【FX】ロールリバーサル手法のコツ!集団心理やだましについて徹底解説!
本記事では、ロールリバーサル手法のコツや集団心理、だましについて詳しく解説します。
ロールリバーサル手法は、FX初心者から上級者まで必ず知っておくべき方法のひとつです。
「ロールリバーサル手法のコツについて知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
また、平均線や使用する時間足についても合わせて見ていただけると幸いです。
さて、それでは以前紹介したサポート・レジスタンスラインを使って、一番シンプルで王道な手法である「ロールリバーサルブレイクアウト」についてどの様にトレードをすれば良いのか紹介していきます。
今回紹介するロールリバーサル手法とはサポートライン・レジスタンスラインのブレイクを確認後にエントリーする基本的な手法の一つですがブレイク後にすぐにエントリーしないのがポイントの手法です。
専業FXトレーダー方でも、このロールリバーサルを極めてロールリバーサル手法だけで、資産を増やしているトレーダーの方も多くいるので、FXで勝ち続けるためにも、ロールリバーサル手法は身に付けるべき手法だと思います!
それではロールリバーサルについて、解説していきますので是非、ロールリバーサル手法が使いこなせるようになってください!
「そもそも、ロールリバーサルについて良く分からない」という方は、下記のURLからまずはご参照ください。
【異国の戦士-FX初心者講座】ロールリバーサルやエントリータイミングを学習!
目次
サポートライン・レジスタンスラインのブレイクアウトを確認する!
ロールリバーサル手法では、サポートライン・レジスタンスラインを使います。
ロールリバーサル手法では、まず始めにサポートラインまたは、レジスタンスラインが完全にブレイクした事が確認できなければなりません。
完全にラインをブレイクした事を確認する!ことがポイントになりますが、
完全にブレイクした事にならないパターンと完全にブレイクした事が確認できたパターンを紹介します。
完全にブレイクしていないパターン
以下のチャートをご覧ください。
赤いラインがレジスタンスラインになっておりますが、矢印で示したローソク足に注目してください。
このローソク足は、レジスタンスラインをブレイクしましたが大きな上ヒゲを付けて結局、完全にブレイク出来ずにレジスタンスラインの力によって価格が跳ね返されてしまいました。
チャートが形成されてから見てみると明らかにヒゲを付けて完全にブレイクしていな事は分かりますが、リアルタイムでチャートを見ていると、あたかもブレイクした様に見えてしまいます。
ですので、リアルタイムにサポートラインやレジスタンスラインをブレイクしたからといって、直ぐにブレイクしたと認識せずに、ブレイクしたローソク足が確定するまで見守ってください。
ロールリバーサルでは、ブレイクした後にすぐエントリーをする訳ではないので、余裕を持って見守ることが大切です。
完全にブレイクしたパターン
では、完全にブレイクしたパターンを見てみましょう。
以下のチャートをご覧ください。
赤いラインはレジスタンスラインです。
左の二箇所はレジスタンスラインを完全にブレイクせず、だましとなった箇所ですが、完全にブレイクした箇所では、大きな陽線と共にブレイクに成功し、目立つ上ヒゲもなくレジスタンスラインを抜けきっています。
これがラインを完全にブレイクしたという事で、完全にローソク足が実体で抜きれているかをしっかりと、レジスタンスラインまたは、サポートラインをブレイクした事を確認して下さい。
ロールリバーサルはブレイク後の戻りを狙う!
ロールリバーサル手法は、強い相場の意志によりレジスタンスラインまたはサポートラインを完全にブレイクし、ブレイクした方向に強い流れが出来るので、その流れに乗ってエントリーすると言う手法です。
しかし、完全にブレイクした事を確認できたても、その後すぐエントリーするのはまだ早いです。
抵抗線となるレジスタンスラインをブレイク(越える)するので、ブレイクした方向に存在する障壁(サポートラインまたはレジスランスライン)が崩れ、どんどんその方向へと突き進む事という事を仮定していくのですが、
ロールリバーサル手法は、ラインを完全にブレイクした後に、ブレイクしたラインまで価格が戻った時を狙うのです。
「完全にラインをブレイクしたとに価格がまたそのラインまで戻る」….
「せっかくサポートラインやレジスタンスラインを完全にブレイクしたのを確認したのに、またブレイクしたラインまで戻ってくるのは、完全にブレイクしていないのではないか。」
そう思う方もいるかと思いますが、完全にブレイクした後そのブレイクしたラインまで戻った後、そのブレイクしたラインを割らない事が重要になってきます。
サポートラインがブレイクされた後サポートラインがレジスタンスラインになり、レジスタンスラインがブレイクされた後にはサポートラインとなり、ブレイク後にはブレイクする前の価格に戻らないことがポイントです。
文章にすると、かなり分かりづらいと思いますので、実際のチャートを見て理解していきましょう。
レジスランスラインを例に話を進めます。
赤いラインがレジスタンスラインになります。
レジスタンスラインを完全にブレイクした後、再度ブレイクしたレジスタンスラインまで価格が戻ってきますが
レジスタンスラインのブレイク後にはサポートラインとして機能しているので、価格がこのラインを完全に割らずに再度ブレイクした方向へ上昇しているのが分かると思います。
このブレイク後の価格の戻りの箇所でエントリーするのがロールリバーサル手法です。
ロールリバーサル時の集団心理を読み解く
なぜブレイクアウト後に価格が一度戻ってくるのか..
