CCIの可能性を最大限に広げた「異国のCCI」の登場です!
CCIを既に愛用している方、これから使ってみたい方もMT4標準のCCIとは比べものにならないくらい使い勝手が良く、効率良く必要な情報が全て詰まっています。
「異国のCCI」の何が凄いのか?CCIとの違いとは?
MT4に標準で付いているCCIとの違いや、「異国のCCI」がどれほど優れたインジケーターなのか解説していきます。
まずはじめに、MT4の標準で付いているCCIをチャートに表示させてみます。
基本的なCCI見方としては….
- 0を超えている場合には買い勢力が優勢、0を下回っている時には売り勢力が優勢。
- 100を超えてくると買われ過ぎのサイン
- -100を超えてくると売られ過ぎのサイン
他にもCCIを使った手法を調べてみると
- 200を超えたら買われ過ぎ….
- 200を超えたら売られ過ぎ…
など色々な見方があるのが確かです。
しかし、CCIは上限や下限が設定されていないので、どの数値が買われ過ぎなのか、または売られ過ぎなのか、そして、いつ買い時なのか売り時なのか判断に困ってしまうのです。
しかし、この問題を「異国のCCI」が全て解消してくれます。
「異国のCCI」がどのようなインジケーターなのか見てみて下さい。
上記の画像の様にCCIにボリンジャーバンドやCCIをスムーズにしたライン(CCI2)やダイバージェンス自動描写機能が組み込まれ、CCIがここまで進化しました。
では早速ですが、「異国のCCI」の凄さを解説いたします。
CCI2を表示
「異国のCCI」では、CCIをスムーズにしたラインを「CCI2」を表示させています。
本来のCCIでは、ラインはCCIのみになっていますが、このCCI2のラインを表示させることによりCCIとCCI2のラインの交差などを見ることが出来ます。(ゴールデンクロスやデットクロス)
これにより、新たなCCIの手法や損切り、エントリーポイントの目安にも使うことが出来るので、さらにCCIの可能性を広げます。
また、このCCI2はパラメーター設定にてスムーズにする度合いや、CCI2の表示/非表示が設定できるようになっております。
ダイバージェンスの自動検知機能
異国のCCIでは、ダイバージェンスが発生した時に自動で検知しチャートと異国のCCIに描写致します。
この機能を使うことによりダイバージェンスの見落としを無くすことができます。
ダイバージェンスはレギュラーダイバージェンスはもちろんヒドゥンダイバージェンスも検知致します。
買いのレギュラーダイバージェンスの場合
買いのレギュラーダイバージェンスが発生した場合は水色のラインが引かれます。
買いのヒドゥンダイバージェンスの場合
買いのヒドゥンダイバージェンスが発生した場合には黄色のラインが引かれます。
売りのレギュラーダイバージェンスの場合
売りのレギュラーダイバージェンスが発生した場合には紫色のラインが引かれます。
売りのヒドゥンダイバージェンスが発生した場合
売りのヒドゥンダイバージェンスが発生した場合には赤色のラインが引かれます。
ダイバージェンスの感度も調整可能
パラメーター設定にある「ダイバージェンス感度」からダイバージェンスを検知する感度の調節ができます。
ダイバージェンス感度の数値をあげることによって、より感度が高くなり多くのダイバージェンスが検知されます。
数値を下げると検知されるダイバージェンスの数が減りますが、より精度の高いダイバージェンスが検知されます。
例として、異なるダイバージェンスの感度を「0.4」に設定した時と「1.0」にした時のダイバージェンスの検知の違いについてお見せいたします。
ダイバージェンス感度を「0.4」に設定した時
ダイバージェンス感度を「1.0」に設定した時
マルチタイムフレーム機能(MTF)
マルチタイムフレーム機能とは、上位の時間足の「異国のCCI」を表示することができ、マルチタイムフレーム分析が可能になります。
例えば現在1時間足のチャートで「異国のCCI」を使用している時に、上位足の4時間足のチャートや日足の「異国のCCI」を表示させることが可能です!
