる価値は多いにあります。

 

 

 

複数のオリジナルインジケーターを組み合わせて、自分だけのオリジナルチャートを作ることができます。

 

無料Basicプランでも全てのインジケーターを使うことができますので、まずは無料登録してインジケーターを覗いてみるだけでも一見の価値有りです。

 

トレーディングビュー機能⑥世界中のトレーダーとチャットでコミュニケーションがとれる。

 

トレーディングビューではSNSとの連携機能が充実しています。ツイッターと連携して、チャットをしながらトレードすることもできます。

 

先述したプロトレーダーたちの専門的な『アイデア』よりも身近なトレーダーたちのツイートを見ることで、トレードの参考になるのと同時にちょっとした息抜きもできます。

 

FXトレードの大敵は孤独です。FXはどうしても自分だけの戦いになりがちで、孤独になりやすい傾向にあります。そんな中でちょっとしたコミュニケーションは非常に重要です。

 

 

長くトレーディングビューをやっていると、よく的中するトレーダーが誰かが分かってきます。そのトレーダーをフォローしておき、その人がつぶやいた時に、そのツイート内容を参考にしてトレードすることもできます。勝っている人の真似をしてトレードをすることも、手っとり早く勝ち組になるための秘訣です。

 

 

トレーディングビューの英語版を使えば、海外のツイートも英語で見ることができます。簡単な英語であれば意味は分かりますし、Google翻訳を使えばすぐに日本語訳もできます。

 

世界中の人々が何を考えているかが分かるので、これもまた非常に便利な機能です。

 

今回の記事は以上となります。トレーディングビューにはまだまだ他にも機能やメリットはありますが、今回はその中でも特にポイントになる部分をお伝えしました。

 

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