最新版「通貨強弱チャート」の見方/使い方徹底解説!トレード精度を高めるオススメの使い方も公開!

通貨強弱チャートの見方、使い方、徹底解説、トレード精度を高めるオススメの使い方、手法も大公開

今回は、市場全体の勢いや値動きの本質を確認する事が出来る「通貨強弱チャート」を徹底的に学びます。

通貨強弱チャート、市場の勢い、値動きの本質、トレードの武器

トレードする通貨ペアの、それぞれの通貨の強弱状況を把握する事で、景色が一気に変わります。今まで使った事がない方や、何となく見てはいても、なかなか成績に繋がっていない方にぜひ見て欲しい内容になります。

通貨強弱チャートとは

通貨強弱とは複数の通貨の相対的な強さ弱さを、グラフで同時に比較出来るチャートです。

通貨強弱チャートとは、相対的な強弱、グラフで同時に比較

通貨ペアそのものの動きだけではなく、それぞれの通貨が市場全体の中で強い状況にあるのか、弱い状況にあるのかという本質が見える事で、強い根拠を持って値動きを分析する事が出来ます。

使った事は無くても、以下の画像のようなイメージのチャートを、見た事がある方も多いのではないでしょうか。

通貨強弱チャート、ブラウザ、MT4、MT5、トレーディングビュー、traging view、リアルタイム更新、カスタマイズ、異国のAI.進撃トレードシステム

通貨強弱チャートは、海外サイトを含めた幾つかのサイトで、ブラウザで表示出来るものや、MT4やMT5、トレーディングビューでの特定ツール等を導入する事で確認できます。

更新がリアルタイムではないものがあったり、トレーダーの好みにカスタマイズが出来ないものもありますが、お気に入りが見つからない場合は、【異国のAI.進撃トレードシステム】の「次世代通貨強弱表示」もオススメです。以下リンクより、詳細をご覧いただければと思います。

異国のAI.進撃トレードシステム

通貨強弱チャートの計算に用いられているロジックは、提供元により様々です。対数変化率という数学的な計算を使ったものであったり、インデックスという指数を基にして描画されるものもあります。

通貨強弱チャート、ロジック、オススメ

独自のロジックを持たせたものでない限りは、どれも表示は大きくは変わりませんので、ご自身が使いやすいと感じるものをお使いいただければ問題ありません。

基本的には、主要通貨と呼ばれる、メジャーな通貨が全て表示されている画面を使っていく事が望ましいです。そして、カスタマイズ可能な通貨強弱チャートをお使いの場合は、今トレードしている通貨ペアのラインが目立つよう、太く設定して見易くする事で、流れがイメージしやすくなりますので、オススメです。

見方/使い方の基本

大前提ですが、通常のローソク足チャートを、トレードする上でのメインチャートとして使い、通貨強弱チャートはその値動きの分析に使う位置付けとなります。通貨強弱チャート単体でトレードするものではありません。使いこなす事で、多くのインジケーターでは敵わない力を発揮してくれるものになりますので、ぜひマスターしていきましょう。

通貨強弱チャート、見方、使い方、上下関係、向き、値動き要因の見極め

この項目では、例として、ドル円のトレードを行っているイメージで進めていきます。

2.「見方/使い方の基本」の構成
①強弱の上下関係
②強弱の向き
③値動き要因の見極め

見方1.強弱の上下関係

まずは、強弱の上下関係です。通貨強弱チャートの見方で、大事な概念の一つに「上下関係」があります。上にある通貨ほど強い状態を示し、下に行くほど弱い状態にある事を示します。

通貨強弱チャート、見方、使い方、上下関係、ドル円、上昇トレンド

そして、2つの通貨が離れていればいる程、強弱関係がはっきり出ている、強いトレンドが出ている可能性が高い状態です。画像では、ドルと円が大きく乖離していて、強い上昇トレンドを形成している事が分かります。

