【FX】一番詳しい!TDI(Traders Dynamic Index)インジケーターを使った手法を解説!
お世話になります。皆さんTDIというインジケーターをご存知でしょうか?
TDIは「Traders Dynamic Index」の頭文字をとって名付けられたインジケーターで、Dean Maloneさんによって2005年頃に開発されたインジケーターで、海外では非常に人気のあるインジケーターです。
TDIはRSIを元にして作成されたインジケーターで、新たしいインジケーターですが非常に使いやすく今後もTDIの知名度はどんどんと上がってくることでしょう!
今回はそんな人気なインジケーターTDI(Traders Dynamic Index)について、どのサイトよりも一番詳しく使い方を説明していくので最後まで是非御覧ください!
まず始めに、TDIに使われている各ラインが何なのか解説していきます!
目次
TDI(Traders Dynamic Index)で使用されているラインの解説!
TDIはいくつか種類がありますが、オリジナルなTDIは以下の4つラインで構成されております。
- RSIプライスライン…期間13のRSIに対して期間2の単純移動平均線を適用させたライン
- RSIシグナルライン…期間13のRSIに対して期間7の単純移動平均線を適用させたライン
- マーケットベースライン…期間13のRSIに対して期間34の単純移動平均線を適用させたライン
- ボリンジャーバンド…期間13のRSIに対して期間34/標準偏差1.6185を適用させたライン(±1.6185σ)
TDIを使う上で推奨されている時間足
Dean MaloneさんはTDIを1分足や5分足でスキャルピングの様に使用する事はおすすめしていません。
TDIはどちらかというとスイングトレード時に効果が期待できるので、推奨されている時間足は4時間足や日足、週足の大きいタイムフレームです。
RSIプライスラインとRSIシグナルラインの角度に注目する
緑色のRSIプライスラインと赤色のRSIシグナルラインのクロスした時のRSIプライスラインの角度に注目します。
買いのエントリーをする時の角度
買いのエントリーをする時には、RSIプライスラインがRSIシグナルラインを下から上にクロスしたときに注目し、このクロスした瞬間のRSIプライスラインの角度を確認します。
時計を例にするとRSIプライスラインが12時から2時の間の角度をつけていると強い買いのエントリーサインとなります。
売りのエントリーをする時の角度
売りのエントリーをする時には、RSIプライスラインがRSIシグナルラインを上から下にクロスしたときに注目し、このクロスした瞬間のRSIプライスラインの角度を確認します。
時計を例にするとRSIプライスラインが4時から6時の間の角度をつけていると強い売りのエントリーサインとなります。
エントリーを見逃す時の角度
RSIプライスラインとRSIシグナルラインのクロス時に角度が2時から3時の間の角度をつけている時は、騙しになることが多いのでこの場合にはクロスが発生してもエントリーを見逃すのがおすすめです。
TDIを使った手法
TDIをラインや角度について理解したところで、TDIを使った手法を紹介致します。
TDIを4時間足にセットしてこれをメインにして、買いのエントリー・売りのエントリーポイントを探っていきます!
