RCIのおすすめの最強設定！勝つためのコツや相性の良いインジケーターを大公開！

各インジケーターには、「最強の設定」と呼ばれる設定が存在します。
それは、RCIも例外ではありません。
しかし、RCIの最強設定といわれても分からない方も多いかもしれません。
本記事では、RCIの最強設定の概要から、勝つためのコツ、相性の良いインジケーターまで徹底解説します。
「RCIの最強設定について知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

RCIの最強設定は9・26・52

結論から申し上げると、RCIのおすすめの最強設定は短期線9・中期線26・長期線52です。
では、なぜRCIのおすすめの最強設定が9・26・52なのでしょうか。

• 短期・中期・長期を一度に把握しやすい
• 日足・週足など様々な時間軸で使いやすい
• 相場環境による切り替えが少なくて済む
• 日本のトレーダー間で過去から使われてきた実績

RCIの最強設定が9・26・52だと言われている理由をひとつずつ見ていきましょう。

短期・中期・長期を一度に把握しやすい

最強設定といわれている理由の1つ目は、短期・中期・長期を一度に把握しやすいことです。
短期・中期・長期をそれぞれ分かりやすいように設定しているからです。

例えば、RCIで短期線9のみであれば、短期の目線でしか見られません。
それは、中期線や長期線でも同様です。
しかし、短期・中期・長期それぞれの線を設定すれば、各期間の相場の流れを一度に把握できるのです。

RCIを9・26・52に設定していると、短期・中期・長期を一度に把握しやすいです。

日足・週足など様々な時間軸で使いやすい

最強といわれている理由2つ目は、日足・週足など様々な時間軸としても使いやすいことです。
RCIの設定は、日足・週足など様々な時間軸としても使われることがあります。

例えば、RCIは「9週（約2か月）」「26週（約半年）」「52週（約1年）」というように分けることが可能です。
期間の幅が重なり合いながらも相場の季節性や半年～1年単位の動きを大まかに掴むのにちょうど良いと考えられています。
日足・週足など様々な時間軸で使いやすければ、相場の方向性も見やすくなります。

つまり、短期・中期・長期の線を設定することで、同時に時間軸でも把握できるのです。

相場環境による切り替えが少なくて済む

最強設定といわれている3つ目の理由は、相場環境による切り替えが少なくて済むことです。
短期・中期・長期それぞれの線が引かれているため、ひとつのチャートだけ完結します。

トレーダーによっては、「期間によって変更したチャートを変更した方良い」など、設定を変えたくなることがあります。
しかし、RCIを9・26・52の3種類を同時に表示にしておけば、次のようなメリットがあります。

短期・中期・長期を同時に確認できる

最強設定といわれる4つ目の理由は、短期・中期・長期を同時に確認できることです。
相場の流れによって使い分けができるからです。

短期相場になったら、主に短期RCIの動きに注目しながら、中長期の指標でトレンドの方向や騙しをチェックできます。
さらに、緩やかな相場では、中長期RCIにより軸を置き、短期RCIの大きなブレを補正する形で使うことも可能です。
特に、スキャルピングや秒スキャなど、流れが速いトレードスタイルでは、秒単位で相場が変動するかもしれません。
そういった相場にも、柔軟に対応できるのもメリットのひとつといえるでしょう。

短期・中期・長期を同時に確認できるため、相場によって使い分けることが可能です。

多くのトレーダーが採用している

最強設定といわれる5つ目の理由は、多くのトレーダーが採用していることです。
特に、このRCIの最強設定は日本で多く採用している傾向があります。

RCIの9・26・52の設定は、多くのトレーダーに採用されています。
そのほかにも、各インジケーターには多くのトレーダーが採用されている数値が存在します。

「9・26・52」「12・26」などの組み合わせが定番化しています。
RCIも自然と9・26・52を使ってみるケースが多く、検証事例・解説本やブログ記事も豊富です。
情報やノウハウが手に入れやすく、初心者でも取り組みやすいというのも人気の理由といえます。

また、多くのトレーダーが採用しているということは、同じところでエントリー・決済をする可能性があります。
同じエントリー・決済であれば、相場の動く方向性も同じように動くかもしれません。
トレードは大衆心理を理解する必要があるため、そういった面でも重宝すると考えて良いでしょう。

