FXの通貨強弱とは?具体的な手法やインジケーターの入れ方、アプリケーションを大公開!

FX 通貨強弱

通貨強弱は、通貨の強弱をチャートで確認できる便利なものです。
通貨の強弱を確認することで、トレンドの方向性などを確認できます。
しかし、具体的に通貨強弱をどうやって活かしていけば良いのか分からない方も多いと思います。
本記事ではFXの通貨強弱の概要から、設定方法、見方、おすすめのアプリなどを詳しく解説します。
「FXの通貨強弱について知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
通貨強弱を使っているけど、思うような成果が出ない方向けの有益な情報なども公開しています。

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FXの通貨強弱とは?

FX 通貨強弱とは

FXの通貨強弱とは、通貨の強さや弱さをチャートに示唆する言葉です。
通貨の強さが強ければ買われていることを指し、弱い場合は売られていると判断できます。

人気通貨ペアであるドル円で考えてみましょう。
例えば、アメリカの雇用統計が発表されたとします。
アメリカの失業率が以前よりも高い場合は、経済的に不安を抱えているといえるはずです。
経済的に不安を抱えていれば、ドルの価値が下がると思い売られるかもしれません。

一方、日本では失業率が改善され、雇用の定着率も上がったとします。
失業率・雇用の定着率が改善されれば、経済にとって良い兆しが見えるはずです。
経済にとって良い兆しだと判断すれば、円の価値が高まり買う人が増えるかもしれません。

その結果、下記のような状況ができると判断できます。

アメリカ 失業率が高い雇用が安定しない
日本 失業率が低い雇用が安定している

上記の状況を理解することで、ドル安円高という構図が出来上がります。

ほかの経済指標
各国の政策金利
要人発言

そのほかにも、「各国の政策金利」や「要人発言」でも、通貨の強弱を判断できます。
つまり、FXの通貨強弱はさまざまな経済的な要因をもとにして、通貨の売り・買いの強さをチャートで表しているのです。

通貨強弱は、通貨ペアのトレンドの強さをチャート上で表していると覚えておきましょう。

FXの通貨強弱が確認できる通貨ペア

FX 通貨強弱 対応

実は、FXの通貨強弱はすべての通貨に対応しているわけではありません。
一部の通貨のみに対応しています。

通貨強弱を確認できる通貨ペア
米ドル
ユーロ

豪ドル
ポンド
キウイドル
カナダドル
スイスフラン

通貨強弱は、米ドル、ユーロ、円、豪ドル、ポンド、キウイドル、カナダドル、スイスフランで確認可能です。
しかし、トルコリラ(TRY)や南アフリカランド(ZAR)、メキシコペソ(MXN)などは対応していません。

通貨強弱は、一部の人気な通貨ペアのみで確認できます。

通貨強弱は人気の通貨ペアであれば確認できます。

通貨強弱の設定方法

通貨強弱 設定方法

通貨強弱のインジケーターの設定方法は、MT4・MT5やトレーディングビューで異なります。

  • MT4・MT5の設定方法
  • トレーディングビューの設定方法

それぞれの取引ツールの設定方法を詳しく見ていきましょう。

MT4・MT5の設定方法

通貨強弱 MT4 MT5 設定方法

MT4・MT5の設定の手順
1.サイトから通貨強弱を探してダウンロード
2.MT4・MT5のフォルダーを開く
3.MQL4・MQL5をクリック
4.indicatorsにコピーしたファイルを張りつける
5.貼りつけた通貨強弱のファイルを設定する

「通貨強弱 インジケーター」で検索して、通貨強弱のインジケーターをダウンロードしてください。
MT4・MT5の場合はフォルダーを開いた後に、「MQL4・MQL5」を選択しましょう。
フォルダー内の「indicators」をクリックして、ダウンロードした通貨強弱を貼り付けて設定すれば完了です。

さらに、左にあるナビゲーターでも確認できます。
フォルダー内に通貨強弱のファイルがあるかどうか選択し、ファイルを押してください。
ファイルを開いた後に、下の「okボタン」を押せば設定できます。

MT4・MT5には、デフォルトで強弱が設定されていません。
信頼できるサイトからダウンロードした後に、設定しましょう。

トレーディングビューの設定方法

通貨強弱 トレーディングビュー 設定方法
1.インジケーターを開く
2.検索で「Currency Strength Chart」と打つ
3.「Currency Strength Chart」を押す

