祝日や休日による前倒しにも完全対応！！！
【異国のゴトー日】は、ゴトー日に該当する日をラインで一目で確認することができるインジケーターです！
そもそもゴトー日とは？
ゴトー日（ごとうび）とは、5日、10日、15日などの5の倍数になる日のことを指し、このゴトー日では早朝から9時55分の仲値にかけてドル高になりやすいという特徴があります。
仲値とは銀行が顧客と外国為替取引を行う際、その日一日の基準とするレートのことです。為替は秒単位で頻繁にレートが変化するため、顧客との取引のたびにレートが違うとその都度レートを紹介する必要があり、またトラブルのもとにもなります。
そのため、一日にはじめに基準となるレート「仲値」を決定するわけです。仲値は基本的に一日中変化することはありません。
ゴトー日がドル高になりやすい理由について、実は日本で輸入を生業にしているような企業では、「5日締め」「10日締め」「25日締め」などの5の倍数の日に伝票処理を行うことが多いため、海外企業との決算処理や送金で外貨の需要が増え、基軸通貨であるドルが多く買われます。
また、仲値の取引では円とドルの取引が中心となるため、主にUSDJPYで使用されます。
ゴトー日の前倒し
ゴトー日は単純に「5日、10日、15日、20日、25日、30日」と5の倍数の付く日にトレードをすれば良いのかというとそうではありません。
ゴトー日には「前倒し」という概念があります。これは5の倍数の日が祝日や休日だった場合は、その直前の日に前倒しになるというものです。
例えば、25日の月曜日が祝日だったとしましょう。この場合、祝日と土日をまたいで22日の金曜日がゴトー日とされます。
他にも月末が31日まである場合、30日ではなく31日に決算が行われることが多いため31日をゴトー日とするというルールがあります。
2023年5月の例を見てみましょう。
5日はゴールデンウィークで祝日のため前倒しで2日となっています。20日は土曜日で休日のため19日です。30日について、5月は31日までありますので、30日ではなく31日です。
このように、ゴトー日は土日や祝日を考慮する必要があるため、正確なゴトー日を把握することは難しいです。特にMT4のプログラムでは日本の祝日を取得することができないため、ゴトー日を表示してくれる無料インジケーターは無いのが現状です。
※日本の祝日休日だけではなく、「アメリカの祝日も考慮すべき」という考え方もありますが、本インジケーターの前倒しでは日本の祝日休日のみを考慮します。また、今回は2月28日はゴトー日として考えません。
【異国のゴトー日】は祝日・休日、月末を考慮
【異国のゴトー日】では内閣府が公表している「国民の祝日」をもとに、祝日を完全に考慮したゴトー日を計算してラインで表示してくれます。
内閣府が公表している「国民の祝日」では来年分の祝日までしか掲載していませんが、【異国のゴトー日】では自動で定期的に祝日データを取得してくれるため、常に最新の祝日データをもとにしたラインを引いてくれます。
また、月末が31日の場合は30日ではなく31日をゴトー日とみなしてくれます。
自分でゴトー日を確認する場合は、いちいち祝日や休日をしらべたりネットでゴトー日カレンダーを検索する必要がありますが、【異国のゴトー日】では一目で確認することができます！
さらに特に決済が集中してドル高になりやすい金曜日の場合と重なった場合は、ラインを黄色で表示してより分かりやすくしております！
全サーバー時間にも対応
MT4は証券会社によって採用しているサーバー時間が異なりますが(夏時間GMT+3冬時間GMT+2、GMT+0など)【異国のゴトー日】ではパラメータからサーバー時間を設定することで、すべての証券会社でお使いいただくことが可能です！
例えば、夏時間GMT+3冬時間GMT+2の証券会社で朝の9時55分にラインを引きたい場合は、以下のように記述します。
そうすることで、夏時間はサーバー時間で3時55分に、冬時間はサーバー時間で2時55分の部分に自動でラインを描画してくれます。(どちらも日本時間9時55分に該当します。)
PDF説明書付き
MT4への導入方法やさらに詳しい設定等を記載したPDF説明書が付いてくるのでスムーズに導入や設定が行えます！