RCIの最強設定は多くのトレーダーが採用しているため、大衆心理のもと有利にトレードを進められます。

以上が、RCIの9・26・52が最強設定だといわれている理由です。

「9・26・52」という組み合わせは、RCIを短期から長期まで分けて表示するうえでの“ひとつの定番です。
具体的には、以下のようなポイントから多くのトレーダーに支持されています。

短期から長期を同時に把握できる
日足・週足など、実際の営業日区切りと相性が良い
相場環境に応じて判断基準を柔軟に切り替えやすい

多くメリットがあるため、RCIの設定に迷ったら今回紹介した最強設定を試してみてください。

RCIの最強設定はFXだけではなく株でも使われますし、投資家で有名なウルフ村田さんやひろぴーさんも言及していましたね。

RCIの最強設定で勝つためのコツ5選

RCIを設定したからといって、必ず勝つわけではありません。
勝率を上げるためには、正しい認識と使い方を覚えておく必要があります。
正しい認識と使い方を覚えておくことで、勝率だけではなく利益も上げることが可能です。

• 長期・中期・短期RCIそれぞれの役割を理解する
• トレンドの方向に合わせた売買を優先する
• 中期・短期RCIのクロスや反転を活用する
• リスクリワードを意識した資金管理
• ローソク足やサポート・レジスタンスとの併用

今回紹介するRCIの最強設定で勝つためのコツは5つです。
それでは、RCIの最強設定で勝つためのポイントを一つずつ見ていきましょう。

長期・中期・短期RCIそれぞれの役割を理解する

RCIの長期・中期・短期の役割を理解しましょう。
長期・中期・短期の役割を理解することで、相場の方向性を読みやすくなります。

RCIは短期から長期の線それぞれ明確な役割が存在します。
それぞれの線の役割を理解することで、トレンドの把握だけではなく、売買のタイミングの見極めも可能です。
トレンドの把握や売買のタイミングの見極めができれば、勝率が高くなるでしょう。
特に、筆者はスキャルピング・秒スキャのような難易度の高いトレードに有効だと考えています。

短期から長期の役割を知ることで、トレンドの把握や売買のタイミングを見極めることが可能です。

トレンドの方向に合わせた売買を優先する

RCIで勝つためには、トレンドの方向に合わせた売買を優先することが大切です。
強いトレンドが出ているときは、逆張りが失敗するリスクが高い傾向があります。
具体的にはトレンドごとに以下のようなところを優先して考えましょう。

基本的には、±50以上もしくは以下でトレンドの判断を行います。
±100に近づいたら、反転するかどうかを見極めましょう。
見極める際には短期線だけではなく、中期線や長期線の数値もしっかり確認してください。
その他、経済指標や要人の発言によってトレンドが大きく変わることがあります。
テクニカルな部分だけではなく、ファンダメンタルズ分析を行ったうえで、トレンドの方向性を合わせた売買を行いましょう。

RCIは各線の数値を使って、トレンドの方向に合わせた売買を優先することで、安定的に勝つことが可能です。

中期・短期RCIのクロスや反転を活用する

逆張りエントリーであれば、中期・短期RCIのクロスや反転を活用しましょう。
中期・短期RCIのクロスや反転を活用することで、反転を判断することが可能です。

具体的には、中期線や短期線の下記のようなタイミングを狙ってください。

ゴールデンクロスとは、短期が中期を下から上へ抜ける現象を指します。
一方で、デッドクロスは短期が中期を上から下へ抜けることです。
特に、ゴールデンクロス・デッドクロスの発生時に、買われすぎ・売られすぎの目安に達していたらエントリーすべきです。

中期・短期RCIの逆張りエントリーは、グールデンクロス・デッドクロスの発生時を狙うと勝率が上がります。

リスクリワードを意識した資金管理

RCIで安定的に勝つためには、リスクリワード（損益の比率）を意識した資金管理をすることも必要です。
リスクリワードを意識した資金管理が、大きな損を防ぐ役割になります。
具体的に注視するべき項目は下記の通りです。