まずは、「インジケーター」を選択します。
検索で、「Currency Strength Chart」を選択し、押すと表示されます。

通貨強弱ヒートマップ
通貨インデックス

さらに、トレーディングビューでは「通貨強弱ヒートマップ」や「通貨インデックス」でも選択可能です。
トレーディングビューの通貨強弱の設定方法は、シンプルで分かりやすいです。

「ヒートマップ」や「通貨インデックス」を見たい方は、下記のURLからご参照ください。
ヒートマップをクリックする
通貨インデックスをクリックする

以上が、通貨強弱の設定方法です。
MT4.MT5は他のサイトからダウンロードする必要がありますが、トレーディングビューはそのまま表示できます。

通貨強弱の設定自体はすごくシンプルなので、すぐに覚えられるはずです。

通貨強弱のおすすめのアプリケーション3選

FX 通貨強弱 アプリ

通貨強弱は、アプリケーションでダウンロードすることも可能です。

通貨強弱のアプリケーション一覧
FXlabo
FX指標・通貨強弱チャート
Currency Heatwave FX

「FXlabo」「FX指標・通貨強弱チャート」「Currency Heatwave FX」などがおすすめです。
FXlaboはシンプルで非常に使いやすく、FX指標・通貨強弱チャートであれば、指標などを同時に見ることが可能です。
マイナーですが、グラフが見やすいという点では「Currency Heatwave FX」なども良いでしょう。

通貨強弱はインジケーターだけではなく、アプリケーションで見ることもできます。
各アプリケーションのダウンロードは、下記のURLから可能です。

FXlaboのダウンロードはこちらをクリック
FX指標・通貨強弱チャートのダウンロードはこちらをクリック
Currency Heatwave: Forex Toolのダウンロードはこちらをクリック

複数のパソコンを持っているなら、アプリケーションで表示しても良いかもしれません。

通貨強弱の見方

通貨強弱 見方

通貨強弱の見方は主に2つです。

  • トレンドの方向性を把握できる
  • 利益の大きい通貨ペアを選択できる

上記2つの見方を意識することで、通貨強弱を正しく使えます。

トレンドの方向性を把握できる

通貨強弱は、トレンドの方向性を確認できます。

例えば、通貨強弱の数字が大きければ大きいほど、トレンドが発生しやすいです。
また、トレンドが発生したタイミングでエントリーできます。
トレンドが発生したタイミングでエントリーできれば、大きな利益を生むことも可能です。

通貨強弱はトレンドの方向性を把握することで、狙ったタイミングでエントリーできます。

利益の大きい通貨ペアを選択できる

通貨強弱は、大きな通貨ペアを選択できます。

例えば、複数のチャートを見ることで、利益の大きい通貨ペアをより効率良く探せます。
MT4・MT5・トレーディングビューいずれも、複数のチャートを表示させることが可能です。
効率良くFXトレードを行うために、ドル円やポンドドル、ポンド円などの有名な通貨ペアを同時に確認しましょう。
さらに、通貨は金利の高い通貨は買われて、金利の低い通貨が売られる傾向があります。

通貨強弱は、利益・金利の観点から、通貨ペアを選択できます。
異国の戦士では、異国の通貨強弱を使った相場分析などを公開しています。
実際に、どういった感じで使われているのか、ぜひ確かめてみてください。

通貨強弱を使った分析の詳細はこちらをクリック

通貨強弱は利益・金利を把握することで、大きな利益を狙うことが可能です。

通貨強弱を使った手法

FX 通貨強弱 手法

通貨強弱を使った手法は主に3つです。

  • トレンド相場
  • スキャルピングトレード
  • スイングトレード

通貨強弱を使う際には、どういった手法で取引できるか知っておくことも大切です。
それでは、手法ごとに詳しく見ていきましょう。

トレンド相場

通貨強弱はトレンド相場の時に有効といわれています。
ボラティリティの幅によって、トレンドが発生しているか見極められるからです。

例えば、通貨強弱を確認した時に、ドル円のボラティリティが大きかったとします。
ボラティリティが大きければ、トレンドが発生していると判断できます。

一方で、ポンド円で見て見ると、ボラティリティの幅が小さかったとします。
ボラティリティの幅が小さければ、レンジ相場の可能性があるので様子を見ることが可能です。

通貨強弱はボラティリティの大きさで、トレンドを確認できます。

スキャルピングトレード

通貨強弱はスキャルピングトレードでも活用できます。

スキャルピングトレードとは、数秒から数分という短い期間で取引を行うことです。
取引回数を増やすことによって、コツコツと利益を上げるトレードスタイルになります。

具体的なエントリーポイントは、通貨ペアが売買の強さを同じような強さだった時です。
通貨ペア間のラインが狭くなった時にエントリーし、広がった時に決済を行います。

通貨強弱は売買の強さを見ることで、スキャルピングトレードを行えます。
ただし、スキャルピングは高いトレードスキルが必要で、必要な知識を持っていなければいけません。
「スキャルピングトレードについて詳しく知りたい」という方は、下記のURLからご参照ください
FXのスキャルピング手法とは?メリット・デメリットや利益を出すコツ、注意点を解説!