TDIの買いのエントリー手法
まず買いのエントリー手法を解説致します。4時間足のTDIで「買いのエントリーをする時の角度」を見つけます。
RSIプライスラインがRSIシグナルラインを下から上にクロスしたときに注目し、このクロスした瞬間のRSIプライスラインの角度が12時から2時の間の時を見つけます、以下の4時間足チャートの水色のラインの場面では、RSIプライスラインが買いのエントリーの角度をつけてクロスしたときです。
買いのエントリーの角度を伴ってクロスが発生した時に直ぐにエントリーをしたくなりますが、ここではエントリーをしません。エントリーはその後、下位足である5分足をみてエントリーポイントを絞ります。
以下の5分足のチャートを見てください。青いラインは4時間足で買いエントリーを伴ってクロスが発生した箇所ですが、その後に5分足のTDIの買いのエントリークロスをまってエントリーをします。
黄緑色のラインがエントリーをする箇所で、4時間足のTDIが角度を伴って買いのクロスをした後5分足のTDIが買いのクロスをした箇所です。
TDIの売りのエントリー手法
売りのエントリー手法は買いの場合と同じ様に4時間足チャートで「売りのエントリーをする時の角度」を見つけます。
以下のチャートのオレンジ色のラインの場所はRSIプライスラインがRSIシグナルラインを上から下にクロスしたときに注目し、このクロスした瞬間のRSIプライスラインの角度が4時から6時の間の時です。
この時にもエントリーはせずに、下位足の5分足を見て売りのエントリーのタイミングを探っていきます。
以下の5分足のチャートのオレンジ色のラインは4時間足で売りエントリーを伴ってクロスが発生した箇所ですが、その後に5分足のTDIの売りのエントリークロスをまってエントリーをします。
赤色のラインがエントリーをする箇所で、4時間足のTDIが角度を伴って売りのクロスをした後5分足のTDIが売りのクロスをした箇所です。
TDIフック
RSIプライスラインがフックのような形が発生した時を「TDIフック」と呼びます。TDIフックが発生した時に既に含み益が発生している時にはエントリーの決済サインとなります。TDIフックが発生した時には相場の方向感が一旦落ち着き、動きがなくなる前兆と言われています。
また、TDIフックが発生している時に何かの他の手法でエントリーを狙っている時はエントリーを避けたほうが良いと言われています。
上級者向けTDIエントリー手法
TDI上級者の方は、TDIフックの後に起きる「TDIバウンド」という現象でエントリーをします。
TDIバウンドはTDIフックが起き、赤色のRSIシグナルラインに近づきた後にRSIシグナルラインをクロスせずにバウンドする現象です。
このTDIバウンドが発生した時に、エントリーをします。この時はトレンドが出ている時の押し目買いや戻し売りの箇所にあたり、トレンドの発生を確認した後にエントリーができるので、良いリスクリワードでエントリーが可能になります。
TDIボリンジャーバンドブレイク手法
ここでTDIに付いているボリンジャーバンドの手法を解説致します。RSIプライスラインがTDIのボリンジャーバンドをブレイクした時には、相場の勢いが強くなってきている証です。
このボリンジャーバンドをブレイクしたところでエントリーをする手法も、多くのTDIを使っているトレーダーの中では有名です。
しかしここで気をつけなければならないことがあります。TDIボリンジャーバンドをブレイクした時に、RSIプライスラインが68以上の時・32以下の時にはエントリーを控えてください。
これはRSIプライスラインが68以上時は買われすぎ・32以下の時は売られすぎのサインがあるので、高値や安値づかみをしてしまうのを回避する為です。
TDIボリンジャーバンドブレイク手法のまとめ
- 買いのエントリー…RSIプライスラインが68以下の時に上にあるボリンジャーバンドをブレイクした時
- 売りのエントリー…RSIプライスラインが32以下の時に下にあるボリンジャーバンドをブレイクした時
TDIダイバージェンス
TDIはダイバージェンスが発生するのでレギュラーダイバージェンスやヒドゥンダイバージェンスを見ることが出来ます。
※ダイバージェンスについてまだ知らないという方は以下の記事で解説をしておりますので参考にしてください。
詳しいダイバージェンスは上記の記事で解説をしていますので、そちらを参考にしてください。
この記事ではTDIを使った代表的なダイバージェンスの種類「レギュラーダイバージェンス」の手法を解説致します。
買いのレギュラーダイバージェンス
買いのレギュラーダイバージェンスは価格の安値が切り下がっているのにも関わらず、TDIの安値は切り上がっている時に発生します。
売りのレギュラーダイバージェンス
売りのレギュラーダイバージェンスは価格の高値が切り上がっているのにも関わらず、TDIの高値は切り下がっている時に発生します。
究極のTDIインジケーター「異国のTDI」
このTDIを私、異国の戦士が独自の技術を加えて、最大限までカスタマイズし使いやすくなった「異国のTDI」が販売中です!
マルチタイムフレーム機能やダイバージェンス自動検知、異国のカスタムTDIの使用や独自フィルターなど様々な機能がついていおります!
「異国のTDI」は一番使えるTDIインジケーターだと思っておりますのでので是非チェックしてみてください!
期間限定で無料プレゼント!14,800円分の超有料級のインジケーターやEAを今すぐGET!
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。