RSIスキャルピングで勝てるトレード戦略!相性の良いインジケーターを大公開!

RSIスキャルピングは、スキャルピングトレードでおこなう手法のひとつです。
RSIスキャルピングでトレードすることで、短期的な売買強弱を把握しながら取引できます。
しかし、RSIスキャルピングはトレード難易度が高く、正しい知識を持っていないと思わぬ損が発生するかもしれません。
本記事では、RSIスキャルピングの概要からメリット・デメリット、トレード戦略まで分かりやすく解説します。
「RSIスキャルピングについて知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
トレード中級者向けに、相性の良いインジケーターなども大公開しています。

RSIスキャルピングとは?仕組みや特徴を大公開!

RSIスキャルピングとは、言葉の通りRSIを使ったスキャルピング手法のことです。
RSIスキャルピングを活用するためには、まずRSIとスキャルピングの仕組みについて知っておく必要があります。
正しい仕組みを知らないと、正しいエントリー・決済を行えないからです。

  • RSIの一般的な考え方
  • スキャルピングの一般的な考え方

それでは、RSIとスキャルピングの一般的な考え方を理解していきましょう。

RSIの一般的な考え方

RSIは、価格の「買われすぎ」「売られすぎ」を数値として示す代表的なオシレーター系テクニカル指標です。
RSIを使って市場の短期的な過熱感を把握し、逆張りで小さな利幅を狙う手法がよく用いられます。
「買われすぎ」か「売られすぎ」かは、目安の数値を見ることで判断できます。

RSIの値
0~100の値をとり、一般的には70以上で「買われすぎ」、30以下で「売られすぎ」と判断されることが多い
RSIの計算式
RSI = 100 – [100 / (1 + RS)]
RS = (一定期間の上げ幅の平均) / (一定期間の下げ幅の平均)

使い方はシンプルで、一般的には70以上で「買われすぎ」、30以下で「売られすぎ」となります。
また、RSIは期間を考えた設定なども行えます。
例えば、スキャルピングでは、通常5分足や1分足など非常に短い足を使うことが多いです、
RSIの計算期間も短め(例:14、9、5など)に設定して、瞬間的な過熱感を捉えようとするケースがあります。

RSIはシンプルで扱いやすく、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
「RSIについてもっと詳しく知りたい」という方は、下記のURLからご覧ください。
RSIとは?勝率の高いエントリーポイント・売買シグナルを大公開!(2025年最新版)

スキャルピングの一般的な考え方

スキャルピングは、相場で非常に短時間のうちに何度も売買を行う手法です。

スキャルピングの特徴
短時間での売買
小さい値幅を確実に狙う
相場状況への素早い対応

スキャルピングのトレードの保有時間は数秒~数分、長くても数十分程度と、非常に短いです。
例えば、1分足から5分足を軸に、トレードを繰り返すことが多い傾向があります。

1回のトレードで得られる利益幅は小さい一方、トレード回数が多くなります。
相場の微細な動きを捉え、少額の利益を何度も積み上げていくことを目指します。

一瞬の判断や素早い損切り・利確が求められるため、集中力やスピードが重要です。
急騰や急落などのボラティリティが高い状況を好むケースが多いです。

スキャルピングは短期間で取引を繰り返し、コツコツ利益を積み重ねる手法のことをいいます。
「スキャルピングについて詳しく知りたい」という方は、下記のURLからご覧ください。
【初心者必見】FXのスキャルピング手法とは?利益を出すためのコツを大公開!

以上が、RSIとスキャルピングに関する一般的知識です。
そして、RSIとスキャルピングの特性を合わせたのがRSIスキャルピングとなります。
スキャルピングはレンジ相場で取引することが多くなるため、反発するかどうか見極めることが非常に重要です。
そのため、売買の強弱を判断できるRSIが、多くのトレーダーに使われているのです。

「スキャルピングについて詳しく知りたい」という方は、下記のURLからご確認ください。
【初心者必見】FXのスキャルピング手法とは?利益を出すためのコツを大公開!

