RCIとは?使い方や手法をどこよりも分かりやすく紹介!

FXトレーダーのみなさんお世話になっております。

異国の戦士相場分析チームのひらっちです!

今回は、RSIやストキャスティクスと並んでオシレーター系指標の中でもトップクラスに人気のインジケーター『RCI』の基本を解説させていただいた後、様々な活用法のあるRCIの中でも、勝率の高いトレードが期待できる有効な手法をご紹介します!

ぜひトレードの参考にしていただければと思います。

動画で見たい方は↓

 

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1.RCIとは?

RCIとは「Rank Correlation Index」の略で日本語では「順位相関係数」と呼ばれます。

RSIやストキャスティクスと同じく「売られすぎ」なのか「買われすぎ」なのかを判断できるオシレーター系のテクニカル指標です。

言葉で説明すると「一定期間の時間に応じた順位付けと、価格の順位を決定し、その相関関係を表した指標」となります。

実際の算出方法は以下の様な式となるのですが、

非常に難しそうですよね…

しかしこの計算式を覚える必要はありませんのでご安心ください!

具体的な使用方法を覚えれば問題ありません。

設定できる期間は、一般的に9や12等が用いられることが多いです。

RCIのラインは+100%~-100%の間で推移します。

例えば数値を9に設定した場合は、

日足の場合、9日間(ローソク9本分)上昇し続けると+100%に到達し、

逆に9日間下落し続ければ-100%に到達、という仕組みになっています。

ラインが+80%以上であれば「買われすぎ」

ラインが-80%以下であれば「売られすぎ」と判断するのが一般的です。

RCIはオシレーター系の指標なので他のRSIやストキャスティクスと同じく、基本的にボックス相場で力を発揮します。

2.RCIの基本的な使い方

RCIには応用を含めると様々なエントリー方法がありますが、基本的には、

『買いのタイミング』
・売られすぎのゾーンから上昇後に-80%ラインを超えたタイミング

『売りのタイミング』
・買われすぎのゾーンから下降後に+80%ラインを超えたタイミング

このようにオシレーター系の指標としての代表的な使い方が一般的です。

3.3本のRCIを使った使用方法

RCIは1本のラインでも使用できますが、異なる数値のRCIを3本表示した使い方も存在します。

期間の設定値ですが、多くのオシレーター系インジケーターで使われており、また多くのツールで使われているデフォルトの数値の組み合わせである12,26,52という数値がおすすめです。

一般的にRCI3本を使う方法では、短期線と中期線のGC,DCが有名です。

しかし、これだけではRCI3本を最大限生かしているとは言えません。

そこで異国の戦士チームでは、この3本のRCIを最大限生かした、勝率の高い手法をご紹介します。

4.異国の戦士式3本のRCI手法!

今回解説するRCIの画像では、

・短期線(12)=
・中期線(26)=
・長期戦(52)=

とさせていただきます。

まず具体的なエントリータイミングの前に、長期線である白い線(52)に注目してください。

このラインは長期線なので12や26などの短期線中期線に比べてゆったりと大きな波を描きます。

オシレーター系指標では長期線は比較的軽視されがちですが、この手法では一番重要な線となります。

重要なポイントとしては、まずこの長期線(52)1本だけで、上下に動く相場の波、今後の値動きを予想させてくれていることをイメージしてください。

意外にも、この長期線1本でも勝てそう、と思えるような大きなレンジの波を描いてくれていると思いませんか?

もちろん、52線だけでも非常に有効な分析ができるのですが、実際の相場で細かいエントリーポイント、決済ポイントとなると、どうトレードしていいのかまだ難しいところがあります。

そこで次のポイントが中期線(26)です。

今回の手法では、中期線(26)と長期戦(52)のGC(ゴールデンクロス)

また売りの場合は中期線(26)と長期戦(52)のDC(デッドクロス)

がエントリーポイントとなります。

一般的な短基線と中期線のクロスよりも、より大局の波を捉えたトレードをすることができます。

そして!

今回の手法では決済タイミングまでRCIで判断することができます。

その決済タイミングには短期線(12)が活躍します。

エントリー後は、利確も損切も、短期線(12)と長期戦(52)が反対のクロス、即ち

GCで買いエントリーしたー場合は、短期線(12)と長期戦(52)がDC(デッドクロス)をしたら決済

DCで売りエントリーしたー場合は、短期線(12)と長期戦(52)がGC(ゴールデンクロス)をしたら決済

となります。

短基線が長期線に反対のクロスをするということは、期待している値動きとは逆の値動きが、短期的には始まっていることを意味します。

ですので、こうすることで、利確は、エントリー後に逆行の兆しが見られたタイミングでは欲張ることなく無難に利確をすることができ、

損切も、シナリオが崩れているのにポジションを長く保有する、という事態を避けることができます。

エントリー~決済までRCIで完結することができますので、ぜひ試してみてください!

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。以上が、売買シグナル、トレンドの方向性、両面を示してくれる、RCIの特徴を最大限生かした優位性のあるトレード手法です。

この手法のポイントは繰り返しになりますが、とにか長期線(52)の波の動きが重要です。以下のチャートのようにRCIがだらついている相場ではなく、

しっかりと上下上下を繰り返している波であるかが最大のポイントです。

ぜひ一度、RCIの長期線(52)で相場の動きをイメージしていただけると、相場が意外にもシンプルに動いているタイミングが多いことが、新たな気づきになるかもしれませんので、試してみていただければと思います!

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