【MT4】自作インジケーター!マルチボリンジャーバンド!無料配布!

本記事では、マルチボリンジャーバンドに関する自作インジケーターをご紹介します。
ボリンジャーバンドは、移動平均線とバンドで構成されており、逆張りの際に有効な手段のひとつです。
トレンドの転換期に役立つので、エントリー・決済のタイミングにももってこいです。
「ボリンジャーバンドに関するインジケーターが欲しい」という方は、ぜひご覧ください。

ボリンジャーバンドとは?順張り・逆張り手法を解説!

ボリンジャーバンドの進化版?

ボリンジャーバンドの裏技?のようなものを思いついたので検証してみました。

 

皆さんは普段ボリンジャーバンドを使うとき、偏差をいくつにして使用しているでしょうか?

 

なんとなくですが2.02.5にして使っている方が多いように思います。

 

偏差を大きくすれば大きくするほど、逆張りの精度が向上することは良く知られていますが、それならば3.0などを使用すればいいはずです。

 

なぜ3.0を使っている人が少ないかというと、それはボリンジャーバンドを終値が突き抜ける頻度が少ないからでしょう。

 

今回は、マルチボリンジャーバンドを使って偏差3.0のまま出現頻度を多くしてみます!

 

(本インジケーターはブログの末尾で無料配布しています)

 

ボリンジャーバンドの仕組み

ここでボリンジャーバンドはどのような仕組みのもと作成されているのかを見てみましょう。

 

ボリンジャーバンドは、SMA(単純移動平均線)に、標準偏差をプラス、マイナスしたものです。

 

標準偏差とは、統計学で良く用いられる考え方で、詳しい計算は割愛しますが「そのデータがどれだけ平均から離れているか」を表しています。

 

簡単に言うと、標準偏差はデータが平均から離れれば離れるほど値が大きくなります。

 

そのため、このように青色の移動平均線があった時、相場が大きく動く、つまりこれまでの移動平均から大きく離れたときに標準偏差の値も大きくなりバンドの幅も広がります。

 

標準偏差は統計学の考え方といいましたが、この標準偏差を用いることで、相場がボリンジャーバンド内におさまる確率を導出することができます。

偏差 確率
1.0 68.26%
2.0 95.44%
3.0 99.74%

 

これは例えば「偏差3.0のボリンジャーバンドの間には99.74%の確率で終値が収まる」ということを意味しています。

 

例えば1000本のローソク足があった時、そのうちの997本はボリンジャーバンド内ですが、3本はボリンジャーバンド外にあるということで、統計的に導出されています。

 

トレードでは、このはみ出した3本に対して逆張りを行うことになりますが、1000本中3本しか矢印が出現しないため、まったくエントリーをすることができません。

 

偏差3.0のメリットは、平均から大きく外れたローソク足の為反転が期待できることです。デメリットはその出現頻度が低いことです。

 

そのデメリットである「出現頻度が低い」ことを解消するために考えたのがマルチボリンジャーバンドです。

マルチボリンジャーバンドの考え方

下の画像を見てください。

 

期間10と期間20のボリンジャーバンドを適用したチャートです。

赤線が期間10のBBで、緑線が期間20のBBです。

 

矢印の①~③についてみてみます。

 

①期間10のBBを終値が突き抜けて、次の足が反転しているポイント

②期間20のBBを終値が突き抜けて、次の足が反転しているポイント

③期間10と期間20のBBを終値が突き抜けて、次の足が反転しているポイント

 

このように、片方のBBを突き抜けることもあればどちらのBBも突き抜けることがありますが、ポイントは①~③は全て偏差3.0のBBを越えた箇所であるという点です。

 

つまり、BBの期間を変えれば偏差3.0のBBを終値が突き抜けるポイントは変化するため、その分エントリーポイントが増えるということになります。

 

これをマルチボリンジャーバンドと呼ぶことにします。

 

■作成してみた

それでは、実際に複数のボリンジャーバンドを表示、終値がBBを突き抜けたときに矢印を表示するインジケーターを作成してみます。(今回は精度ではなくエントリーポイントの数に着目しています)

 

表示させるBBの数は適当に7本にし、期間は8~50の間で等間隔に設定しています。

どうでしょうか?

 

かなりの数の矢印が表示されており、偏差3.0を超えているポイントはかなり多いように見えます。

 

ちなみに期間20のBBのみだとこうなります。

こうしてみると差は歴然ですね。

 

偏差3.5!?

では、偏差を3.5にして確認してみます。

 

どの書籍やwebを見てみても偏差3以上で使用している所を見たことがありません。前代未聞ですが、このインジケーターならやってくれそうです。

 

いい感じですね!出現頻度もそこそこあり、矢印の出現ポイントでうまく反転してくれています。

 

本インジケーターは無料配布しておりますので、期間、偏差、通貨ペアなどを変えてみて是非検証してみてください!

 

パラメータ

  • 色…ボリンジャーバンドの色です
  • 太さ…ボリンジャーバンドの太さです
  • 期間1~7…7本のボリンジャーバンドそれぞれの期間です
  • 偏差…ボリンジャーバンドの偏差です
  • 色(買い)…買い矢印の色です
  • 色(売り)…売り矢印の色です
  • アラートON/OFF…ONの時矢印が出たときにアラートを出します
  • メールON/OFF…ONの時矢印が出たときにメールを出します

 

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