スキャルピングはRSIの売買強弱と相性が良いので、多くのトレーダーが採用しています。

RSIスキャルピングのメリット・デメリット

RSIスキャルピングをトレードとして使う際には、メリット・デメリットを把握しましょう。
メリット・デメリットを理解することで、大きな損をする確率を少しでも下げることが可能です。

  • RSIスキャルピングのメリット
  • RSIスキャルピングのデメリット

それでは、RSIスキャルピングのメリット・デメリットを見ていきましょう。

RSIスキャルピングのメリット

RSIスキャルピングのメリットは主に4つです。

RSIスキャルピングのメリット
売買ポイントが分かりやすい
短期の過熱感を捉えやすい
ダイバージェンスで反転の可能性を把握できる
資産効率が良い

RSIスキャルピングは売買ポイントが分かりやすく、短期的な売買強弱を捉えやすいです。
先ほどもお話した通り、RSIの目安となる数値を活用することで、売買のポイントを把握できます。
さらに、RSIとチャートを見比べることで、反転の可能性を示唆する「ダイバージェンス」の発生を判断できます。
特に、目安の数値とダイバージェンスが同時に判断できる場合は、明確な反転のタイミングといえるでしょう。

RSIスキャルピングのメリットは短期的に売買ポイントが分かりやすく、ダイバージェンスの発生も判断できます。

RSIスキャルピングのデメリット

RSIスキャルピングのデメリットも主に4つです。

RSIスキャルピングのデメリット
短期足でのシグナルはダマシにあいやすい
コスト負担が大きくなる可能性
短時間の相場急変に対応しづらい
メンタル・集中力の負担が大きい

RSIスキャルピングのような短期トレードは、ダマシにあいやすい傾向があります。
例えば、短期目線だとレンジ相場に見えても、長期目線では強いトレンドが発生したとします。
短期目線だけで判断すると、大きな損につながる可能性があるため十分注意しましょう。

また、1回の取引のたびにコストが発生するため、取引コストが大きくなる可能性があります。
スプレッドや証券会社の手数料を考慮したトレードを行わないと、勝率が良くても利益率が低いかもしません。

さらに、スキャルピングは取引を何度も繰り返すため、メンタル・集中力の負担が大きいです。
仕事や家事、学業で普段から忙しい方は、思うようなタイミングで取引ができないため不向きといえます。

RSIスキャルピングは長期目線も確認しないとダマシにあいやすく、コスト・精神面の負担が大きいです。

以上が、RSIスキャルピングのメリット・デメリットです。
RSIスキャルピングは、短期的な売買ポイントが分かりやすく、資産効率が良いというメリットがあります。
一方で、さまざまな角度で相場を見ていないとダマシにあうため、徹底したリスク管理が必要です。
特に、コスト・メンタルに関するリスク管理は、取引に大きく影響するのでご注意ください。

RSIは短期的な売買強弱は見られますが、どうしても長期目線で見られないのがネックです。スキャルピングといえど、長期目線で見ることも必要です。

RSIスキャルピングのトレード戦略

RSIスキャルピングで取引する際は、メリット・デメリットだけではなくトレード戦略も把握しましょう。
トレード方法を知っておくことで、いざエントリーポイントや決済の際にも柔軟に対応できます。

  • 70/30逆張りエントリー
  • 80/20超過で待ってからエントリー
  • RSIダイバージェンス+プライスアクション
  • RSIの50ラインブレイクアウト戦略
  • 他のテクニカル指標との併用

RSIスキャルピングのトレード戦略は全部で5つです。
それでは、トレード戦略ごとに詳しく見ていきましょう。

70/30逆張りエントリー

RSIの「買われすぎ」「売られすぎ」の目安で逆エントリーしましょう。

エントリーポイント
RSIが70以上 →「買われすぎ」でショートエントリー
RSIが30以下 →「売られすぎ」でロングエントリー

具体的には、RSIが70以上の場合の「買われすぎ」を見て、ショートエントリーを狙いましょう。
さらに、RSIが30以下の場合の「売られすぎ」で、ロングエントリーなども狙えます。

利益確定・損切りの目安
利益確定(利確):RSIが再び50付近
損切り:強いトレンドの継続でRSIがさらに振り切れた時

利益確定する時は、RSIの50付近を目安に考えていきましょう。
損切りは強いトレンドが継続されて、目安の数値になっても反発しない時間が続いた時です。
特に、損切の目安は難しいので、中期や長期線を軸にトレンドの方向性を把握してください。