スイングトレード

通貨強弱はスキャルピングトレードのように短期間のトレードだけではなく、スイングトレードなどもできます。

スイングトレードとは、数日から数週間という長い期間で取引を行うことです。
スキャルピングトレードのように取引回数が多くないため、リアルタイムでずっと画面に張りつく必要はありません。
忙しいサラリーマンや主婦でも、スイングトレードは可能です。

スイミングトレードは、強弱が反転するタイミングでエントリーすると良いです。
通貨ペアの同じ強さになったら、決済を行ってください。

通貨強弱は、スイミングトレードで強弱の反転を使ったエントリーが可能です。

以上が、通貨強弱を使った手法です。
通貨強弱は、スキャルピングやスイングトレードなど幅広い期間で取引を行えます。
ただし、リスク管理を徹底するために、あらかじめ利確・損切の設定をしましょう。
利確・損切の設定を事前にしておくことで、設定しない時よりも安定したトレードが可能です。

さらに、ほかのインジケーターと組み合わせることで、質の高いFXトレードを行えます。
筆者は、「移動平均線」や「RSI」、「ボリンジャーバンド」、「MACD」などのインジケーターをおすすめします。

どのトレードスタイルでも、ほかのインジケーターと組み合わせることをおすすめします。

通貨強弱を使う際の注意点

通貨強弱を使う際の注意点は2つです。

  • 通貨強弱に頼ったエントリーをしない
  • 経済指標の情報を見落とさない

それぞれの注意点を理解することで、リスク管理の向上につながります。

通貨強弱に頼ったエントリーをしない

通貨強弱に頼りすぎた取引は行わないでください。
相場は、さまざまな要素で変動するからです。

通貨強弱は、通貨ペアの経済指標や各国の政策金利などの変化によって動いています。
経済的な影響で、しばらくは上昇トレンド・下降トレンドが続くかもしれません。
しかし、トレンドというものは一定の周期で入れ替わります。
つまり、現在の通貨が強くても、今後の相場ではどうなるのか分からないのです。

通貨強弱に頼りすぎると今後の相場に対応できないため、損をする可能性があります。

経済指標の情報を見落とさない

経済指標の情報を見落とさないようにすることも大切です。
経済指標によって、相場が大きく変動するからです。

例えば、アメリカやユーロ、日本の代表的な経済指標は必ずチェックしましょう。
経済指標をチェックすることで、不規則な相場で取引をしなくなります。
不規則な相場で取引しなければ、予測できない損失を生む確率は下がるでしょう。
経済指標をチェックしないと、決済のタイミングを見失い、損をする可能性があります。

通貨強弱を使う時は、経済指標のチェックを必ず行ってください。

以上が、通貨強弱を使う際の注意点です。
通貨強弱に頼り切ったFXトレードは、今後の相場の視野を狭くする可能性があります。
経済指標を考慮したうえで、さまざまな観点から相場を見ていきましょう。
各市場の開始時間なども把握するとさらに良いです。

経済指標やテクニカルの部分を気にしながら、短期線・長期線どちらの目線でも見ると良いでしょう。

まとめ

通貨強弱は、通貨の強さや弱さを表しています。
通貨の強さが強ければ買われていることを指し、弱い場合は売られていると判断可能です。
つまり、通強強弱によってトレンドの強さが分かるのです。
ただし、通貨強弱はすべての通貨ペアで確認できるわけではないので、ご注意ください。

通貨強弱の設定方法は、シンプルです。
トレーディングはそのまま入れますが、MT4やMT5の場合であればほかのサイトからダウンロードが必要です。
インジケーターとして入れなくても、アプリケーションで確認できます。

通貨強弱は、トレンド相場やスキャルピングトレード、スイングトレードで活用できます。
トレンドの方向性を見ながら、金利の大きい通貨ペアを選択することで、さらなる利益につながります。

ただし、通貨強弱は基本的にテクニカル分析を行うものではありません。
テクニカル分析も一緒に行いたい場合は、他のインジケーターを組み合わせましょう。

通貨強弱は通貨ペアの通貨の強さや弱さを把握するのに便利なので、この機会にぜひ使ってみてください。

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