10/20(金)日銀植田総裁発言するもドル円もみ合い継続か!?今日明日の相場分析!ファンダ/テクニカル/異国の通貨強弱システム

FXトレーダーのみなさんお世話になっております。

異国の戦士相場分析チームのひらっちです!

10/20(金)、昨夜~本日の相場の振り返りと

今夜~来週10/23(月)の相場予想について

ファンダメンタルズとテクニカルの両面から解説、分析していきたいと思います。

動画で見たい方は↓

1.本日の相場の振り返り

昨夜~本日発表された経済指標や要人発言、市場の反応最新ニュースなどを解説していきます。

ではまず昨夜発表された注目経済指標です。

・21時30分 米)フィラデルフィア連銀景況指数

→前回-13.5 予想-6.5 結果-9.0

・21時30分 米)新規失業保険申請件数

→前回21.1万件 予想21.1万件 結果19.8万件

今週の膠着状態が続く相場に動きがあるのではないかと注目されていた発表ですが、失業保険件数は好結果、景況指数は予想を下回ったことにより拮抗し、市場に大きな変化は見られませんでした。

・23時00分 米)中古住宅販売件数

→前回404万件 予想388万件 結果396万件

予想は下回りましたが、発表後にドル円は再び150円を目指すような動きが見られましたが、149.950付近ではやはり上値が重く、再びレンジに戻る結果となりました。

・25時00分 米)パウエルFRB議長の発言

今週非常に注目されていた発言ですが、パウエル議長は、次回11月1日のFOMCでの追加利上げの可能性は極めて低く、据え置きを示唆する一方、将来の追加利上げについては可能性を残しているというタカ派ともハト派ともとれる発言から、多くの通貨ペアで荒い値動きとなり、ドル円は20~30pipの乱高下をしましたが、期待されていた150円再タッチには届かず、引き続き膠着状態継続となりました。

以上が昨夜発表された注目経済指標です。

続いて本日20時時点までで発表された経済指標です。

・08時30分 日)CPI全国消費者物価指数

→前回+3.2% 予想+3.0% 結果3.0%

・15時00分 英)小売売上高

→前回+0.4% 予想-0.3% 結果-0.9
予想を下回り、ポンド円ポンド米ドル共に下落。

・15時35分 日)植田日銀総裁の発言

「金融緩和継続」の発言が見られ、ドル円は再び150円を目指し上昇するも上値が重く、結果的に同水準まで戻す展開。

2.今夜~明日の経済指標スケジュール

続いて今夜~明日にかけての市場予想や注意点を解説していきます。

ではまず今夜の経済指標発表スケジュールです。

・21時30分 加)小売売上高

→前回+0.3% 予想-0.3%

・22時00分 米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言(投票権あり)

今夜は注目度の高いアメリカの経済指標の発表はありませんが、FRB高官の発言には引き続き注目しつつ、週末金曜日、そしてゴトー日です。リスクオフで急な変動の可能性もありますので、慎重に立ち回りたいところです。

続いて来週10/23(月)の経済指標発表スケジュールです。

・23時00分 欧)10月消費者信頼感(速報値)

→前回-17.8

週明け月曜日は香港、ニュージーランドが休場となります。注目度の高い経済指標の発表も少なく、小動きとなる可能性も考えられますが、今夜からの市場で大きな方向性が出た場合は、週初めから活発な動きとなることも視野に入れた立ち回りが良いと思われます。

来週の10/23(月)~10/27(金)の注目経済指標としましては

・10/24(火) 10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)

・10/25(水) 9月新築住宅販売件数

・10/26(木) 欧州中央銀行(ECB)政策金利
・10/26(木) 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
・10/26(木) 9月耐久財受注
・10/26(木) ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見

・10/27(金) 9月個人消費支出(PCEデフレーター)
・10/27(金) 10月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