RSIスキャルピングは、RSI目安の70・30の数値をもとに逆張りを狙いましょう。

80/20超過で待ってからエントリー

中には、「RSIの目安数値である70・30だとダマシにあいやすい」という慎重な方もいると思います。
その場合は、RSIのもうひとつの目安である80・20まで待ってからエントリーを狙いましょう。

エントリーポイント
ショート(80超え)またはロング(20割れ)エントリーを狙う

エントリー方法は、70/30逆張りエントリーのサイトと同じです。
「70/30」だと騙しに遭いやすいと感じる方向けの、やや安全寄りのアプローチといえます。

利益確定・損切り
利確:短期的にRSIが50付近まで戻った時点や、直近のサポレジまでの値幅を目安
損切り:極端にRSIが振り切れたり、トレンドが継続してレートが逆行した場合

利確や損切りポイントも、「70/30」とほとんど同じです。

80/20超過で待ってからエントリーは、シンプルで分かりやすく安定性を求めている方におすすめです。

RSIダイバージェンス+プライスアクション

スキャルピングに慣れている人であれば、RSIダイバージェンス+プライスアクションを狙いましょう。

エントリーポイント
RSIダイバージェンスを反転のシグナルとして活用する。
ダイバージェンス確認後、ローソク足のプライスアクションと組み合わせる

まずは、RSIダイバージェンスを反転のシグナルとして活用していきましょう。
同時に、RSIの「買われすぎ」や「売られすぎ」の目安もしっかり確認することで正確なエントリー・決済が可能です。

利益確定・損切り
利確:小さな反発やRSIが50を超える・割るタイミングなどを目処にする
損切り:ダイバージェンスが否定されて、価格がさらに更新した場合は素早く撤退

利確はRSI50を目安に、小さな反発などでても決済を行っていきましょう。
損切りはダイバージェンスが否定されて、トレンドが継続された瞬間に行ってください。

RSIダイバージェンス+プライスアクションを狙うことで、大きな利益を狙うことも可能です。

RSIの50ラインブレイクアウト戦略

RSIは逆張りだけではなく、RSIの50ラインブレイクアウト戦略で順張りを狙うことも可能です。

エントリ―ポイント
50ラインを上抜けたらロング
50ラインを下抜けたらショート

50ラインを上抜けたらロング、下抜けたらショートといった順張り的なエントリーを行いましょう。
逆張りではなく、短期トレンドのトレンドの方向感を見つける方法となります。

利益確定・損切り
利確:RSIが70/30に接近したら検討する
損切り:直近の高値・安値を超えた(割れた)やRSIが再び50ラインを反対方向に抜けてしまった場合

利確は、利確:RSIが70/30に接近したら検討しましょう。
損切りを行う際は、直近の高値・安値を超えた場合か再び50のラインに近づいた時に決済を行いましょう。

逆張りではなく順張りでトレードしたい場合は、RSIの50ラインブレイクアウトを狙いましょう。

以上が、RSIスキャルピングのおすすめトレード戦略です。
おすすめのトレード戦略は、主に逆張りをメインにしたエントリーが多い傾向があります。
ただし、相場の状況や使い方次第では、順張りでのエントリーなども可能なので、ぜひ参考にしてください。

RSIスキャルピングは基本的に逆張りをメインにしたトレードですが、順張りでもトレード可能です。

RSIスキャルピングと相性の良いインジケーター

スキャルピングは非常に難易度の高いトレード手法のため、RSIだけでは不十分かもしれません。
そういった場合は、他のインジケーターとの併用も視野に入れましょう。

  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • MACD
  • サポート&レジスタンスライン
  • 平均足

それでは、ひとつずつインジケーターの詳細を見ていきましょう。

移動平均線

移動平均線は、過去の一定期間の価格平均を線で表した、最も基本的なトレンド系インジケーターです。
移動平均線によって大まかなトレンドの方向を把握しておくと、逆張りか順張りかの判断がつきやすくなります。

活用ポイント
トレンド方向のフィルターとして使用する
短期足と中期足のクロスを参考にする

MAが明確に上向きならRSIの売られすぎだけでロングを狙いましょう。
さらに、下向きなら買われすぎだけでショートを狙うことも可能です。
ゴールデンクロスしているタイミングは上昇トレンドの可能性が高まるなど、エントリーの根拠を補強できるのもメリットです。