この機能により一回一回チャートを切り替えなくても、今見ている時間足チャートで異なる時間足の「異国のCCI」が同時に見れるようになるのですごく便利な機能です。
作動が重い時でも表示するバーを変更すれば解決
マルチタイムフレーム機能がついているすべてのインジケーターは、その性質上重い処理のプログラムが実行されます。
よって使用される時の環境状況によっては、作動が重くなってしまうかもしれませんが、「異国のCCI」ではパラメーター設定にて「nMaxBars」から「異国のCCI」を表示させる期間を調整できます。
これにより計算する範囲も調節できるので、重い時は表示するバーを少なくすると作動が軽くなります。
例えば「500」に設定した場合には、直近500本分の「異国のCCI」だけ表示することが出来ます。
※MTFの計算の性質上、「nMaxBars」で設定した以前のダイバージェンスが表示される場合がありますが、計算処理は制御出来ていますので、問題はありません。
ボリンジャーバンド
※CCIの期間14では、上下の変動が激しいのでスクイーズやエクスパンションを確認したい時には、CCIの期間を100以上にすることをお勧めいたします。
ボリンジャーバンドをCCIに組み込むことにより、相場の加熱間も読み解くことが出来ます。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、ボリンジャーバンドには上限ライン、下限ラインを見る以外にもボリンジャーバンドの幅を使った、とても有効な使い方があります。
ボリンジャーバンドのスクイーズやエクスパンションと呼ばれており、ボリンジャーバンドの幅の収縮や拡張に注目するやり方です。
ボリンジャーバンドの幅が縮小している現象をスクイーズと呼びます。
この状態では、相場参加者がどちらの方向に進むか迷っている状態で、値幅が小さく取引には向いていません。同時にスクイーズしている状態ではトレンドを生む力を溜めている場面でもあり、買い手と売り手の勝負が決まるとその方向へと一気に価格が動く傾向にあります。
以下の様にスクイーズの状態から勝負が決まり、その方向へと一気に価格が動くとボリンジャーバンドの幅は拡張していきます。
これがエクスパンションと呼ばれる現象です。
CCIにボリンジャーバンドを組み込むことでスクイーズやエクスパンションも確認が出来る様になっており、CCIの可能性を広げます。
パラメーター設定
- timeFrame…MTF分析をする際に時間足の設定です。「Current」を設定するとMTFはOFFになります
- Dvチェック期間…ダイバージェンスを検知する際の期間を設定できます
- Dv表示…ダイバージェンスの表示/非表示が設定できます。
- nMaxBars…表示する範囲を設定できます
- CCI期間…CCIの期間を設定します
- CCI2表示…CCI2の表示/非表示が設定できます
- CCI2スムーズレベル…CCI2をスムーズにするレベルの設定
- BB表示…ボリンジャーバンドの表示/非表示が設定できます
- BB期間…ボリンジャーバンドの期間の設定
- BB偏差…ボリンジャーバンドの期間の設定
- アラート通知…trueにするとボリンジャーバンドの下限上限をこえた時のアラート通知が設定できます
- メール通知 =trueにするとボリンジャーバンドの下限上限をこえた時のメール通知が設定できます
- ダイバージェンス感度…ダイバージェンスを検知する際の感度が設定出来ます
使い方は無数に存在する
「異国のCCI」は一生付き合えるインジケーターで、特にこれからCCIを使って見たい人や、既にCCIを愛用している方にも優れたCCIです。
「異国のCCI」を使い始めたら、普通のCCIには戻れないでしょう。
CCIの本質を崩さずに、進化させているので既に既存のCCIに慣れている人でも直ぐに使いこなせるはずです。
ボリンジャーバンドのスクイーズやエクスパンションなど様々な手法と組み合わせたり検証し新たな手法を生み出すなど、「異国のCCI」一つでも、相当使い込みができるはずです。
「異国のCCI」を利用して、FXを研究をしてみてください。