トレーディングビュー専用インジケーター【異国のATRボラリティ-TV】
【異国のATRボラリティ-TV】はATRを使って損切と利確の目安となるラインを自動で計算して表示してくれるトレーディングビュー専用の超便利な無料インジケーターです。
以前MT4版の【異国のATRボラリティ】を出品しましたところ、大変多くの方にダウンロードしていただきましたので、今回はTradingView版を出品することにいたしました!
ATRとは?
ATR(Average True Range)は、外国為替取引(FX)や株式取引でも使われるテクニカル指標の1つで、価格変動の幅(ボラティリティ)を測定するために使用されます。
ボラリティは価格変動の大小を判断することができるため、リスク管理を行うのに使用されるのが一般的です。
ボラリティは主に時間帯によって大きく変わってきます。例えば東京時間では値動きが緩やかになる、ロンドン時間では大きな値動きになるなどの特徴があります。
本インジケーターでは時間帯等によって変化するボラリティに合わせた適切な損切りラインと決済ラインを表示することができます。
TradingViewで用意されているATRとの違い
ATRはボラリティを判断できるという点から、多くのトレーダーの方に支持されているインジケーターです。
しかし、デフォルトのATRは非常に使いづらいという欠点があります。こちらはTradingViewのATRをセットしたチャートの様子です。
このように0~1付近でラインが上下しているだけです。またRSIのように「上のライン」「下のライン」といった明確な基準もなく、どのようにトレードに活かせばよいのかが分かりにくいのが現状です。
そこで、ATRを初心者の方でも分かりやすく、トレードに活かしやすく進化させたのが【異国のATRボラリティ-TV】です!
【異国のATRボラリティTV】の詳細
【異国のATRボラリティ】では単純ににATRの値を使って損切・利確ラインを計算して表示するのではなく、リスクリワードを考えて計算されるのが特徴です。
リスクリワードとは、トレードにおけるリスク(損失)とリワード(利益)の比率のことです。例えば利確ポイントが20pips、損切りポイントが10pipsの場合はリスクリワードは2になります。
以下は【異国のATRボラリティTV】のリスクリワードの考え方です。
例:パラメータのリスクリワードを「2」に設定、ATRの値が10PIPSの時。
- ①. ATRの値「10PIPS」を「損切ライン」として設定
- ②. リスクリワードを「2」に設定している場合には、①で設定した損切幅×2倍した値を「利確ライン」として設定
※リスクリワードについて:リスクフォワードが「2」だと単純に損切り幅:利幅が「1:2」なので、ATRの値が10PIPSの時には損切り幅が10pips、利確幅が20pipsになります。
つまりリスクリワードとボラリティに応じてその時々の相場に適した利確損切りラインを自動で描画してくれるというわけです。
単純なリスクリワードだけだとボラリティが大きく相場があれた際に対応することができなくなってしまいますが、ATRの値を使用したボラリティに応じてボラリティが大きくなると損切り利確ラインの幅も大きくすることで対応しています。
細かいパラメータ設定も可能
パラメータ設定では、買いモードと売りモードを変更する機能や、リスクリワードをもとに描画したラインに対して一定の幅pipsを追加する機能などがついています。
さらにATRの期間も変更することが可能ですので、ご自身のスタイルに合わせた損切り利確ラインを描画することができます。
PDF説明書付き
MT4への導入方法やさらに詳しい設定等を記載したPDF説明書が付いてくるのでスムーズに導入や設定が行えます!