10/19(木)ドル円150円再タッチなるか!25時パウエル議長発言!今日明日の相場分析!ファンダ/テクニカル

FXトレーダーのみなさんお世話になっております。

異国の戦士相場分析チームのひらっちです!

10/19(木)、昨夜~本日の相場の振り返りと

今夜~明日10/20(金)の相場予想について

ファンダメンタルズとテクニカルの両面から解説、分析していきたいと思います。

動画で見たい方は↓

1.本日の相場の振り返り

昨夜~本日発表された経済指標や要人発言、市場の反応最新ニュースなどを解説していきます。

ではまず昨夜発表された注目経済指標です。

・21時30分 米)住宅着工件数

→前回-11.3% 予想7.7% 結果7.0%

・21時30分 米)建築許可件数

→前回6.8% 予想-5.3% 結果-4.4%

今週、非常に長いもみ合い相場が続いており、発表をきっかけ方向性がでるか注目されていましたが、どちらも数値はまちまちで、結果的に市場に大きな反応はありませんでした。

・25時 米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)

→「金利を決定するには様子見が必要」との発言。市場では、追加利上げは見送り、引き続き現在の水準で据え置きの可能性が高いのではないかと予想されています。

以上が昨夜発表された注目経済指標です。

続いて本日20時時点までで発表された経済指標です。

・08時50分 日本)通関ベース貿易収支 09月

→前回-9305億円 予想-4450億円 結果624億円

予想外の黒字で円買いの反応、ドル円以外のクロス円では下落している通貨ペアも確認。 

・9時30分 豪)雇用統計(9月)

→前回6.33万人 予想2.2万人 結果0.67万人

数値が冴えず、先ほどの円買いの動きもあり、豪ドル円は大きく下落。 

2.今夜~明日の経済指標スケジュール

続いて今夜~明日にかけての市場予想や注意点を解説していきます。

ではまず今夜の経済指標発表スケジュールです。

・21時30分 米)フィラデルフィア連銀景況指数

→前回20.9万件 予想21.2万件

・21時30分 米)新規失業保険申請件数

→前回6.8% 予想-5.3% 

・23時00分 米)中古住宅販売件数

→前回404万件 予想388万件 

比較的大きく動くことの多いアメリカの指標が続きますが、この後25時には今週大注目のパウエル議長の発言が控えていますので、そこを意識した立ち回りが望ましいと思われます。

・25時00分 米)パウエルFRB議長の発言

→次回のFOMC前の最後の発言であり、今週のキーとなる要人発言。長い膠着状態が続く今週の市場に大きな動きがでる可能性あり。

続いて明日10/20(金)の経済指標発表スケジュールです。

・08時30分 日)CPI全国消費者物価指数

→前回+3.2% 予想+3.0% 

・15時00分 英)小売売上高

→前回+0.4% 予想-0.3%

・15時35分 日)植田日銀総裁の発言

今夜のパウエル議長の発言を経ての明日の日銀植田総裁の発言は非常に市場からの注目も高いと考えられます。150円付近では為替介入を警戒したムードも依然としてありますので、今夜から明日にかけて非常に注目したいところです。

以上が明日の注目経済指標のスケジュールです。その他要人発言は随時予定されていますが、この日はアメリカの大きな経済指標の発表はありません。

3.異国の通貨強弱システムを使ったテクニカル分析

続いて異国の戦士が開発した【異国の通貨強弱システム】を使ったテクニカル分析を行っていきます。

まずドル円の1時間足の通貨強弱関係を見いきましょう。

ドルと円が非常に近いところに位置しており、ドルが上矢印、円が方向性なし

このことからドル円はもみ合っている可能性が高いとイメージできます。

では実際にチャートを見ながら分析していきましょう。

まずはドル円の日足です。

依然として上昇の勢いが強く、上昇トレンド中であることが分かります。

さらに1時間足で詳しく分析していきましょう。

反発が見られる箇所にサポートゾーンとレジスタンスゾーンを引きます。

現在非常に狭い範囲で150.00を強いレジスタンスとしながら、長いレンジ相場が続いております。

レンジ相場ではありますが、ゆるやかですがトレンドラインもこのように引くことができます。

ここから考えれるシナリオとしましては、再度150円を目指して上昇するというシナリオ。

先ほど、ファンダメンタル分析で解説させていただいた通り、今夜から明日、大きな指標や要人発言がありますので

それらをきっかけとして150円を目指すという展開も考えられそうです。

しかし、この上昇トレンドラインを下抜けてしまうと、一旦売りが強まる可能性も考えられますので、注意が必要です。

では続いてドル円と同様に人気の通貨、ユーロ米ドルを分析していきます。

まずはユーロと米ドルの通貨強弱関係から見ていきましょう。

ドル円と同様に非常に位置が近く、ユーロが上矢印、ドルも上矢印ということから、もみ合っている状況です。

では実際のチャートを見ていきましょう。

日足を見ると、明確な下降トレンドが続いています。

直近では少し下げ止まりのような形も見えておりますので、1時間足でしっかり見てみましょう。

直近では高値切り下げ、安値切り上げの三角持ち合いとなっています。

上方向、下方向、亀甲した形となっておりますので、上下どちらに解き放たれるかは五分五分のイメージではあります。

こういった場面では一方向に視点を固定せず、方向性を見極めてから、その方向に付いていくイメージでトレードするのが望ましいと考えます。

では続いて【異国の通貨強弱システム】を利用して、強い通貨と弱い通貨の状況を分析してみましょう。

現在、ドルが強く、ポンドがかなり弱い状況ということが分かります。

では実際にポンド米ドルのチャートを見てみましょう。

先ほどのユーロ米ドルとかなり似ている下降トレンドになります。

では直近の動きを1時間足で見てみましょう。

1時間足でも綺麗な下降トレンド中であることが分かります。

ユーロ米ドルでは持ち合いになっていましたが、ポンド米ドルは下抜けている状況ですので、

【異国の通貨強弱システム】でしっかりと強弱感が示されていた通り、非常に弱い状況が続いています。

以上が本日の3通貨ペアのテクニカル分析になりますが、いずれにしましても、今夜の材料時間帯には乱高下もあり得ますので、ファンダメンタル、テクニカル合わせて方向性をイメージしていきましょう。

4.まとめ

現在の相場は、ドル円の150円を手前にしたゾーンを始め、多くの通貨で、明確な方向性を欠く一定の範囲内でのレンジ、ボックス相場が長く続いています。

今夜の多くの指標、パウエル議長の発言、明日の植田総裁の発言は、今週の一番の山場として市場から大きな注目を集めています。これらのタイミングで、一気に大きな値動きが生じる可能性も高いとイメージできます。

また、中東情勢緊迫化の影響が、金や原油等様々な市場にも生じており、為替も急な変動に注意が必要な状態が続いております。

各指標、各発言の時間を意識したポジション調整、逆指値の活用等、リスク管理の徹底を心掛ける等、慎重な立ち回りが望ましいと思われます。特に、重要時間を跨ぐ場合は、最新情報のチェックを欠かさず行いましょう。

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