RSIスキャルピングは移動平均線と組み合わせることで、トレンドや逆張りか順張りかの判断がしやすくなります。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは統計的な標準偏差を用いて±1σ、±2σ、±3σといった複数のバンドを表示するインジケーターです。
ボリンジャーバンドのバンドと組み合わせることで、売買の強弱をより正確に確認できます。

活用ポイント
RSIが70以上&上部バンド接触でショート
RSIがRSI30以下&下部バンド接触でロングを狙う

RSIが70以上&上部バンド接触した瞬間にショートで、RSIがRSI30以下&下部バンド接触でロングを狙いましょう。
特に、±2σ、±3σの反転率は非常に高いため、接触した瞬間に逆張りで積極的にエントリーすることをおすすめします。
筆者としては、±2σだけでも十分だと考えています。

RSIスキャルピングはボリンジャーバンドと組み合わせることで、売買の強弱をより正確に判断できます。

MACD

短期と長期の移動平均線の差分を可視化し、トレンドの強弱や転換を判断するインジケーターです。
MACDと併用することで、トレンド転換点やダイバージェンスも捉えやすくなります。

活用ポイント
RSIが30付近 → MACDがゼロライン付近で上向き・ゴールデンクロスになり始めたらロング
逆にRSI70付近 → MACDがデッドクロスしそうならショート

活用ポイントはシンプルで、RSIの目安の数値に到達した時に、MACDがゴールデンクロス・デッドクロスが発生した時です。
ただし、ゴールデンクロス・デッドクロスが発生するのは稀なため、ゼロラインを目安に上向きか下向きかで判断しましょう。

RSIスキャルピングはMACDと併用することで、トレンドの反発とダイバージェンスを捉えやすくなります。

サポート&レジスタンスライン

サポート&レジスタンスラインは過去の高値・安値など、多くのトレーダーが注目する水平線のことです。
サポート&レジスタンスラインと併用することで、重要な水平線付近の反転を把握できます。

活用ポイント
ライン付近でRSIの逆張りシグナルが点灯したらエントリーを検討

ライン付近でRSIの逆張りシグナルが点灯したらエントリーを検討してください。
スキャルピングの場合は、短期足(1分足・5分足)でも、上位足(15分足・1時間足など)に2つのラインをおきましょう。
2つのラインをおくことで、短期目線だけではなく長期目線を意識したトレードが可能です。
幅広い時間軸の目線を意識すれば、ダマシに遭う確率が下がります。

RSIスキャルピングはサポート&レジスタンスラインと併用することで、短期だけではなく長期の相場を意識したトレードが可能です。

平均足

平均足はーソク足の始値・終値を一定の計算方法で平均化し、トレンドや値動きの方向をなめらかに表示できるものです。
平均足と組み合わせることで、トレンド方向が視覚的に分かりやすくなり、騙しシグナルを減らす効果が期待できます。

活用ポイント
平均足の色や連続性を見て、RSIの買われすぎ・売られすぎと照合する

平均足とRSIスキャルピングの活用ポイントはいたってシンプルです。
平均足の色や連続性を見て、RSIの買われすぎ・売られすぎと照合することで、トレンドの方向や売買の強弱を把握できます。

RSIスキャルピングは、RSI以外のインジケーターと併用することで、トレンドの方向性や売買強弱の正確性の向上につながります。

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まとめ

RSIスキャルピングとは、言葉の通りRSIを使ったスキャルピング手法のことです。
スキャルピングはレンジ相場で取引することが多くなるため、RSIを使うことで反発によるダマシを回避できます。

RSIスキャルピングのメリットは短期の売買ポイントが分かりやすく、ダイバージェンスで反転の可能性を把握できるところです。
一方で、短期足でのシグナルはダマシにあいやすく、コスト負担が大きくなる可能性があるのでご注意ください。

RSIスキャルピングは目安の数値での逆張りが一般的で、RSIダイバージェンス+プライスアクションなどの戦略もあります。
場合によっては、RSIの50ラインブレイクアウトを狙った順張りなども可能です。
さらに、他のインジケーターと併用することで、トレンドの方向性や売買強弱の判断の向上につながります。

ぜひ、この記事が「RSIスキャルピングについて知りたい」という方にとって参考になれば幸いです。

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