そして、なぜブレイク後にサポートラインはレジスランラインとしてサポートラインはレジスタンスラインとして役割が変わるのか、その理由をFX市場参加者の集団心理から説明したいと思います。
以下のチャートを見ながら説明していきたいと思います。
まず、新規注文を考えているトレーダーは、1でレジスタンスラインで価格がレジスタンスされている事を認識します。
そして2の様に、またレジスタンスラインまで価格が押し上げてきました。
1で価格がレジスタンスされた事を認知しているので、2のレジスタンスラインでまた価格が跳ね返されるのではないかと予想して売りの注文を出すトレーダーは多いはずです。
しかし、その後、売りの注文をだし売りポジションを抱えたトレーダーの予想に反してレジスタンスラインがブレイクされました。
当然、売りポジションを抱えたトレーダーは、なるべく損失を少なくしたいと考えるので、ブレイク後、レジスタンスラインまで戻ってきた所で売りのポジションを決済します。
レジスタンスラインで売り注文をだしたトレーダーは、ほぼ損益がプラスマイナスゼロで売りポジションを決済できたので安心していることでしょう。(売りポジションの決済は買いの注文です。)
そして、同時にロールリバーサルを狙って買いの注文をするトレーダーも多いので、買いの注文が多くなります。
この2つの買いの注文により売りポジションの決済と新規の買いの注文が重なることによって価格が上昇するので、
ブレイク後に戻りが発生しますが、そのラインを割らずにまたブレイクした方向へ加速するのです。
(ブレイク後にサポートラインはレジスランラインとしてサポートラインはレジスタンスラインとして機能する理由でもあります。)
ロールリバーサル手法のコツ
ロールリバーサル手法を成功させるコツがあります。
それはズバリ、短い時間足でロールリバーサル手法を行わないという事です。
1時間足や4時間足、日足のサポートライン、レジスタンスラインのロールリバーサルを狙うのが勝率をあげるコツです。
なぜ、それより短い時間足でのトレードは勝率が良くないかと言うと、短い時間足のサポートライン、レジスランスラインは短い時間帯の中のサポートライン・レジスタンスラインなので、大きな時間足で見たときにはサポートライン、レジスランスラインとして意識されていない事がしばしばあります。
基本的に短い時間足を見てトレードしているトレーダーは相対的に少ないので、短い時間足のサポートラインレジスタンスラインの効力も薄い事があります。
初心者の方は、短い時間足の方がサポートライン・レジスランスラインでのロールリバーサル手法が使える取引回数も多く、短いサイクルでポジションを持てるので(エントリーポイントを待たなくても良い)、ついつい短い時間足でトレードする傾向があると思いますが、その分だましも多くなります。
(FXでは確実なエントリーチャンスになるまで辛抱強く待つことも非常に大事なことです)
だましについて
FX市場では、毎回毎回、必ず通用する手法は存在しません。
どんな手法でも「だまし」と言われている、本来のセオリー通りに価格が動かない動きが存在します。
例えば下のチャートのようにレジスタンスライン、サポートラインが引けたとします。
現在、このラインの中で値動きが行ったり来たりしているのが分かると思います。
このレジスタンス・サポートラインがブレイクされた後のロールリバーサルを狙う手法で、エントリーするとして、その後、ブレイクアウトが起きたところを見てみましょう。
(余談ですが、このレジスタンス・サポートラインの中で値動きが揉み合っている期間が長いほど、ブレイクアウトした時のエネルギーが強くなります。)
少し見にくいかもしれませんが、チャートの最後に注目してください。
ついに、下のライン(サポートライン)をブレイクしました。
この辺りで、ブレイク後の戻りを狙ってショートをしたと仮定しましょう。
サポートラインがブレイクされたので、ブレイク後の戻りでレジスタンスラインとなって下降するイメージでしたが、その後、狙いに反して価格がレジスタンスされずに上昇を始めました。
これが、だましと言われる現象です。
短い時間足では、このようなだましが長い時間足に比べ多く発生しやすいです。
ですので、長い時間足でロールリバーサルを狙う事がコツとして挙げられるのです。
以上がロールリバーサルについての解説になります。
過去のチャートを見ながら、自分なりにロールリバーサル手法について
検証を行って、ロールリバーサル手法を磨いてください。
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