続いての画像は、ドルと円が真ん中で絡み合っている状態です。

通貨強弱チャート、見方、使い方、上下関係、ドル円、レンジ相場

横ばいのレンジ相場となっているのが分かります。

見方2.強弱の向き

通貨強弱チャートの見方として、上下関係だけが説明されているまとめ等も少なくないのですが、「方向性」も同じ位、もしくはそれ以上に大事な概念です。

通貨強弱チャート、値動き要因の見極め、値動きの本質、トレンドの強さ、トレード精度

円が高い位置にあり、ドルは低い位置にありますが、ドル円は上昇トレンドを描いています。

これは、二つの通貨が大きく広がる時には、下降トレンドでしたが、広がった後にドルと円がそれぞれ反転して、トレンドが逆転した流れです。この場合、上下関係だけでは値動きを読む事が出来ない状態と言えます。

2つの通貨がそれぞれどちらに向かっているのかを把握する事で、今後の値動きをイメージしやすくなります。

見方3.値動き要因の見極め

上昇トレンドのドル円のチャートのみを見ると、ドルが強くて上がっているのか、円が弱いから上がっているのかは分かりません。

実はこれが見えると、値動きの強さをイメージする時の精度がぐっと上がります。

例えば、円の強さは横ばいで、ドルが強い場合、一定の上昇トレンドが発生している可能性が高いですが、この場合、ドルの強弱要因のみで上がっている状態と言えます。

通貨強弱チャート、値動き要因の見極め、値動きの本質、トレンドの強さ、トレード精度、上昇トレンド

今度は、円が弱く、ドルが強い場合、もちろん上昇トレンドが発生している可能性が高いですが、ドル要因と円要因、二つの要因が重なった上での上昇トレンドになります。

通貨強弱チャート、値動き要因の見極め、値動きの本質、トレンドの強さ、トレード精度、上昇トレンド

先ほどの、ドルの強さのみで上がっていた上昇トレンドよりも、強いトレンドをイメージできます。トレンドの継続性や順張りで攻める際の信頼度も高まります。

通貨強弱チャートを使いこなす事によって、今まで見る事が出来なかった値動きの本質を味方に付け、非常に頼もしい存在になります。

精度を高めるオススメの使い方

これまでの項目で学んだ事を踏まえて、通貨強弱チャートを実践で有効的に使うための説明に入ります。

通貨強弱チャート、精度を高めるオススメの使い方、表示方法、時間足、時間軸、通貨強弱を武器にしたトレード

3.「精度を高めるオススメの使い方」の構成
1.一つ目のポイント:表示方法
2.二つ目のポイント:表示時間足
③ポイントを押さえた「通貨強弱を武器にしたトレード」

一つ目のポイント:表示方法

通貨強弱チャートは、主要なメジャー通貨複数を表示して使う場合と、トレードを行っている通貨ペア、それぞれの通貨のみ、つまり2本だけ表示して使う場合があります。

通貨強弱チャート、精度を高めるオススメの使い方、表示方法、時間足、時間軸、通貨強弱を武器にしたトレード

メインで使う通貨強弱チャートは、可能な限り、主要なメジャー通貨複数を表示したものを使って下さい。

理由は、取引通貨ペアの2本のラインの強弱関係だけではなく、為替市場全体の状態を把握して欲しいためです。市場全体に勢いがあるのか落ち着いているのかを見て欲しいのです。

通貨強弱チャートにも、ボリンジャーバンドのように、縮小傾向、スクイーズと呼ばれる状態と、拡大傾向、エクスパンションと呼ばれる状態があります。

通貨強弱チャート、精度を高めるオススメの使い方、表示方法、時間足、時間軸、通貨強弱を武器にしたトレード、スクイーズ、エクスパンション

全体がスクイーズ傾向の場合、落ち着いている状態、つまり勢いが無くトレンドが発生しづらいため、多くの通貨ペアが横ばい、レンジ展開になりやすい傾向があります。

逆に、全体がエクスパンション形状の場合には、市場に勢いがあり、多くの通貨ペアでトレンドが発生、値が進みやすい傾向があります。

取引通貨ペアの2本の表示だけでは、外部環境は分かりません。メインとして全体チャートを見て、細かく見るために2本のラインに切り替えて使用するのは良いと思います。この場合も、出来るだけ定期的に全体チャートを見る事をオススメします。