等が予定されています。

3.異国の通貨強弱システムを使ったテクニカル分析

続いて異国の戦士が開発した【異国の通貨強弱システム】を使ったテクニカル分析を行っていきます。

まずドル円の1時間足の通貨強弱関係を見いきましょう。

昨夜はドルと円の位置が非常に近く、もみ合いが続いていましたが。

現在はドル円が上矢印、円は矢印はでていませんが、昨夜に比べて距離が離れて少し方向性が出てきており、ドル円は横ばい~上目線とイメージできそうです。

では実際にチャートを見ながら分析していきましょう。

まずはドル円の日足です。

日足は依然として上昇の流れが継続中です。

さらに1時間足で詳しく分析していきましょう。

反発が見られる箇所にサポートゾーンとレジスタンスゾーンを引きます。

昨夜から引き続き、狭い範囲でのレンジ相場が継続中ではありますが、

何度も150.00タッチをトライしている状況です。

昨夜引いたトレンドラインは崩れたので、新たにトレンドラインを引いていきます。

直近の値動きでは、欧州時間17時30分頃、150.00目前まで上昇したところで、一気に149.600付近まで30pip近く急落しました。

しかしその後すぐにかなり長い下髭をつけてほぼ全戻しとなっていますので、

ドル円は引き続き上目線とイメージできます。

ここから考えられるシナリオとしましては、150.00を上抜けて、サポレジ転換し、ロールリバーサルの形でさらに上を目指して上昇するシナリオ。

もしくは、先ほどファンダメンタル分析でも解説させていただいた通り、現水準のままもみ合いを続けてNYクローズを迎える可能性も考えらますので、サポートゾーンと150.00の間でもみ合うシナリオ。

しかし、このトレンドラインとサポートゾーンを下抜けた場合は、一旦売りが強まる可能性もありますので、その際は注意が必要です。

では続いて、ユーロ米ドルを分析していきます。

まずはユーロと米ドルの通貨強弱関係から見ていきましょう。

ドル円同様にユーロ米ドルも昨夜はもみ合いが続いていましたが、現在はユーロが上矢印、ドルが下矢印、位置関係も離れてきているので、ユーロ米ドルは上目線とイメージできそうです。

では実際のチャートを見ていきましょう。

日足を見ると、長い下降トレンドの最中に見えますが、

安値切り上げの形も見えておりますので、1時間足でしっかり見てみましょう。

では1時間足です。

昨夜は1時間足では、高値切り下げ安値切り上げの三角持ち合いになっていましたが、三角持ち合いと日足の下降トレンドラインをもラインブレイクいている状況です。

日足でも1時間足でも、ユーロ米ドルは長い下降トレンドから、上目線に転換したと考えられそうです。

現在は一度レジスタンスゾーンで跳ね返されていますので、上昇トレンドラインの下限付近まで引き付けてからのロング目線のシナリオがベター思われます。

では続いて【異国の通貨強弱システム】を利用して、強い通貨と弱い通貨の状況を分析してみましょう。

現在、ユーロが強く、豪ドルがかなり弱い状況ということが分かります。

では実際にユーロ豪ドルのチャートを見てみましょう。

まず日足では非常に①の大きな上昇トレンドの中にいることが分かります。

直近では、②の下降トレンドラインをしっかりとうわ抜けて、上昇トレンド転換しているタイミングになります。

では直近の動きを1時間足で見てみましょう。

1時間足でも綺麗な上昇チャネルになっています。

日足、1時間足共に、強いトレンドですので、ユーロ豪ドルは押し目買い目線で狙っていきたいところです。

今後の値動きイメージとしましては、このまま強さをキープし、1.67000付近をサポートとし、上昇を継続するパターンと、押しが深くなる場合は、上昇チャネルの下限付近まで押してから再度上昇を目指すパターンが考えられます。

ただし、1.6550付近のサポートのサポートゾーンを下抜けるような場合には、一旦売りが強まる可能性がありますので、注意が必要です。

4.まとめ

今週、多くの通貨ペアで膠着相場が続いている中、昨夜のパウエル議長の発言、本日の日銀植田総裁の発言は非常に注目されていました。発言時間では売買も活発になり乱高下も見られましたが、結果的には通過後も同水準まで戻し、現在ももみ合いが続いている状況です。

ドル円の150円という節目に対し、市場の意識はかなり強い状況が伺えます。本日は週末金曜日でゴトー日であり、中東情勢に対しての警戒ムードも依然としてあるため、リスクオフで手仕舞いの動きがある可能性も考えらますが、このままもみ合いのままNYクローズを迎えた場合は、来週は24日(火)にアメリカの10月PMI、26日(木)には欧州中央銀行(ECB)政策金利の発表、27日(金)には9月PCEデフレーターと、注目指標が多い週となっており、長い膠着状態から大きく動き始めるのか、目が離せない週となりそうです。

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