サポートラインや直近安値・高値を目安に、エントリー時点で「損切りライン」を決めましょう。
損切り幅を限定することで、大きく損失を膨らませないようにできます。

さらに、利確の目安なども設定すると良いでしょう。
「1:2」や「1:3」など利益の比率を決めておくと、リスクリワードの良いトレードを狙いやすくなります。

また、さまざまな設定を細かく考えても、レバレッジが大きいとドローダウンが大きくなる傾向があります。
ポジションサイズを管理したうえで、資金管理・ポジションコントロールを徹底しましょう。
資金管理・ポジションコントロールを徹底すれば、安定した成績を出せる傾向があります。

RCIは利確・損切・ポジションサイズを考慮することで、安定したトレードを実現させることが可能です。

ローソク足やサポート・レジスタンスとの併用

ローソク足やサポート・レジスタンスとの併用も視野に入れましょう。
ローソク足やサポート・レジスタンスと併用することで、RCIにはない視点で相場を確認できます。

RCI は単体で用いると「+100 付近＝売りサイン、-100 付近＝買いサイン」となりがちです。
しかし、「+100 に張り付いたまま上昇が続く」「-100 に張り付いたまま下落が続く」 というケースは多々あります。
いわゆるRCI単体だと、ダマシにあう可能性があるということです。

そこで、水平ライン・サポートライン・レジスタンスラインを使用することでダマシに回避することが可能です。
例えば、価格が意識されているライン付近で、短期RCIが反転シグナルを出したときはエントリー精度が高まります。
特に、サポートライン割れやレジスタンスブレイクなどのタイミングと RCI の転換が一致すると、比較的信頼度が高めです。

ローソク足やサポート・レジスタンスと併用することで、ダマシを回避して質の高いトレードを行えます。

以上が、RCIで勝つためのコツです。
RCIは最強設定を理解するだけではなく、勝つためのコツを理解することで安定したトレードが可能となります。
特に、長期・中期・短期RCIそれぞれの役割の理解やトレンドの方向に合わせた売買は必須です。
そのほかにも、RCIで勝つためにはエントリーの仕方によって、柔軟に考え方を変える必要があると覚えておきましょう。

長期・中期・短期RCIそれぞれの役割を理解したうえで、エントリーポイントやリスク管理の徹底をすることが大切です。

RCIと相性の良いインジケーター5選

RCIのパフォーマンスを高めるのは、ローソク足やサポート・レジスタンスだけではありません。
他のインジケーターと併用することで、さらなるパフォーマンスの向上につながります。

• 移動平均線
• ボリンジャーバンド
• 一目均衡表
• MACD
• RSI

RCIと相性の良いインジケーターは全部で5つです。
それでは、RCIと相性の良い理由と具体的な活用方法を一つずつ見ていきましょう。

移動平均線

移動平均線は価格のトレンドを捉える代表的な指標です。
トレンド方向に沿ったRCIのサインを優先することで、騙しを減らしやすくなります。

まずは、移動平均線でトレンドの方向性を見ていきましょう。
移動平均線のおすすめの最強設定は下記の通りです。

トレンドの方向性を見た後に、RCIで「買われすぎ」や「売られすぎ」を確認します。
売買の目安に達したら、エントリー・決済を行いましょう。
特に、移動平均線とRCIにゴールデンクロスやデッドクロスが発生した場合は、積極的にエントリーしましょう。

RCIと移動平均線を組み合わせることで、トレンドと売買強弱の両方を確認できます。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、価格のボラティリティやトレンドの強さを、標準偏差をもとに可視化する指標です。
ボリンジャーバンドと併用することで、反転するタイミングする精度をより高められます。

RCI は過去の順位相関から買われすぎ・売られすぎを判定します。
一方で、ボリンジャーバンドの ±1σや±2σ、のバンドで、反転の確率を判断することが可能です。
例えば、±σ1 であれば、反転率68.26%で、±σ2なら約95.4％の確率で反転できます。

ボリンジャーバンド・RCIの目安の数値に達したら、買いエントリー・売りエントリーを行えます。
つまり、RCIとボリンジャーバンドを併用することで、反転するタイミングの精度をより高められるのです。