二つ目のポイント:表示時間足のポイント

強弱の判断に使うメインの通貨強弱チャートは、2つ上の上位足を使う事をオススメします。トレードするチャートが1分足であれば、通貨強弱チャートは15分足を使うイメージです。

通貨強弱チャート、精度を高めるオススメの使い方、表示方法、時間足、時間軸、通貨強弱を武器にしたトレード、スクイーズ、エクスパンション、15分足、1分足、5分足、手法

通貨強弱チャートは、トレードで利用するローソク足チャートと同じ時間足の場合、非常に早く反応します。反応の早さ故に、上下のブレに振り回されて、ダマシに合うケースも少なくありません。上級者の中には、その早さやブレも含めた上で立ち回る事が出来る方もいますが、高度な技術や経験が必要になります。

2つ上の時間足の通貨強弱チャートであれば、落ち着いてバランス良く中長期トレンドを捉える事が出来るため、ダマシも少なくどのようなトレードスタイルの方にもオススメです。

通貨強弱を武器にしたトレード

通貨強弱チャート、精度を高めるオススメの使い方、表示方法、時間足、時間軸、通貨強弱を武器にしたトレード、スクイーズ、エクスパンション、15分足、1分足、5分足、手法

トレードで使うローソク足チャートの、2つ上の時間足の通貨強弱チャートを表示します。また、通貨強弱チャートは、主要なメジャー通貨が複数表示されるものを使います。

通貨強弱チャート、RSI、RCI、ストキャスティクス、オシレーター系インジケーター、スクイーズ

通貨強弱チャート全体が、スクイーズ状態の時は、多くの通貨がレンジ相場になりやすいため、オシレーター系インジケーターの、売られ過ぎ、買われ過ぎ等の逆張りシグナルでトレードします。(RSI、RCI、ストキャスティクス等)

通貨強弱チャート、ボリンジャーバンド、一目均衡表、トレンド系インジケーター、エクスパンション

通貨強弱チャート全体が、エクスパンション傾向の時は、多くの通貨がトレンド相場になりやすいため、トレンド系インジケーターの、順張りシグナルでトレードします。(ボリンジャーバンドのバンドウォーク、一目均衡表の雲に乗る等)

通貨強弱チャート、市場全体にい勢い、トレンド、順張り、レンジ、逆張り、手法

市場全体の勢いがある時は、トレンドを狙った順張りトレード、落ち着いている時はレンジを狙った逆張りトレード、という立ち回りです。インジケーターのシグナルには、得意な相場、不得意な相場があります。その相場状況を、通貨強弱チャートの形状で判断するという仕組みです。市場全体の勢いを根拠にした、優位性の高いトレードが期待出来ます。

通貨強弱チャート、市場全体にい勢い、トレンド、順張り、レンジ、逆張り、手法、立ち回り

1点だけ注意点があります。順張り、逆張りの両面を取ろうとする場合は、方向性の違うトレードを、頭の中で素早く切り替える必要があり、慣れていない方には難しい面があります。

始めのうちは、順張り、逆張り、ご自身が得意などちらかのみを狙う立ち回りをオススメします。自信と成績が付いてきたら、両方こなす事を目指す等、欲張らずに段階を追うようにしましょう。

以上が、通貨強弱を武器にしたトレードです。成績の向上に向けて、様々工夫出来るポイントはあります。ぜひ、通貨強弱チャートを使いこなし、強い味方にして下さい。

【異国のAI.進撃トレードシステム】では、AIが過去の値動きを分析し、「これからの強弱関係」を重視して、各通貨の動きの傾向が継続しやすい強弱関係に最適化される、通貨強弱チャートを表示する事が出来ます。トレードの強い武器になると思いますので、ぜひ、詳細をご覧下さい。

異国のAI.進撃トレードシステム

今後も定期的に、テクニカル、ファンダメンタルズ共に、トレーダーの皆様のお役に立てる記事を配信予定ですので、ぜひチェックして下さい。

数億回試行の結晶人智を超えたEA

▶詳しくはこちら

関連記事

コメント

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。