一目均衡表

一目均衡表は、トレンドやサポート・レジスタンス、時間論などを総合的に示す日本独自の指標です。
一目均衡表の最強設定も同じ数値であり、トレンドの傾向が見やすくなります。

一目均衡表（転換線：9、基準線：26、遅行スパンや雲：52）で、組み合わせて見やすい・相性が良いとされています。
RCIが+100/-100付近にいるとき、一目均衡表の雲や基準線を上抜け・下抜けすると、大きく相場が動きやすいです。

基本的には、一目均衡表を中期から長期のトレンドの方向を把握するために使ってください。
さらに、RCIで短期の売買の強弱を把握することもできます。

RCIは一目均衡表と並行することで、短期の売買強弱だけではなく長期のトレンドを確認できます。

MACD

MACDは2本の移動平均線を使って、その線の収束と拡散から買いと売りのタイミングを分析できる指標です。
RCIと併用することで、売買の強弱の精度を高められます。

RCIは+100/-100付近になると反転しやすいサインとされます。
しかし、MACDのクロスやゼロラインブレイクがまだ示唆していない場合は「騙しかもしれない」と判断できます。
つまり、MACDでダマシを回避できるということです。

基本的には、MACDのグールデンクロス・デッドクロス確認後に、RCIの数値を見るといった手順になります。
エントリー回数は少ないですが、非常に安定したエントリーを行えるので、落ちついてエントリーしたい方におすすめです。

RCIはMACDと併用することで、ダマシを考慮した反転のエントリーを狙うことが可能です。

RSI

RSIは価格上昇分と下落分の比率で、「買われすぎ」や「売られすぎ」を把握できる指標です。
RSIと組み合わせることで、売買の強弱をより見極めやすくなります。

RCIは「順位相関」を活用するため、RSIやと似ているようでアプローチの仕方が異なります。
オシレーター同士で売買の情弱を示す局面は、より強いシグナルとみなされるケースも多いです。
ただし、オシレーター同士で似た動きをしやすいので、エントリー時の参考程度にするのが良いでしょう。

RCIとRSIの活用方法はいたってシンプルです。
RSIが70でRCI が +80付近で売りエントリーを行います。
一方で、買いエントリーを狙う場合は、RSIが70でRCI が +80付近を目安に考えていきましょう。

RCIはRSIを併用することで、売買の強弱を使った質の高いエントリーが可能です。

以上が、RCIと相性の良いインジケーターです。
どのインジケーターも多くのトレーダーが使用している、有名なインジケーターとなっております。
あなたのトレードスタイルに合ったインジケーターを探して、併用して使うと良いでしょう。
インジケーターを併用することで、あなたのトレードスタイルの幅が広がります。

他のインジケーターと併用すれば、トレンドの方向性だけではなく、売買の強弱の質を上げることも可能です。

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まとめ

RCIの最強設定は9・26・52です。
短期線から長期線まで設定することで、一つのチャートでさまざまな時間軸の相場を把握できます。
多くのトレーダーが採用している設定のため、大衆心理の面でもテクニカルが効きやすいです。

RCIで勝つためには、まず長期・中期・短期RCIそれぞれの役割を理解しましょう。
中期・短期RCIのクロスや反転を活用し、トレンドの方向に合わせた売買を優先することも大切です。
リスク管理のために、リスクリワードを意識した資金管理なども重要といえます。

RCIのパフォーマンスを高めるためには、他のインジケーターと併用するのもひとつの手段です。
特に、移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、RSIなどがおすすめです。

この記事が「RCIの最強設定の数値や勝てるコツを知りたい」という方の参考になれば幸いです。

藤田 輝

2014年駒澤大学経営学部・経営学科卒業。その後、SEOを中心に事業を営む会社でコンテンツマーケティングを経験。コンテンツSEOを中心に各種プロジェクトに参画し、個人ではFXトレードを経験。株式会社セネリアスでは、半年間で表示回数・クリック数を倍にすることに成功。コンテンツSEOの豊富な知識や丁寧な対応、自身で経験したFXの経験をもとにユーザーファーストを心がけたライティングが強み。